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乾燥肌における湿疹の原因とは
乾燥肌の方にとって、寒い季節はより乾燥が激しくなってしまうので苦手だと感じている方も多いのではないでしょうか。
この乾燥肌、改善が難しいという点も厄介なポイントと言えますよね。長年ケアをしていても一進一退を繰り返しているのが現状だという方も多いと思います。
しかし、少しずつでもあきらめずにケアを続けることが大切になります。特に乾燥肌の改善を放置してあきらめてしまうと、乾燥、かゆみの次には「湿疹」が出てしまうことに。
乾燥することによって敏感となった肌は、少しの刺激でもかゆみを感じてしまうこととなり、このかゆみに任せて掻きむしってしまうことがきっかけとなって「湿疹」が出てしまうのです。
ただ乾燥しているから湿疹が出てしまうわけではなく、「掻く」という行為がトリガーになってしまい、また湿疹が出てしまうことによって肌の乾燥が進んでしまうという悪循環が生じます。
一時的なものである場合と「乾燥性皮膚炎」という皮膚病になっている可能性もあるので、地道にケアを続けていくことが何よりも大切だとわかっていただけるのではないでしょうか。
湿疹ができてしまった!3つの対策法
では実際に湿疹が出てしまった場合、どのような対策をすることができるのでしょうか。
一時的なものですぐに治る場合、「乾燥性皮膚炎」になっていた場合のどちらでも、基本的には同じ対策方法となるので、まずは自宅でのケアを紹介していきます。
すぐにできることばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
炎症を抑えるのが先決
赤みがひどかったり、かゆみがひどくて湿疹が出た後に掻きむしってしまったなど、炎症がひどい場合は何よりも炎症を抑えるのが先決となります。
よく効く保湿剤があったとしても、かゆみを伴う炎症が起こったままでは、結局のところ睡眠中など無意識の間に掻きむしってしまい、保湿の効果を期待することができません。
まずは自身に合ったかゆみ止めなどを用い、炎症やかゆみを抑えましょう。
カサカサぶつぶつとなってしまった肌に対して、かゆみ止めを塗るだけで終わらせるのは抵抗があるかもしれません。しかし、炎症を起こしている最中は保湿剤でも刺激にしかなりえませんので、順番を間違えないようにしましょう。
外用薬を上手に使おう
いつまでも湿疹が収まらない、かゆみが激しくて夜も眠れないなどあまりにもひどい症状がある場合は、自身でなんとかしようと考えるよりも、皮膚科にかかるのが一番です。
自身だけでなんとかしようと無理をすることはおすすめできませんが、ごく初期の間に収められるようならば、市販の外用薬を使用することも賢い手だと言えます。
市販薬の中にもステロイドが配合されているものがあるので、一時的に外用薬を上手に活用することによって、早期に湿疹を抑えてしまいましょう。
ステロイドと聞くと、副作用が怖い薬だと感じる方も多いのではないでしょうか。確かに素人が長期的にむやみに使うことは絶対におすすめできません。
しかし、用法容量を守れば、ステロイドは炎症を抑える際に非常に効果的な物質でもあります。
用法をしっかりと把握し、上手に外用薬を活用しましょう。
刺激を与えないことも大切
一番手軽にできることであると同時に、ある意味一番難しい対策法とも言えますね。
湿疹が出ている間は、できるだけ刺激を与えないことが何よりも大切です。上記で紹介したように、外用薬を塗る以外は保湿剤でも刺激になりかねません。
かゆみを伴っている場合など、より難しくなってしまいますが、掻かないように気を付けることも大切です。
お風呂での洗浄も湿疹が出ているところは避けておく、睡眠中に掻き壊してしまわないよう爪は短く切っておく、ハンドケアついでに睡眠中は手袋をしておくなど、できるところから対策しておきましょう。
そもそも湿疹が起きないようにするには?
ここまで湿疹ができてしまった際の対策法などご紹介してきました。
しかし、そもそも湿疹が出なければ小難しい対策など必要なくなりますよね。ここからは、湿疹を起こさないようにするための、予防法についてみていきましょう。
保湿をしっかりと
湿疹のそもそもの原因は「乾燥」です。なかなか難しいことでもありますが乾燥肌を改善してしまうことが何よりもの予防法となるのです。
したがって、普段から念入りな保湿をするよう心がけましょう。
この保湿をする際に気を付けておくべき注意点として、外側からばかりの保湿に気を取られないようにすることも大切です。
お風呂上りのスキンケアが大切なことはもちろんですが、食生活を見直す、水分を意識的に摂取するなどの体の内側からのケアも大切になります。
特に毎日アルコールを飲んでいるという方はおられませんか?つかれた1日の最後にリラックスをするためには、適度な飲酒は有効です。
しかし、このアルコールを飲んだ際に、同時に水分の摂取をしている方はごく少ないのが事実だと感じます。
お酒も水分でしょ?なんて感じがちですが、お酒を飲んだ後、体の中ではアルコールを分解する際に体内の水分を大量に消費しているのです。
体内の水分が少なくなってしまわないように、お酒を飲む際には、飲んだお酒と同程度の水分を摂取することをおすすめします。
余談ですが、二日酔いにもなりにくくなりますよ。
かゆみが出たらすぐに対処を
普段から乾燥肌のケアをしっかりとしているけれど、疲れがたまった際などにはかゆみが出てくることがある…。
このような場合は、普段のケアはそのままに、かゆみが出たらかゆみに対してすぐに対処をするようにしましょう。
速やかにかゆみ止めを塗ってかゆみを抑えることができれば、掻きむしってしまうことがないので、かゆみの次の段階である湿疹が出てしまうことを抑えられます。
自身の体の調子は誰よりも自分がわかるもの。少しくらいなら大丈夫などと考えず、異変を感じたらすぐに対処をするように習慣づけましょう。
優しく十分な保湿で肌を健やかに
今回は乾燥肌から来る「湿疹」についてご紹介してきました。
定期的に同じ場所に湿疹が起きやすいという方は、特にその部分が乾燥していると言えるので、日頃からの重点的なケアがポイントとなるかもしれませんね。
また、乾燥肌のケアは毎日の地道なケアが何よりも大切になります。しっかりとした保湿成分と、刺激の少ない優しいアイテムが必須。
そこでおすすめしたいのが、和漢の恵みで優しくケアをしてくれる「紫蘇エキス化粧品シリーズ」です。
和のハーブとして、古くから薬の原料としても珍重されてきた紫蘇には、高い保湿効果があることもわかっています。
フェイス、ボディともに対応した商品があるので、全身を優しくケアして、潤い肌を目指していきましょう。

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シソエキスの恵みで
柔らか肌を目指しましょう
お肌が弱い、外部の刺激や季節により不調をきたしやすい…。最近、敏感肌の女性が増えています。お肌はとても繊細です。実は多く方はもともと敏感肌だったわけではなく、精神的なストレスや食生活、不規則な生活など環境の変化が原因でお肌が不安定に傾いている場合がとても多いといわれています。
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