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皮脂の分泌が多すぎる「脂性肌」とは
テカテカギトギト、皮脂が多すぎるとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
メイクノリが悪い、メイクをしていても崩れやすいなど困ったことが多く感じられる皮脂ですが、肌にとってはなくてはならない大切な脂分でもあります。
この皮脂の過剰な分泌はなぜ起こってしまうのでしょうか。考えられる原因やそもそも「脂性肌」とはどのようなものなのかといった、基本的なところを見ていきましょう。
脂性肌とは
脂性肌とは普通肌に比べて皮脂腺の活動が活発なことから、皮脂が多く出てしまう肌質のこと。
遺伝的な体質の問題であることから、思春期などホルモンバランスの乱れ、ストレスや食生活など脂性肌になる原因は多岐にわたります。
一般的に脂性肌と呼ばれている方の肌質は、肌の水分量、皮脂量ともに普通肌よりも多い状態の肌となります。
しかしながら、皮脂量、水分量ともに決められた数値があるわけではありません。
よって、脂性肌とは、自分で自分の肌の脂っぽさが気になれば、それが脂性肌だということができるのです。
インナードライの可能性も
一般的な脂性肌は水分量、皮脂量がともに多い状態を指すと紹介しました。
しかし、脂分が多くてテカっているのなら、皮脂をこまめに取ればいいと考えていませんか?
この考え方にのっとって、過剰な洗顔やごしごしと刺激の強い洗顔をしてしまうと、必要な皮脂まで洗浄してしまうことになってしまいます。
必要な皮脂まで流してしまえば、体は肌を守るためにより皮脂を分泌するよう促します。
これを繰り返してしまうと、肌の水分量は変わらないまま、皮脂の分泌量だけが過剰に増えてしまうことに。
Tゾーンは皮脂が多くてテカっているのに、口元は乾いているなんて方は、インナードライ肌になっている可能性があります。
思い当たることがある方は、スキンケアの方法を今一度見直す必要があるかもしれませんね。
皮脂を抑えるための5つのポイント
脂性肌とはどのようなものなのか、といったところを見てきました。
しかし、一番気になるのは皮脂を抑えるにはどのような対策方法があるのか?といった点ではないでしょうか。
それではこれから、気になる5つの対策方法を見ていきましょう。
脂性肌も保湿が重要!
インナードライ肌だけではなく、脂性肌にとっても保湿はとても重要なものになります。
脂性肌だからこれ以上皮脂が出ないようにと、洗顔だけにこだわっていませんか?
まだ代謝の活発な20代とは違い、30代、40代になれば一度崩れた肌バランスを整えるのはとても難しいことになります。
過剰な洗顔を行い保湿を怠っていれば、必要な皮脂まで落としてしまい、結局皮脂の過剰分泌を促すことになってしまいます。
今ある分の皮脂だけで十分だと、肌自体が判断できるように、外側からの保湿も必要になってくるのです。
もちろん、過剰な保湿をする必要はありません。自身の肌に合ったアイテムで、徹底的な保湿を心がけましょう。
食生活の改善
肌質を改善するにはスキンケアだけを見直すのではなく、根本的な体質そのものを改善させる必要があります。
自身の食生活を見直してみて、ジャンクフードや外食が多くなっていたりしませんか?または過剰なダイエットを行ったりしていませんか?
体の健康はダイレクトに肌へと反映されます。
肌のことを考えるのならば、体を作る原料となる食事に気を使うことも、とても大切なことになるのです。
基本的にはバランスよく食べることが一番。脂性肌の方の場合は、バランスよく食べる中で少しだけ脂っこい料理を控えめにしてみましょう。
自分ならではのストレス発散を
肌質に限らず、さまざまな不調の原因となることが多いストレス。
特に女性がストレスをためすぎてしまうと、男性ホルモンが優位になることでホルモンバランスの乱れまで招いてしまう結果になります。
また、男性ホルモンは皮脂の分泌もつかさどっているので、より皮脂の分泌を促すことになってしまいます。
毎日の中で、少しだけでもほっとできる時間を作るなど、自分ならではのストレス発散方法を見つけ、なるべくストレスをためないように心がけましょう。
適度な運動でしっかり汗をかく
運動、またはバスタイムにゆっくりと湯船につかることでも構いません。
空調機能が発達した現代では、なかなか汗をかくという機会が少なくなっているので、意識して汗をかく機会を設けてみましょう。
日常的に汗をかく習慣をつけることで、汗腺を鍛えることができます。
また、運動をして代謝を正常にすることができれば、肌バリアが正常に働きやすくなる下地を作ってあげることができるようになりますよ。
あぶら取り紙は上手に活用して
脂性肌の方にとって必須アイテムでもある「あぶら取り紙」。昨今ではあぶら取り紙よりもティッシュオフの方が肌に優しいなんて声も聞こえますね。
しかし、これはあぶら取り紙の使い方を間違っているだけ。
正しく使うことができれば、脂性肌の皮脂を抑えるためにはとても便利なアイテムになります。
あぶら取り紙を使用した場合、考えているよりも多くの脂が取れて、なんだか楽しくなってしまうこともありますよね。何度も何度も肌に充てて、「こんなに取れた!」なんてしていませんか?
あぶら取り紙は皆さんよく知っているように、軽く肌に充てればそれだけで十分脂をとることができます。
こする必要もなく、気になる場所にそっと充てればそれでOK。まだとれるから、と何度も当てることがなければ、肌にとってはあぶら取り紙が一番ですよ。
適切にあぶら取り紙を使って、過剰な皮脂を抑えていきましょう。
しっかり保湿でサラサラの肌に
皮脂が過剰に分泌される脂性肌の場合、できるだけさっぱりとしたスキンケアをして皮脂を抑えたいと考えがちですよね。
しかし、上記までで紹介してきたように、脂性肌であっても保湿は重要なスキンケアとなります。
そしてどんな肌質の方であっても、スキンケアをする際に共通して言えることは、あくまでも優しくケアをすること。
肌に刺激を与えることは、専門の医師などプロの手にかからない限り害悪しかありません。
そこでおすすめしたいスキンケアアイテムが「紫根エキス化粧品シリーズ」。和漢をはじめとした有効成分が、優しくお肌を潤してくれます。
スキンケアは毎日することだからこそ、本当にお肌に優しいアイテムを選んでくださいね。

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