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オイリー肌には2つの種類がある
洗顔方法やスキンケアなど、オイリー肌にいいと言われている方法をたくさん試してきたのに、なぜかちっとも改善しない…なんて悩んでいる方が多いのではないでしょうか。
人の肌は本当に千差万別で、誰かにとっては画期的な改善方法であったとしても、自分にそれが当てはまるとは限りませんよね。
しかし、ほんの少し自分の肌をよく知ってみることで、オイリー肌を改善へと導けるかもしれません。勘違いしていたかもしれない自分の肌タイプを、まずはしっかりと見極めてみましょう。
体質的な問題から来るオイリー肌
一般的にオイリー肌とは、皮脂の分泌が過剰になってしまうことで、メイク崩れやテカリの問題が出てきます。
しかし、オイリー肌とは実は肌本来の力が強いものであることが多く、皮脂が多くてべたつくことがあったとしても、同時に「肌の水分保持力」が高いケースが多くなっています。
医学的な面から見たオイリー肌とは、水分量も皮脂量も多いものを指すのです。
遺伝的な問題で皮脂が過剰に分泌しやすい、またはストレスや思春期などが原因となって、ホルモンバランスが崩れていることなどが原因となってオイリー肌になっているのかもしれません。
このような場合は、皮脂の過剰分泌さえ抑えることができれば、きれいな肌へと変身できる可能性が高いといえるのです。
インナードライによるオイリー肌
反して同じべたつきが気になる肌でも、インナードライになっていることが原因のオイリー肌の場合は、皮脂の分泌量は多いのに肌の水分量は減っている状態になっています。
内側が乾燥していることから「インナー(内側)ドライ(乾燥)」と呼ばれるのですね。
インナードライが原因となってオイリー肌になっている場合、皮脂の過剰分泌を抑えることと同時に、肌内部の水分をキープする力も呼び起こさなければいけなくなってしまいます。
一般的なオイリー肌よりも慎重な対策が必要となってくるので、自分はただのオイリー肌だからと皮脂を取ることだけに注意していないか意識してみましょう。
皮脂の取りすぎは内側の乾燥を進めてしまい、よりオイリー肌が進行してしまう原因にもなってしまいますよ。
オイリー肌さんの正しい洗顔方法とは
では実際にオイリー肌の方がとるべき洗顔方法とは、どのような物になるのでしょうか?
オイリー肌さんだけではなく、基本としなる正しい洗顔方法と一緒に、一般的なオイリー肌さんとインナードライによるオイリー肌さんへのおすすめ洗顔方法を見ていきましょう。
正しい洗顔方法
まずは基本となる正しい洗顔方法から。
本当に基本的なことばかりになるので、そんな事もう知っているよ…。なんて思うかもしれませんが、今一度おさらいをしておきましょう。
- 最初に手をきちんと洗う
- 顔を水orぬるま湯でしっかりと濡らす
- 洗顔料を掌でしっかりと泡立てる
- 皮脂が気になるところから泡を置いていき、手でこするのではなく泡を転がすように優しく洗う
- 手のひらでこするのではなく、水またはぬるま湯を顔にかけるようにしてしっかりと泡を流す
- タオルを肌に押し当てるようにして水気をふき取る
以上が正しい洗顔方法になります。
思っていたよりも工程が多いので、毎日の洗顔できちんとすべてやっている、という方は案外少ないのではないでしょうか。
一度自分の洗顔方法と比べてみてくださいね。
オイリー肌さんにおすすめしたい洗顔法
ではここからは、正しい洗顔方法と同時に気を付けておくべきことを見ていきましょう。
一般的なオイリー肌とインナードライ肌では、気を付けるべきポイントが違ってくるところもあります。
同じオイリー肌というカテゴリだけでわかるのではなく、もう一段階踏み込んで肌のケアをしていきましょう。
一般的なオイリー肌さんが気を付けるべきことは以下の通り。
- 洗顔のし過ぎはNG
- 朝の洗顔も洗顔料を使って
皮脂の分泌が多すぎるからと、1日に何度も洗顔をしているなんて方はいませんか?
一般的なオイリー肌の場合、乾燥とはあまり縁がありませんが、それでも過剰な洗顔は肌内部の水分も奪ってしまいがちです。
特に洗顔料を使った洗顔は、朝と夜の1日2回までにしておきましょう。
また、反対にオイリー肌でも朝の洗顔は水だけでいいなんて情報もありますよね。しかし、一般的なオイリー肌さんの場合は、朝も洗顔料を使った洗顔がおすすめです。
皮脂が過剰に分泌されてしまうことは、べたつきやテカリだけが問題になるわけではありません。分泌された皮脂はそのままにしていると「酸化」してしまい、肌にとってダメージを与える物体となってしまいます。
夜寝ている間にも皮脂は分泌され、分泌された皮脂は夜の間に酸化してしまいます。
この酸化してしまった皮脂をしっかりととるには水だけでは不可能なので、朝も洗顔料を使った洗顔がおすすめなのです。
インナードライによるオイリー肌さんが気を付けるべき点は以下になります。
- 洗顔料を使っての洗顔は1日1回で十分
一般的なオイリー肌さんの反対を行くように、肌内部の水分量が少ないインナードライの肌は、少しの刺激にも敏感に反応しやすくなっています。
過度な洗顔がNGなことはもちろん、洗顔料による刺激自体に耐えられない場合もあります。
なので、できるだけ洗顔料を使っての洗顔の回数を減らすように意識してみましょう。
1日の汚れを洗い流すことになる夜の洗顔は大切なので、朝は水もしくはぬるま湯だけの洗顔にしておくことがおすすめです。
水だけだとどうしても気になるという方は、水ではなく少し温かめのお湯で洗顔をすると皮脂によるぬるつきが少しは気にならなくなりますよ。
ただし、くれぐれも熱いお湯で洗顔をしないように気を付けましょう。
洗顔後のケアも大切
ここまでオイリー肌さんの洗顔についてご紹介してきました。
さっぱりとした気分になれる洗顔は、オイリー肌さんにとってこだわりたいケアの一つでもありますよね。
しかし、同じように洗顔後のスキンケアもとても重要な物。
洗顔を終えた後の肌は、何もついていなくてさっぱりと感じるように、とても無防備な状態です。
皮脂などの肌バリアを失っている状態になるので、そのままにしておけば肌内部の水分は蒸発し放題に。
洗顔後は速やかに化粧水や美容液、乳液などで保湿ケアをしてあげましょう。特にお風呂での洗顔は、湯温が高くなりがちなので乾燥も進みやすくなります。
優しくタオルで拭いた後は、何をおいてもスキンケアを一番にしてくださいね。
正しい洗顔、スキンケアでサラサラ肌に
今回はオイリー肌さんの洗顔について少し詳しくご紹介してきました。
肌のタイプについては気にするものですが、なぜその肌タイプになってしまったのか、といった原因はなかなかわかりづらいことから、間違ったケアをしている方も多く見られます。
自分の肌タイプになった洗顔によって、少しでもオイリー肌が改善できればうれしいですよね。
また、オイリー肌さんの洗顔やスキンケアは、アイテムをしっかりと吟味することも重要です。
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