
目次
はじめに
日本人なら誰でも知っている“紫蘇(しそ)”。
この紫蘇に驚くほどの美肌効果があることをご存じですか?
紫蘇は食べてよし、肌につけてよしの、健康な美肌の味方となってくれるものなのです。
まだまだ数は少ないですが、その素晴らしい効果に目をつけた紫蘇化粧品も誕生しました。
なぜ紫蘇が化粧品で使われるようになったのか、理由を紐解いていきましょう!
紫蘇がでてきたら残さず食べよう!なぜなら・・・?
紫蘇といえば、まずは食べることを一番に頭に浮かべますよね。
梅干しや紅ショウガを漬けるときに色づけに使う赤じそ。
揚げ物の間に挟んで味を引き締める青じそ。
お刺身の下に敷いて、かつらむきの大根と一緒にそのまま食べる紫蘇。
内緒話ですが、有名ホテルのシェフから「バジリコソースを作る時に、青じそ(大葉)を10枚一緒にミックスすると最高に美味しく、独特の風味が出るんだ」と教えてもらったことがあります。
試してみたのですが、一般的なレシピの味よりも、この一手間だけで本格的な味に変わってびっくりしました。お料理に使う食材としても万能なんですね。
多くの食材が年間通して販売される時代で、ハウス栽培農家も多い紫蘇も必ずといっていいほど生鮮食品売り場にいつでもあります。
ですが、家庭菜園をして育てたことがある人ならすぐに答えられると思いますが、紫蘇の旬は初夏から夏。
香りが強く生き生きとした風味で別格の味です。
もしこの時期に地物の紫蘇を発見したら見逃し厳禁です。
生でいただくのに適しているのは青じそ。
赤じそはやや固いので、上記のような定番レシピでもわかる通り、紫蘇の食感を楽しむ食べ方ではなく色づけや風味を利用することがほとんどです。
ただし、栄養としては青じそも赤じそもおおむね同じです。
強い殺菌力があり、お刺身などの生ものと一緒に食べるには最高のサポート役。
夏場のお弁当に梅干しを一個入れておくだけで、周辺のご飯もおかずも腐れにくくなると言われていることもよく知られています。
付け合わせの紫蘇を残す人も多いですが、食中毒予防にも一役買いますので、是非残さず食べてもらいたいです。もちろん紫蘇の素晴らしさは殺菌作用だけではないんですよ。
アレルギー対策に歴史ありのシソエキス!
紫蘇はアジアに広く分布していて日本人には昔からなじみの深い植物ですが、同じシソ科の植物でも欧米ではバジルやミントがポピュラーです。
近年では紫蘇を欧米に輸出して広める動きが活発になっているので、外国人の方が紫蘇の良さを認知する未来も近いかもしれません。
生の葉はもちろんのこと、日本の家庭でも昔からよく作られていた「紫蘇ジュース」という形で商品化されたものも販売されているようです。
紫蘇ジュースは味が美味しいという理由だけではなく、アトピーやぜんそくなどのアレルギーなどを抱えたお子さんに親御さんが飲ませている家庭も多い食品です。
厚生労働省が発表している「花粉症の民間医療について」という情報でも、アレルギーの一種である花粉症の健康食品での代表的な民間療法に「シソ」が挙げられていました。
紫蘇にはTNF-α抑制という働きがあります。
TNF-αというのは、体内に増えるとアレルギー症状が発症してしまう炎症性サイトカインと呼ばれるものです。
この動きを抑えることで、アレルギー発症も押さえ込むのです。
つまり一番アレルギーで辛い症状である、かゆみを予防できることになるのです。
だったら紫蘇化粧品はアレルギー持ちの肌にいいんだね!と思われるかもしれませんが、それだけではありません。
紫蘇は他にもすごいパワーがあるのです。
シソエキスは肌に必要な働きを楽々クリア!
シソエキスは抗アレルギー作用だけではなく、保湿剤・抗炎症剤としても優れています。
敏感肌・乾燥肌などのデリケートな肌質の人はもちろん、汗をかいた後の肌のバリア機能が低下してかゆみを感じる時に使うと感動してしまうかも!?
普段は敏感肌ってわけじゃないけど、夏場の汗ばんだ時には刺激を感じる・・・という方にもオススメです。
自宅でたくさん紫蘇が採れるという方が、時々生の葉をまとめてお風呂に入れて入浴剤代わりに使うという話もよく聞きます。
肌がしっとりしてかゆみを抑え、香りでリラックスでき、血行を良くして肩こり・腰痛にも役立ち、風邪予防にもなる、お手軽な民間療法。
人工的な入浴剤とは違った自然の優しい香りで心もほっとするので、効果うんぬんを考えていなくても楽しいバスタイムが過ごせますよ。
ちなみにシソエキスのエッセンシャルオイル(精油)などもあるのですが、アロマオイルの場合はペリラアルデヒドという成分の濃度が濃くなり肌を刺激することがあるので、香りだけで楽しむようにします。
ペリラアルデヒドが肌を刺激するなら、化粧品に使ったらダメなんじゃないの?というご心配は無用です。
安全性の高い化粧品として使う場合は、ペリラアルデヒドを除去したエキスを使用し、化粧水・乳液・クリームなどに配合します。
アロマオイルにはなぜ配合されたままなのかというと、ペリラアルデヒドがあの紫蘇独特の香り成分だからです。
アロマオイルの場合は香りが重要視されますので、この成分は外せません。
また、本物の葉をお風呂に入れる程度では人体に影響ありませんので、こちらもご安心ください。
注意すべきはこのペリラアルデヒドが配合されているかどうか、そして、自然の力を肌にしみこませるので、安全性が高いものを選ぶ必要があります。
紫蘇化粧品はこんな風に便利
紫蘇の魅力がわかってきましたか?
紫蘇化粧品と呼ばれているものは、化粧品成分表示名称に「シソ葉エキス」と表記されています。
生の紫蘇なんて庭がないから生えてない!毎日入浴剤で使えるほど家庭菜園のスペースも広くない!という場合は、何より育てるなんて面倒くさい!という場合は「シソ葉エキス」を効果的に配合した紫蘇化粧品を使うと簡単です。
第一に化粧品の必須項目「保湿」の働きが優れています。
肌がダメージを受けやすい条件のひとつは、肌が乾燥している状態になっていること。
保湿がしっかりしていなければ、健康な肌はありえません。
その後、トラブル肌や肌が弱い人にはシソエキスの炎症作用がダメージを押さえ込みます。
紫蘇化粧品を乾燥で悪化しがちなアトピーや敏感肌の人も安心して使うことができるのは、「高い保湿力と炎症作用の両方が優れているから」なんですね。
もちろん顔だけではありません。
ボディ用化粧品にも肌のハリをピンとさせる働きがありますので、体全体にシソエキスが使えます。
刺激が強い化粧品は使えない肌がデリケートな方、本物の自然派化粧品を選びたい方は、紫蘇化粧品がオススメですよ!

紫蘇エキス化粧品シリーズ
紫蘇化粧品の定番!
お肌が弱い、外部の刺激や季節により不調をきたしやすい…。最近、敏感肌の女性が増えています。お肌はとても繊細です。実は多く方はもともと敏感肌だったわけではなく、精神的なストレスや食生活、不規則な生活など環境の変化が原因でお肌が不安定に傾いている場合がとても多いといわれています。
敏感肌になっているときは、肌の水分保持力が低下して、お肌が乾燥状態に…。こんな時こそ保湿をしっかりとしてくれる「シソ葉エキス化粧品シリーズ」をご活用ください。