
目次
はじめに
肌が乾いていると感じたことはありませんか?乾燥を放っておくとメイクのノリが悪くなるし、痛みやかゆみを感じたりして気分が落ち込みますよね。
でも超乾燥肌の方でも、日々の習慣を見直すだけで肌質が改善できることもあります。詳しい対策をご紹介しましょう。
乾燥を制するものは美肌を制します
そもそも、なぜ乾燥は肌に悪いのでしょうか?それは乾燥があらゆる肌トラブルの原因となり得るからなのです。
乾燥する=水分量が減ると、皮膚の柔らかさや弾力が失われ、シワのもとになることは容易に想像できるでしょう。しかし、影響はそれだけではありません。
水分が失われると肌表面を覆っている角質層は皮膚を守ろうとして固くなり、新陳代謝が悪くなります。すると肌の色がくすんで見えたり、メラニン色素が長く残ることでシミの原因になったりもするのです。
さらに乾燥が進むとバリア機能が低下し、湿疹などができやすくなってますます肌が荒れる…という悪循環に陥ってしまいます。
逆に言うと、肌が適正な水分量を保っていれば、今挙げたシワ、くすみ、シミといった肌トラブルは起きにくいのです。
分かりやすく例えるなら、潤いたっぷりの肌というのは、プルプルのゼリーのようなもの。水分がしっかりと保持されていることで弾力やハリ、ツヤが生まれ、透明感が出ます。
また水分量が整うと新陳代謝が良くなるため、古い肌細胞が新しい細胞へと生まれ変わりやすくなります。この状態を維持できているのが、いわゆる「美肌」です。
だから、「乾燥を制するものが美肌を制する」というのは決して大げさではないのです。
なぜ、乾燥肌の人が増えているの?
だとしたら、何としてでも乾燥状態から脱出したいものですよね。しかし、実際には年々、乾燥肌に悩む女性が増えているようです。
ひと昔前までは、乾燥といえば冬場の肌トラブルというイメージでしたが、今や乾燥ケアは年間を通して必須となり、美容雑誌でも季節を問わず特集が組まれています。
乾燥トラブルが増加するのには、いくつかの理由が考えられます。
一つは紫外線量の増加です。気象庁の発表によると1990年以降、国内の紫外線量は長期的な増加傾向にあるそうです。
紫外線は水分を奪う力がとても強く、また肌のバリア機能を弱らせて内部まで入り込み、さらに劣化を加速させるという、まさに乾燥肌にとっての大敵。外を出歩かないというわけにはいきませんから、誰もが紫外線による乾燥の危険に晒されていると言えるでしょう。
もう一つ、大きな要因となっているのは生活環境を取り巻く変化です。
以前よりも働く女性が増え、睡眠不足やストレスによるホルモンバランスの乱れが原因で、肌の水分量の減少を招きやすくなっていると言われています。また年中エアコンの効いた湿度の低い室内にいることも、乾燥を促す一因となっているでしょう。
こうした肌に厳しい環境の下で生活しているわけですから、乾燥に悩む女性が増えるのも無理はありません。
そこで、毎日の対策が非常に重要となってくるわけです。
『洗う・潤す・守る』が乾燥対策の大原則
シンプルにまとめてしまえば、乾燥対策の鍵は「洗う・潤す・守る」の3つです。つまり洗顔、化粧水、乳液・クリームによる正しいスキンケアを心掛けること。
「それなら毎日やっているわ」とお思いの方も多いかもしれませんが、意外と理想的なケアができている方は少ないのです。
一つ一つポイントを見ていきましょう。
1.こすらず洗い、こすらず拭く
まずは洗顔。清潔な肌を保つためにも洗顔はとても大切ですが、ゴシゴシ洗うのは肌を痛めて乾燥を招く原因に。
洗顔料をしっかりと泡立て、手が直接肌に触れないよう、泡を転がすように洗いましょう。
丁寧に水で流したら、タオルをそっと当てて水気を取ります。この時、グイッと顔をぬぐってしまっては優しく洗った意味がありませんので要注意!
2.化粧水はスピード勝負
次は潤いを与える化粧水。
洗顔後の肌は無防備で乾きやすい状態です。時間が経てば経つほど乾燥が進んでしまうため、一刻も早く化粧水をつけることが大事です。
洗面台に一つ化粧水を常備しておき、洗い終わったら即つけるように心がけましょう。つける際も肌を刺激せず、手でじんわりと押さえながらなじませてください。
3.乳液とクリームの合わせ技が◎
最後は肌を守る保湿。
化粧水の水分が飛ばないようにフタをする役割をするのが乳液とクリームです。どちらか一方しか使わないという方もいるかもしれませんが、乳液には化粧水の水分とクリームの油分をなじませる役割があるので、乾燥肌対策には両方つけるのがおススメです。
どちらも手の平で温めてから肌にのせると、より浸透しやすくなります。
身体の内側からのケアも大切です
乾燥対策というとスキンケアにばかりに目が行きがちですが、実は食生活も非常に大切。
身体が栄養不足になると皮膚に必要な保湿成分が維持できなかったり、新陳代謝が滞ったりと肌にも大きな影響が出てくるからです。普段食べているものが私たちの血となり肉となっているのですから、考えてみれば当然のことですよね。
具体的にどのような栄養素を摂るべきかというと、代表的なものの1つにはビタミンAが挙げられます。ビタミンAには新陳代謝を高め、皮膚や粘膜の潤いを保つ働きがあってまさに乾燥対策にはぴったり。緑黄色野菜や卵黄などに多く含まれています。
次には抗酸化作用や血行を良くする作用のあるビタミンE。老化を早めると言われる活性酸素からも肌を守ってくれるため、美肌を目指すにはもってこいの栄養素ですね。
他には、肌のハリをキープするのに必要なビタミンC、新陳代謝を正常に機能させるタンパク質なども積極的に摂ると良いでしょう。
天然の紫蘇は乾燥肌の強い味方
実は、これらの乾燥肌対策に必要な栄養素のほとんどが一度に摂れてしまう、スーパー食材があるんです。それは「紫蘇」!
紫蘇は日本では平安時代以前から栽培されていたと言われていて、日本人の食文化になくてはならない食べ物です。
なぜそんなに重宝されてきたかと言うと、それはまさに栄養価がとてつもなく高かったから。
特にβカロテン(ビタミンAに変換されます)の多さは野菜の中でも群を抜いていて、老化を防止する抗酸化作用が高く、また防腐や解毒の作用もあることからいろいろと重宝されてきたわけです。身体を温める作用などがあるとして、漢方で用いられていることも知られていますよね。
紫蘇には先ほどご紹介した栄養素のうちビタミンA、ビタミンE、ビタミンCがいずれも豊富に含まれているため、乾燥肌対策としても理想的な食材であることは間違いありません。
さらに言うと、近年はスキンケアのうるおい成分としても注目を集めています。化粧水やクリームを選ぶ際には、紫蘇エキスが配合されているかどうかをチェックしてみてください。
紫蘇のパワーを身体の内からも外からも取り入れて、年中乾燥知らずの肌を目指したいですね。

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現代人の乾燥肌に
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お肌が弱い、外部の刺激や季節により不調をきたしやすい…。最近、敏感肌の女性が増えています。お肌はとても繊細です。実は多く方はもともと敏感肌だったわけではなく、精神的なストレスや食生活、不規則な生活など環境の変化が原因でお肌が不安定に傾いている場合がとても多いといわれています。
敏感肌になっているときは、肌の水分保持力が低下して、お肌が乾燥状態に…。こんな時こそ保湿をしっかりとしてくれる「シソ葉エキス化粧品シリーズ」をご活用ください。