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フケが出る理由は不潔が原因の全てではありません

フケは不潔と第一印象で不潔と思われがち
フケは第一印象を大きく左右し、「フケが多い人」「不潔な人」とネガティブなイメージになりやすい症状です。
上記のようなイメージの場合、「お風呂に入ってなさそう」「加齢臭などのニオイもありそう」と悪い想像力が進んでしまうことも。
頭皮もお肌の一部ですから、お肌と同様に新陳代謝で生まれ変わり続けています。
個人差はありますが、だいたい約1ヶ月ほどで老廃物となってはがれおちるものがフケです。
頭皮が健康な状態であれば、フケも正常な量しか出ず、シャンプー時に洗い流されて表面に出てくることは無く目立つことはありません。
髪表面にフケが目立ち始め、肩や衣類にも落ちてくる位になると過剰な状態ですので、フケ予防の対策を考えるほうがいいでしょう。
フケは必ずしも不潔が原因で発生するばかりではありません。
フケには大きく分けて、いつも髪がてかてかとしてべっとりした脂性タイプと、ふわふわの軽そうな乾燥タイプがあります。
べっとりしたフケは不潔な印象が強いですが、どちらのタイプも毎日洗髪をしているにも関わらず、過剰にフケが出てしまうという場合があります。
フケは頭皮の老廃物ですから、頭皮をケアする“スカルプケア”を取り入れていくのが改善の近道です。
フケが止まらない人の大きな原因とは

フケが出る原因を分析してみましょう
乾燥系のフケの人と皮脂系のフケの人では頭皮の状態が異なります。
生活習慣などに原因があることは共通していますが、「洗髪をほとんどしない」ことが原因のひとつだとしたら「髪を洗いすぎる」ことも原因となるのです。
・頭皮の乾燥で出るフケ
シャンプーで洗いすぎる、紫外線にあたる・エアコンにあたるなどの時間が長い、寝不足などの体へのストレスがある、シャンプーの洗浄力が強すぎて必要以上に潤いを取り除いている場合など、頭皮が乾燥していることによってフケが多く発生することがあります。
・頭皮の皮脂過剰で出るフケ
洗髪をしない、シャンプーをきちんと洗い流さない、整髪料が髪に残っている、脂っこい食生活に偏っている、アルコールを多く摂る、不規則な生活を送っていると皮脂が過剰に出ることによって、べとついたフケにつながることがあります。
・頭皮の炎症で出るフケ
ゴシゴシと強く洗う、肌に合わない刺激の強いヘアケア化粧品や、美容院でのヘアカラー、パーマなどの薬剤で頭皮が傷み、頭皮の角質のターンオーバーを異常に早めてしまい、フケが次から次に発生してしまうことがあります。
まれに上記のような生活環境によるものではなく、病気や菌の繁殖などが原因のこともありますので、クリニックなどの専門機関に相談するのもオススメです。
フケが出にくくなるお手入れ方法は?

シャンプー前のブラッシングはとても大切なポイントです
どんな頭皮のタイプであっても、【頭皮をいたわるケア】のバランスがよければ、皮脂が詰まりやすい人は詰まりにくく、乾燥しやすい人は乾燥しにくくなっていきます。
まず基本的な毎日の正しい洗髪方法を見直してみましょう。
<フケ対策・髪の洗い方のポイント>
1. シャンプー前のブラッシングとお湯で流す
お風呂に入る前に髪をブラッシングしてホコリをある程度取り、お湯でしっかりすすいで予洗いをします。この一手間でシャンプーが少量でも泡立ちやすくなります。
2. 泡を作ってから洗い始める
美容院や床屋でシャンプーをしてもらうとき、できあがった泡を髪に乗せてから洗っていることが多いと思います。髪全体に泡を乗せてから、指の腹で頭皮の地肌をマッサージするように汚れを落としていきます。
このとき絶対に爪で洗わないようにしてください。頭皮が傷つき、炎症を起こし、バリア機能が壊れて乾燥状態が続き、フケが出やすい頭皮環境を作ってしまうことにつながります。
3. 洗い流しはしっかりと
熱すぎるお湯では無く、ぬるま湯で流すことがポイントです。泡がなくなったと思ってからもしばらく続けて流し、洗浄剤が髪に残らないように気をつけます。
洗い流した後は、早急にドライヤーでしっかり乾かし、頭皮や髪に雑菌が繁殖しないようにしてください。
毎日のシャンプーを丁寧に行うことはフケ対策にとても大切なことです。
また、丁寧に行うからといって、一日に何回も洗いすぎるのは禁物です。一日一回の洗髪を丁寧に行うことを基本にしてくださいね。
スカルプケア化粧品の注意点とは?

専用サロンではクレンジングオイルを使ってしっかり落とす施術があります
「スカルプケア」用のヘアケア化粧品は、薄毛対策のケアにもよく使われていて、商品もたくさん出ていますが、市販の安価な商品には注意が必要です。
スースーする清涼感だけが強く、一見頭皮がさっぱりした感覚になるかもしれませんが、本当に発揮してもらいたいのは清涼感ではなく“頭皮を健康的に綺麗にしてくれること”だということを忘れてはいけません。
清涼感成分の刺激によって出るフケも避けたいところです。
専門のスカルプケアサロンなどでは、皮脂や汚れをしっかり浮き上がらせて落とすオイルクレンジングなどもありますが、オイルによるセルフ頭皮クレンジングで頭皮に過剰な油分が残ってしまうことがあります。
結局クレンジングすることで毛穴が詰まり、また皮脂性のフケが出やすくなっては本末転倒ですので、適正な使い方を把握してから行うことが大切です。
自宅で行う場合、自分でも適切な使い方ができる化粧品を選んだほうがいいでしょう。その際、水と乳化して簡単に洗い流せるメイク落とし用のクレンジングオイルであればお湯で洗い流せますので、一度トライする価値はあるかもしれません。
マッサージ時間は1~2分で終わらせるのがベストです。またオイルマッサージしたまま放置せず、終わったらすぐに洗い流すことも忘れずに。
また肌に合わないと思った時にはすぐに使用を中止してくださいね。
その後に通常のシャンプーで日々の汚れを落としてください。
フケ予防になるヘアケア化粧品の選び方

髪をいたわりながら洗うことを忘れずに
フケを全部取りきりたいという理由で、洗浄力の強いシャンプーを選ぶのは大きな間違いです。
一時的にその日のフケは取れるかもしれませんが、最低限必要な頭皮の皮脂や潤いまで奪い去ってしまい、フケが悪化してしまうことがあります。
フケの出にくい頭皮は、潤いと潤いを守る皮脂がちょうどよいバランスで皮膚に存在している状態です。
日々の汚れを穏やかに落としつつ、同時に頭皮に潤いを与え続けるヘアケア化粧品がフケで悩む人にはオススメです。

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