
目次
混合肌に必要なスキンケア
混合肌は部分的に乾燥していたり脂っぽかったり、乾燥肌と脂性肌が同居している肌のことです。
部分的に脂っぽい状態ですが、混合肌は基本的に「肌が乾燥している」状態ですので、水分補給と保湿が最も大切です。
「普通肌でも同じじゃないの?」と思われるかもしれませんが、画一的なケアでは脂浮きや乾燥が治りませんので、普通肌以上に丁寧にケアする必要があります。
混合肌のスキンケアの基本とは
まずは基本的なケアとして、しっとりタイプの化粧水を、丁寧に肌に入れ込むような感覚で水分補給していってください。
Tゾーンの脂っぽさばかりが気になる人は、化粧水をさっぱりタイプにする人がいますが、これも避けましょう。水分補給を丁寧にするためには、やはりしっとりタイプのほうが向いています。
さらに、保湿する時は、使い心地の良い適度な油分を感じる乳液やクリームを利用してください。
保湿の時のポイントは、脂っぽいTゾーンの乳液・クリームを少し少なめにしつつ、何度かに分けて乗せていくこと。
指や手のひらの温度を利用してしっとりとなじませるような感覚でしみこませていきます。
このひと手間を続けていくことが混合肌のケアの基本であり、普通肌に近づくための近道です。
普段のケアを雑に済まさず、朝も夜も丁寧に。それが混合肌改善の第一歩ですね。
季節によって変わる混合肌
混合肌も1年中同じではありませんから、当然ながらスキンケアも季節によって変える必要があります。
1年を通じて同じスキンケアをしている人は、少しスキンケア方法を見直してみましょう。
特に注意したいのは、気温が安定しない季節の変わり目です。
季節の変わり目は肌トラブルを起こしやすく、普通肌の人でもゆらぎやすい時期ですから、規則正しい生活と丁寧なケアをベースに、さらに細やかなケアをしてください。
紫外線の多い夏に向かう時期は、Tゾーンの皮脂を酸化させないよう、紫外線対策として日焼け止めをしっかりとつかってカバーします。
気温が下がる時期は保湿力の高い化粧水・クリームに変え、コットンパックなど保湿のためのケアをワンランクアップさせましょう。
簡単で基本的なケアを丁寧にしておけば、季節の変わり目のトラブルを最小限に抑えられます。
また、とろみの付いた化粧水は保湿力が高いですが好き嫌いもあり、夏は避けたいという人もいるので、「使い心地はさっぱりで保湿力のある化粧水」を選ぶとよいでしょう。
そして当たり前のようですが、こういったケアを「続けていく」ことが最も大切なことです。
混合肌は季節や生活習慣によって大きく変わっていきます。少しでも良い状態になるよう、日々のケアを見直してください。
これはダメ!やってはいけないスキンケア
メイク落としも洗顔も「マイルド」が基本
メイク落としはどうしても洗浄力の強いものを選びがちですが、それでは乾燥している部分が突っ張り、乾燥がひどくなります。
混合肌のケアは、基本的に乾燥しているほほや口回りの様子に合わせてください。
ケアするものは乾燥部分に合わせ、マイルドな洗浄力のものを選びましょう。
おすすめは、Tゾーンだけ二度洗いすること。一度全体をメイクオフしたら、クレンジング剤をTゾーンだけに付け、二度洗いしてください。
クリームタイプのものは余計な皮脂だけを浮かせてくれるので、二度洗いする時におすすめです。
そして洗顔料も同じように、頬がつっぱらないものを選びます。ここでも、Tゾーンが気になるようなら、そこだけ二度洗いしてください。
ただし、洗いすぎると乾燥肌になってしまいますので、その点だけご注意を。
肌の状態はケアによって簡単に変わってしまいます。
クレンジングも洗顔も、「つっぱる」と感じたら、皮脂の落としすぎのサインです。肌状態に合わせた洗顔料を選んでください。
オールインワンは避けよう
混合肌はニキビやひどい乾燥など、肌トラブルを抱えている場合もあります。
簡単にケアできることで絶大な人気を誇るオールインワンですが、混合肌のケアに使うと、さらに悪化させてしまうことになりかねません。
敏感肌にもつながりやすく、炎症を起こしたりする場合もありますので、スキンケアはとにかく丁寧に。
オールインワンなど、1つだけで済ませるタイプは避けましょう。
Tゾーンと化粧品をわけるのは経済的に大変ですから、基本的には乾燥している部分に合わせたものを使えばOKです。
季節や状態によって使う量を調整すれば、問題なく使えます。
経済的にゆとりがある場合は、クリームだけ夏用にするとべたつきを抑えられ、暑い時期の不快感を軽減できます。
混合肌のメイクポイント
ベースから工夫するとメイク上手に!
脂っぽさと乾燥が混在している混合肌は、メイクも崩れやすく、特にTゾーンの脂浮きが目立ちます。
メイク後にTゾーンの浮きが目立たないよう、ファンデーションが浮かないようにベースづくりを丁寧にしていきます。
まずは基本の化粧水・乳液のケアから。手のひらのぬくもりでしっかりと肌に入れ、肌を触ったときにすべりがないようにしていきましょう。
乳液のすべりが気になる時は少し時間を置きながら、何度も手のひらでプッシュ。
こするのではなく、優しくプッシュして入れ込んでいくのがコツです。
そして肌のすべりが気にならなくなったら、化粧下地をまんべんなく塗り、Tゾーンには薄めにファンデーションを乗せていきます。
乾燥しがちな部分にも厚塗りすると崩れる原因になりますので、できるだけ薄めにファンデを乗せておきます。
ベースを薄くしておくことが化粧崩れを防ぐコツですので、厚塗りにならないよう意識してください。
メイク崩れを修正する方法
メイク崩れを修正する基本は、浮いた皮脂を取り除き、肌に負担がかからないようにファンデを乗せなおすことです。
混合肌の場合はTゾーンに不要な脂が浮いていますので、ティッシュオフした後でファンデや粉を乗せなおしていきます。
最も注意することは、ファンデーションをたくさんつけなおさないこと。
ファンデを乗せるときは必ず粉タイプ、固形タイプを利用してください。
Tゾーンは普通肌の人でも化粧崩れしますし、ファンデーションの乗せなおしは肌に負担がかかり、トラブルの元にもなります。
崩れたところだけ脂を取り除き、できるだけ薄めに粉でおさえるのがコツですね。
日焼けしやすい時期は日焼け止めを少しだけ足しても構いません。
おすすめは、化粧直し用に粒子の細かい粉を持ち歩くこと。粒子の細かい粉は崩れづらいですし、脂っぽい部分にもしっかりとなじみます。
普段から小さなパクトで持ち歩いておくと、いざというときの脂浮きをしっかりと防げてとても便利です。
化粧品を選ぶときは脂浮き乾燥を意識し、続けて使いたくなる爽やかな使い心地のものを選んでくださいね。
商品紹介
『紫根エキス和漢自然派基礎化粧品』は、混合肌の人にもピッタリな“自然派化粧品”です。
いつもTゾーンの脂浮きやUゾーンの乾燥に悩んでいるなら、基礎化粧品を見直してケアしてみるのがおすすめです。
毎日のストレスをきっちりとリセットしながら、肌トラブルのないしっとりとした普通肌を目指していきましょう。

紫根エキス和漢自然派基礎化粧品
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日本の伝承品「紫草の根 紫根(シコン)」の歴史は古く、万葉集に見ることができます。美健漢方研究所では、1978年、創業当初より歳月をかけて“紫根の力”を最大限に引き出す「紫根基礎化粧品」を開発、改良を重ねてきました。使い続けることでお肌自体をリフレッシュして“肌の自活力”を高めてくれます。