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肌荒れで赤みが出る原因とは
肌荒れと一言で言ってみても、表面に出てくる症状は人によってさまざまです。
乾燥したようなかさつきが気になったり、ニキビができたり。ひどくなるとかゆみや痛みを伴う肌荒れもあります。
これらひどくなってしまった肌荒れに共通しているのが、肌の「赤み」。
実は肌荒れの際に出てくる赤みは、放っておくとどんどん肌トラブルを引き寄せてしまう結果にもなりかねません。
何故肌荒れで赤みが出てしまうのか、まずは考えられる原因を見ていきましょう。
赤みが出るメカニズム
肌荒れで赤みが出る際に考えられる原因は、肌内部に流れる血液が関係してきます。
肌が荒れてしまった場合、体は治癒のために栄養や水分を肌全体にいきわたらせるために、血流を増やすよう動き出します。血流が増えれば顔の肌内部に廻っている毛細血管も太く膨らみ、血液を全体へと届けていきます。
この際の広がった血管や盛んになった血流こそが、肌荒れの際の赤みの原因です。簡単に言ってしまえば血の色が透けて見えているということ。
通常は肌荒れが治まった時点で血管の太さも元に戻ります。しかし、敏感肌の方や間違ったケアをしてしまうことで、肌が薄くなってしまった方の場合は、この盛んになった血流がそのままになってしまうことも。
常に肌の赤みに悩まされている方は、まずは毛細血管を沈めるように意識する必要があるのです。
ヒリヒリしたり、かゆくなるメカニズム
肌荒れの際にひどくなると化粧水が沁みてヒリヒリしたり、かゆみを伴うこともあるでしょう。この症状の原因は、多くの場合乾燥などから肌のバリア機能が低下していることで起こります。
肌荒れの最中は、肌内部はもちろん肌の一番表面に当たる「角質層」もダメージを受けていることが多くなります。
外部から受けるさまざまな刺激から守ってくれている角質層が、きちんと働けない状態になっていることから、少しの刺激にも敏感に反応してしまうのです。
また、気になるからと何度も触ることによってかゆみを誘発し、悪循環になっているケースも考えられます。
肌荒れの赤みを治す対策法
では実際に肌荒れの赤みに対処をするには、どのような方法があるのでしょうか?
メイクで無理やり隠すのは肌のためにならないので、普段の生活でできることから行ってみましょう。
肌に刺激を与えない
まず何よりも気にすべきことは、「肌に刺激を与えない」ことです。
赤みを帯びた肌荒れは、本当にひどくなると水ですら沁みてしまう、という場合もあります。
これほどひどくなってしまう前に、まずは肌に対して余計な刺激を与えないように徹底しましょう。
気になるから手で触ってしまう、ということがNGなのはもちろん、髪や服が当たることも避けておいた方が無難です。
肌荒れの最中だけでも髪は縛っておく、服の素材も肌当たりの優しいものに変えるなど気を付けてみましょう。
優しく保湿ケアを
そして低下した肌のバリア機能を回復するには「保湿」がとても重要になります。ごくシンプルな保湿ケアで肌内部の水分量を回復してあげましょう。
肌が赤みを持っている間は、炎症が原因となって火照っている場合もあります。なので肌のクールダウンのために化粧水を使うのもおすすめです。
これでも刺激を感じるようならば、浸透効果のない「ワセリン」を使って、肌の保護をしてあげましょう。
その時の肌の状態によって、保湿の仕方も調節してみてくださいね。
セルフケアで効果が見られないときは病院へ
基本的にひどい肌荒れの際には、肌の保湿以外でできることはあまりありません。触れば触るほど刺激になってしまうので、保湿の際にも最低限の接触が望ましいくらいです。
なので、セルフケアを続けてみたけれど一向に改善に向かわない……というときは無理をせずに病院にかかり医師の診断を仰ぎましょう。
肌荒れくらいで病院?と考える方もおられるかもしれませんが、赤みがひどい肌荒れは放っておくと色素沈着や皮剥けなども起こってきます。
対処が遅れるだけ、改善までの時間もかかるようになってしまうので無理は禁物です。
肌荒れを起こさないためにできること
ではここからは、そもそも赤みを引き起こさないで済むように、肌荒れの予防法を見ていきましょう。
できてしまってからの対策よりも、起こさないことが何よりだといえるので、しっかりと把握しておきましょう。
食・生活習慣の改善
体の健康は肌の健康に直結しているといえるので、まずは普段の食・生活習慣を見直してみましょう。
脂っこいものや甘いものばかり食べている、または反対に極端なカロリー制限をしている……どちらにしても体を健やかに保つためにはNGな行為です。
食生活は体の元となるものを摂取していることになるので、肌をきれいにするためにも、バランスよく摂取するのが何よりも大切になります。
偏った食事になっていないか、外食ばかりになっていないかなど気を付けてみましょう。
また、生活習慣としては睡眠不足と運動不足の自覚がありませんか?
睡眠不足はターンオーバーを乱しますし、運動不足は体に不純物をため込んでしまう結果になりますので、睡眠と運動はどちらも肌を健やかに保つためには必須な行為です。
いきなりすべてを改善することは難しいので、できるところから意識して改善してみましょう。
自分に合ったスキンケア方法を
またスキンケアにおいても、しっかりと自分に合った方法でできているか確認してみましょう。
使い心地や効果はもちろん、スキンケア商品のテクスチャーが合わないことが原因で肌荒れを起こす、というケースもあります。
スキンケアの時間はリラックスタイムであるとも言えるので、使っていて気持ちいいと感じるものを選ぶのが一番です。
スキンケアにもその時代によってはやりがありますが、流されることなく自分に合ったものを探していきましょう。
毎日の積み重ねできれいな肌に
今回は肌荒れの際の肌の赤みに関して、いろいろと紹介してきました。
ひりひりと痛かったりかゆみを伴ったり、不快な症状はもちろん、真っ赤な頬になってしまうとメイクでも隠し切れないので、本当に深刻な問題です。
しかし、肌荒れも赤みも肌からのSOSだということもできます。間違ったケアや生活習慣そのものを改善してもらうために、肌が出しているサインなのかもしれません。
今一度自身を見直して、きれいな肌のための毎日を送ってみましょう。
スキンケアを見直してみるのも一つの手ですが、おすすめは古くから愛されてきた和のハーブである「紫根エキス」。
肌そのものの力を底上げしてくれるので、トラブルを寄せ付けない強い肌へと導いてくれるでしょう。

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