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大人になってからできるニキビは“吹き出物”?

10〜20代に多いニキビですが、大人になってもできるんです
大人になってからできるニキビは吹き出物、アクネと呼ばれることがありますが、いずれも「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれる本格的な治療を皮膚科で行える皮膚の病気です。
10〜20代に多いニキビですが、30代でも生活習慣やストレスなどで出る人もいます。
また外的要因も多く、近年の不安定な天気や紫外線の増加、花粉や黄砂・PM2.5などの刺激や毛穴への詰まりからニキビにつながる場合もあるため、ニキビができる原因はあちこちに潜んでいます。
大人になってからは「ニキビじゃない、吹き出物だ」ともよく言われますが、実際には同じで、ニキビであり、吹き出物です。
ニキビはできてすぐに処置をすることで、治る皮膚の病気です。
ニキビができる仕組みは、男性ホルモンの影響で皮脂の分泌が活発になり、毛穴に皮脂がつまって、ぶつぶつした面貌(めんぼう)と呼ばれるものができます。
その毛穴にアクネ菌が増殖し、炎症を起こし赤いニキビになります。
しかもそのままにしていたり、不潔な手で触ってしまったり、生活が乱れていると悪化して膿(うみ)をもったニキビになってしまい、にきび痕として残ることもあります。
できるだけ早い段階で処置をすることが、お肌が綺麗なままニキビを治すことにつながります。
大人ニキビを発生しにくくなる日常生活チェック

生理前は体がデリケートになりやすいので、休めてあげてください
ニキビには必ず原因がありますが、それは複合的にいくつかの要因が重なって発生することが多い傾向があります。
そこで、自分の生活はニキビが出やすいのかどうかを下記の項目でチェックしてみてください。
<ニキビが出やすくなる生活習慣>
- ストレスを抱えている
- 生理周期のホルモンバランス(生理前)
- 食生活の乱れ
- 洗顔をしない
- 洗顔しすぎる
- 手で顔をよく触る
- 便秘、軟便など、腸内環境がよくない
- 化粧品が合っていない
いかがでしたでしょうか?
あてはまる項目が多い人は、生活を見直す必要があります。
さらにニキビが増える時期が決まっているかどうか、またニキビが増えた時期や悪化したときに何か心身に影響があるようなことがあったか、質のいい睡眠がとれているかなど、「自分がこういう時にはこういう症状が出る」と把握しておくこともニキビ予防にとても役立ちます。
大人ニキビはストレスや疲れが原因になることがとても多いため、リラックスできる生活を目指すことも大切です。
毎日に必要な心がけるべきニキビ予防法

カラオケでストレス発散!?
ニキビが一時的ではなく、継続して発生し続ける場合、毎日の生活習慣に原因がありそうです。
前章であてはまる項目があった方は下記のような生活を送るよう、意識してみましょう。
<ニキビ予防につながる生活習慣>
- ストレス発散
- 生理や生理前後は無理をしない
- 睡眠をしっかりとる
- 枕など顔に触れるものを清潔にする
- 栄養バランスを考えた食生活
- 洗顔方法から使っている化粧品の見直し
- 運動をする
- 帰宅したら空気の汚れや花粉などを、一刻も早く落とす
外的要因と内的要因、どちらにも負けない環境を作ることがとても大切です。
日常的なお手入れで改善されない場合の対処法

医療機関に相談するのもいい方法です
生活習慣の見直しをしても改善されない場合や、一刻も早く大人ニキビを治したい場合の近道として医療の力を借りることをオススメします。
2008年に日本でも「にきび」治療の基本方針となるガイドラインができたこともあり、重症度分類を目安に、症状に適した治療が明確にわかりやすくなりました。
お肌が陶器のようにツヤツヤとしているモデルさんなどは、ニキビがたった一つできただけでも皮膚科に飛んでいくという話を聞きます。
中にはニキビができたらすぐ、必ずプラセンタを皮下注射して、光治療やピーリングを行うという人もいます。
オーバーに考えることはないと思う人が大半だと思いますが、その意識がニキビを早く消し、ニキビ跡も残さないコツでもあり、徐々にニキビができにくい体質に変えていける方法でもあります。
<自分以外の力を借りるニキビ予防法>
大きく分けてこの二つです。
- 市販の薬を取り入れる
- 皮膚科で診察を受け治療する
ドラッグストアなどの市販の薬の場合は、皮脂を減らして詰まった毛穴内の角質を取り除くものや、炎症を抑えるものが多いようです。
病院では、ニキビの重症度によって、塗り薬・飲み薬などを処方したり、殺菌や膿(うみ)を排出するレーザー使用など、適した治療法を提案します。
膿ができるほど悪化したニキビには、医療機関で治療を受け、診断を仰ぎましょう。
とにかくニキビができやすいという人は、長期的な体質改善のため、漢方薬を処方される場合もあります。
体質は一日では変わりませんので、そういった見直し方も有効です。
また漢方は内服薬だけでなく、和漢植物成分配合の穏やかな肌荒れ予防の低刺激化粧品を併用するのもオススメです。
治りにくい大人ニキビを早く治せる化粧品の選び方

泡がしっかり立つ洗顔料がおすすめです
体が疲れて弱っている時は、刺激の強い化粧品によってニキビの炎症が悪化してしまうことがあります。
一時的に体調が悪い場合などにも対応できるよう、普段から低刺激で安全な化粧品を選ぶことをオススメします。
また乾燥は皮脂の分泌を増やす場合もあり、ニキビには大敵ですので、しっかりとした保湿ケアは必ず行ってください。
またニキビは顔だけでなく体にもできることがあります。
皮脂分泌が多い胸元や背中なども、ニキビができやすい箇所です。
ボディもアクネ菌が繁殖しないよう清潔にし、殺菌効果があるもので毎日殺菌ができるとニキビができにくい環境を作ることができます。
<ニキビケア化粧品に必要なポイント>
- 毛穴を詰まらせないこと
- 毛穴を清潔にすること
- 肌を乾燥させないこと
- 古い角質をなるべく早く排出できるようにすること
- 殺菌効果があること
<ニキビケア化粧品の選び方>
- メイク汚れを肌に一切残すことがなく洗い上げるクレンジング
- 肌をこすらずしっかりと毛穴の奥までお掃除できる洗顔やピーリング
- しっかりした泡が作れ、指の腹をつけず泡のみで洗える
- 洗顔時に皮脂や潤いを奪い過ぎない穏やかな洗浄力
- しっとりした保湿力のあるスキンケア効果がある
- 潤いを蒸発させないようにする、保湿力がある
- 殺菌効果で肌を菌から守る効果がある

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