
目次
乾燥肌は体質のせいなの?
辛いかゆみを伴うこともある乾燥肌。長年さまざまなケアを施してきたけれど、少しも改善する気配がない、とがっかりされている方も多いのではないでしょうか。
生まれつきのものだから仕方がない、と考えている方も多いことと感じますが、この乾燥肌は実は「体質改善」によって軽減することができるかもしれないのです。
肌表面のケアだけではなく、体の内側から体質そのものを乾燥から遠ざけると考えれば、なんだか効き目に期待ができるようにも感じますよね。
今回は、辛い乾燥肌を「体質改善」によって軽減する方法、または乾燥しないために普段から気を付けることなど、ここから詳しくご紹介していきます。
乾燥肌を撃退!体質改善のために必要な4つのポイント
乾燥肌から脱却するための体質改善。言葉だけを聞けば、なんだかとても難しいことをしなければいけないのではないか?と少し不安になってしまう方もおられるでしょうか。
しかしこの体質改善、実は日常生活の中で少しだけ意識してあげればいいことばかり。
改善すべき点は多方面から上げることができますが、今回は少し意識をしてみるだけでできる、簡単な4つのポイントを見ていきましょう。
水分を積極的に摂ろう
まず気を付けておくべき点として、水分を積極的に取るという点があげられます。
乾燥肌の方や、肌の内側が乾燥しているいわゆる「インナードライ肌」の方の肌は、水分量が不足していることによって肌が乾燥していることになりますよね。
体の内側にしっかりと水分がない状態では、まず内臓など生命を維持するために必要な重要な機関の方に水分がとられていきます。
肌への水分補給は後回しにされてしまうので、新しく水分が補充されなければ、いつまでたっても水分が肌に十分量回されることはありません。
また、体内に水分が少なければ、体中に栄養と酸素を運んでいる「血液」の流れも悪くなってしまい、肌にしっかりと酸素が行き届かないことでターンオーバーまで乱れてしまう結果に。
水分補給を今までよりも意識的に摂るようにすることは、肌だけではなく健康維持の観点からも有効な対策といえますよ。
ただし、ここでいう水分にジュースやコーヒー紅茶、アルコール飲料は入りません。
ミネラルウォーターやカフェインが入っていない麦茶などで水分補給をしましょう。寒い季節や冷えに悩まされている方などは「白湯(さゆ・しらゆ)」がおすすめになりますよ。
1日の目安はおよそ2リットル前後。体質やその日の体調によって調節してみてください。
適度な運動でしっかりと汗をかく
皮脂は最上級の保湿クリームだという言葉を聞いたことはありませんか?
乾燥肌の方はこの皮脂が少ないことから、肌バリアが機能しておらず、むき出しの肌が刺激を受けやすくなっている状態だと言えます。
そして、この皮脂をきちんと出すために必要になるのが、汗を流す程度の「運動」になります。
汗をかくことによって、汗腺にたまっている不必要な汚れや雑菌などを洗い流し、皮脂を出す場所である皮脂腺の詰まりもきれいにしてくれる効果が期待できるのです。
現代では運動不足や空調機能の発達により、汗をかく機会が少なく、汗腺が未発達な方も多くおられるのだとか。
未発達な汗腺からの汗は不純物が多く、嫌な臭いもついてくることとなりますが、定期的に汗をかくことで汗腺も鍛えられます。
鍛えられた汗腺からは、においもなくサラサラとした、体にとって「いい汗」を流すことができるようになりますよ。
食事の重要性を見直して
乾燥肌だけではなく、体の健康にとっても必須となる「食事」。
体質改善のためには、避けて通れない重要なポイントだということができるので、普段の食生活を今一度見直してみましょう。
この際に見落としがちなのが、ビタミンやミネラル分だけを重視し、たんぱく質を控えてしまうこと。
女性にとって肌トラブルと並ぶ悩みごとの一つである「ダイエット」のために、お肉類はあまり食べないことにしているなどということはありませんか?
肌以外にも髪や爪など、体の表面部分を構成している主成分はタンパク質です。このタンパク質が不足すれば、肌を健やかに保つことが難しくなるのは自明の理ではないでしょうか。
ある一点の食材を摂取するのではなく、あくまでもバランスよく摂取することが大切なので、今の食生活の中で不足している成分は何か?を追及してみることが大切になります。
部屋の湿度にも気を配って
風邪対策などでも有効になる部屋の湿度管理は、乾燥肌の対策にもとても重要になるのです。
びっくりするほど基本的なことですが、よほど乾燥が進んでいない限り気が付かないという方も多い、ちょっとした落とし穴的なポイントですね。
体質改善そのものというよりは、今よりも乾燥が進んでしまうことによる、バリア機能の低下からの乾燥という悪循環を予防するための措置になります。
部屋内の湿度は50%前後に保てるよう意識してみましょう。
体質改善と同時に気を付けたいこと
ではここからは、なにかを与えるのではなく、できるだけしないように意識をする点から、体質改善の方法を見ていきましょう。
与えるばかりではなく、引くという行動もとても大切なことになりますよ。
刺激になる行動はなるべくしない
基本的なこととなりますが、肌に対して余計な刺激は与えないように気を付けていきましょう。
スキンケアアイテムを刺激の少ないものに変える、なども有効ですが、より意識をしてほしいのは「こすらない」こと。
かゆみを伴う乾燥肌の場合、ついつい掻きたくなってしまいますが、これも厳禁ですね。
かゆみ止めの成分が含まれたクリームなどを活用して、できるだけ肌に刺激を与えないようにしましょう。
また、冬場など寒い季節は、肌に当たる衣類の刺激にも注意が必要です。
バスタイムもぬるめのお湯がベスト
肌に対してなるべく優しく接するということが、乾燥肌の対策には一番なのかもしれません。
したがってバスタイムのお湯の温度にも気を配ってみましょう。
温かいお風呂、特に冬場は冷えないようにと熱めのお湯を張る方も多くなってきますよね。しかし、熱すぎるお湯は、わずかに残っていた肌の油分を根こそぎ奪ってしまう原因になりかねません。
ベストな温度は38~39℃。これでは冷えてしまうと感じるようなら、入浴剤を活用してみると、体の芯から温まることができるのではないでしょうか。
肌のケアにはできるだけ優しいアイテムを
肌も体の一部なのだと考えれば、乾燥肌の対策に体の内側からアプローチをすることはとても有効な対策と言えるのではないでしょうか。
今日からでもできることばかりなので、是非一つでも実践をしてみてくださいね。
しかし、いくら体質改善したからといって、毎日のスキンケアを疎かにしていいというわけではありません。乾燥肌のスキンケアで大切なのは、高い保湿力と肌への優しさ。
そこでおすすめしたいのが「紫蘇エキス化粧品シリーズ」です。
古くから漢方としても使われてきた紫蘇の高い保湿力と、和漢の優しさで、肌本来の力を底上げしてあげましょう。
体質改善と相まって、少しずつうるおっていくお肌を実感することができるのではないでしょうか。

紫蘇エキス化粧品シリーズ
シソエキスを活用!
体の内外からうるおいケアを
お肌が弱い、外部の刺激や季節により不調をきたしやすい…。最近、敏感肌の女性が増えています。お肌はとても繊細です。実は多く方はもともと敏感肌だったわけではなく、精神的なストレスや食生活、不規則な生活など環境の変化が原因でお肌が不安定に傾いている場合がとても多いといわれています。
敏感肌になっているときは、肌の水分保持力が低下して、お肌が乾燥状態に…。こんな時こそ保湿をしっかりとしてくれる「シソ葉エキス化粧品シリーズ」をご活用ください。