鼻にできた吹き出物やニキビはどう治す?7つの原因と対策

       
     
       

目次

鼻にできる吹き出物の正体は?

大人になってから肌悩みの1つに、大人ニキビといわれる吹き出物があります。

Tゾーンにあたる鼻は、皮脂分泌が活発な思春期にニキビができやすい部位ですが、大人になってからも吹き出物ができることがあります。

思春期ニキビ・大人ニキビはどちらも同じ「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」という皮膚疾患です。

鼻の吹き出物(ニキビ)の種類と症状

吹き出物の種類にはどんな種類があるのでしょうか?

知っておきたい吹き出物の種類と症状についてご紹介します。

  • 白い吹き出物……白色や乳白色で毛穴に皮脂がたまりできたもの
  • 黒い吹き出物……毛穴に詰まった汚れが酸化して黒くなったもの
  • 赤い吹き出物……ニキビ周辺が赤く腫れあがる白・黒ニキビ
  • 黄色い吹き出物……赤ニキビが悪化して進行した膿をもつもの
  • 紫色の吹き出物……嚢種(のうしゅ)や結石がみられるもの

白と黒の吹き出物は面皰(めんぽう)、赤・黄・紫の吹き出物は炎症性皮疹(えんしょうせいひしん)とよばれています。

赤い・黄色い・紫色の吹き出物は炎症や化膿(かのう)が起きている状態ですので要注意です。

自分の肌の状態と照らし合わせて、肌の状態を把握しておきましょう。

鼻にできた吹き出物(ニキビ)の7つの原因

鼻にできる吹き出物は、何が原因なのでしょうか?

その7つの原因についてご紹介します。

①内臓
胃腸・大腸の不調
甘いものや油分の多い食事が多いなど食事バランスが悪い場合に起こります。また、生活習慣の乱れからも起こります。

②皮脂汚れや詰まり
皮脂や角質、メイク残り・ホコリ・不衛生
鼻はメイク残りやホコリが残りやすい場所で不衛生になりがちで、皮脂と混ざるとアクネ菌の増殖を引き起こします。

③食生活
食事バランスの乱れ・外食・コンビニ食など
食事バランスが悪いと、皮脂の過剰分泌が起こり、ターンオーバーの乱れが起こります。また、ホルモンバランスの乱れの原因にもなります。

④生活習慣
不規則な生活・睡眠不足・ストレス
生活習慣の乱れは代謝を悪くし、ホルモンバランスが乱れ、皮脂の過剰分泌が起こります。

⑤紫外線
紫外線による肌へのダメージ
紫外線による肌のダメージは、毛穴詰まりの悪化や乾燥・ターンオーバーの乱れを引き起こします。

⑥ターンオーバーの乱れ
睡眠不足・乾燥
通常、古い皮膚は剥がれ落ち、新しい皮膚へ生まれ変わりますが、ターンオーバーの乱れが起こると古い角質が皮膚上に蓄積していまいます。老廃物が蓄積されると毛穴詰まりが起こってしまうのです。

⑦ホルモンバランスの乱れ
生活習慣の乱れ・生理前
ホルモンバランスの乱れは、過剰な皮脂分泌を引き起こします。とくに生理前は、黄体ホルモンの分泌が活発になり過剰分泌が起こりやすいのです。

主な原因は、生活習慣や睡眠不足からくる内臓の不調や肌ダメージ・ホルモンバランスの乱れからくることがわかりますね。

次項では、鼻にできる吹き出物の対策をご紹介します。

鼻の吹き出物(ニキビ)が痛い・治らないときの7つの対策

洗顔

鼻にできる吹き出物は、皮膚の余分な皮脂を洗い流すことが大切で、初期段階の吹き出物であれば、洗顔と保湿で十分に治すことができます。

洗顔は1日2回に留め、乾燥肌・混合肌など関係なく、ニキビ用の洗顔料を使用しましょう。

しっかりと泡立てて、顔を包み込むように優しく洗い、水かぬるま湯ですすぎ残しがないよう十分に洗い流してください。

保湿

自分の肌にあった化粧水を選び、洗顔後の乾燥した肌に水分補給をしましょう。

乾燥肌の方は、乾燥が気になる箇所をしっかりと乳液・美容液で保湿するよう心掛けてくださいね。

化粧品

吹き出物がある・できやすい肌は、皮脂崩れ予防のためリキッドファンデーション・コンシーラーの使用は控えましょう。

皮脂を抑えコントロールしてくれるパウダーファンデーションがオススメです。

また、パウダーファンデーションは薄く、ポンポンと軽くはたくように塗るようにしましょう。

紫外線ケア

紫外線の肌ダメージをできる限り減らすために、日焼け止めは必ず使用するようにしてくださいね。

日焼け止めの選び方は、なるべくノンオイルタイプを選びましょう。

また、紫外線ケアには日傘も有効です。

生活(ストレス・睡眠)

ストレスがたまっていたり、睡眠不足が続いたりすると肌に負担がかかりますので、ストレス発散・しっかりと睡眠をとるよう心掛けましょう。

食生活改善(便秘対策)

便秘が続くのは吹き出物が悪化する原因となりますので、便秘を解消する食物繊維が含まれた食べ物を積極的に摂ることが大切です。

化粧水で肌を整えた後、ニキビ治療薬を塗ります。

市販のニキビ治療薬を選ぶ際は、低刺激のゲル状の薬が肌に優しく、つけ心地も良いです。

  • 抗生物質(塗り薬)…赤いニキビ・黄色い(化膿)ニキビに有効な薬
  • 抗生物質(飲み薬)…塗り薬だけでは改善しない場合にアクネ菌に直接働きかける薬
  • ビタミン剤(飲み薬)…皮膚の代謝を正常化するための薬

1番効果があるのは病院の処方薬ですが、病院へ通う時間がないという方も多いでしょう。

軽症の場合は、市販薬+ビタミン剤の服用で早期改善が期待できます。

鼻に吹き出物(ニキビ)を作らないための予防法

鼻の吹き出物は、放置して重症化すると長年吹き出物跡に悩むことになります。

そうならないためにも、吹き出物ができたら、なるべく早めの対策をオススメします。

以下では、軽症の段階で鼻の吹き出物を治す・防ぐ対策ポイントをご紹介します。

  • 正しい洗顔、保湿方法でケアする
  • 就寝前後4時間は脂質と糖質の摂取を避ける
  • 十分な睡眠をとる
  • ストレスをためない
  • 便秘改善のため食生活を見直す
  • 厚塗りメイクは避け薄化粧にする
  • 紫外線ダメージを抑えるために日焼け止めを塗る
  • 痛い・化膿している場合は病院で薬を処方してもらう
  • 美容皮膚科でケミカルピーリングを受け肌を再生させる

※ケミカルピーリング……皮膚の表面を乳酸やグリコール酸で薄く剥がし、毛穴の詰まり改善して肌のターンオーバーを促す

鼻の吹き出物(ニキビ)には絶対してはいけないケア方法

洗顔は1日2回までにし、ゴシゴシこすることは避け、洗い過ぎに注意が必要です。

また、鼻にできた吹き出物は気になって触ってしまいがちですが、刺激や菌の繁殖を防ぐため触らないよう意識してくださいね。

鼻専用の毛穴パックは、皮膚への刺激が強く吹き出物があるなし関係なく、強い刺激を避けるため使用は控えたほうが良いでしょう。

鼻の吹き出物(ニキビ)が痛い・治らないときは皮膚科を受診しよう

赤い・黄色い・紫色の鼻にできる吹き出物は、なるべく早めに皮膚科を受診しましょう。

とくに炎症が悪化した紫色の吹き出物は、盛り上がった跡や凹んだ跡が残りやすいので注意が必要です。

このような状態にならないように、常日頃から正しいスキンケアをおこないましょう。

吹き出物ができにくい肌を目指すなら、スキンケア化粧品選びが大切です。

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