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前髪のくせ毛の強いうねり、どうにかならない?

前髪のクセ毛は鏡をみるたびに目に入り気になる箇所です
雨の日など、くせ毛の人は髪が膨張したり、“ブタ毛”と呼ばれるぴんぴん・くるくるした毛が頭から飛び出てくることがあります。
また髪の束が大きなうねりを出して、長さによっては毛先が常にはねた状態になってしまい、綺麗にまとめられないことも。
どこにも出かけない、人に会わない日ならいいですが、毎日お仕事をしていたり、お出かけする機会がある人にとっては、毎朝が時間とくせ毛との戦いです。
たとえどんなに強いクセがあっても、美容師さんの手にかかると、ドライヤーとカールブラシだけでとても艶やかでまっすぐな髪に短時間で仕上げてくれますよね。
・・・ということは、自分の髪でも綺麗なストレートにできるということです。
ですが、美容院に行った後、自分で髪を洗ってリセットした日からは、あのまっすぐな髪がよみがえらないのは、“くせ毛あるある”かも?
つまり、一ヶ月に一回美容院に行くとしても、その残りの日は全部自分でセットしなくてはいけないので、自分で満足いく髪型にできる方法を知らないといけません。
美容師さんのようなテクニックさえあればブラシとドライヤーだけでOKですが、実際には「ヘアアイロンがあれば大丈夫」、「自分の髪にあった整髪料があれば大丈夫」、「縮毛矯正をすれば大丈夫」と、人それぞれ自分にできるテクニックや必要なものが違ってきます。
最も自分のスタイリングの技術が少なくても簡単にくせ毛を封印できるのは、なんといっても【縮毛矯正】でしょう。
では、最初に【縮毛矯正】を取り上げたいと思います。
くせ毛を直すには“縮毛矯正”がベスト?“ストレートパーマ”はNG?

このような強いクセ毛も縮毛矯正であればまっすぐになります
くせ毛、いわゆる天然パーマに悩む人には、美容院に行けば「縮毛矯正」というメニューでまっすぐにすることができます。
長年くせ毛で悩んできた人が初めて縮毛矯正の施術を受けた時、「自分の髪がまっすぐ!」という状態に多くの人が感動することでしょう。
縮毛矯正はクセやうねりが強い人に向いていて、薬剤とアイロンなどの熱でまっすぐにする施術です。
一度かければ、かけた部分はずっとまっすぐな状態で固定されているので、毎朝のクセ直しが寝ぐせだけになり、そんなに時間がかかりません。
ただし良くも悪くも、とことんまっすぐになるため、ボリュームがなくなり、ぺたんとした仕上がりになることがあります。コレは髪質や美容師さんの技量によっても変わってきます。
では、「ストレートパーマ」というメニューはどうでしょうか。
ストレートパーマは熱を使わず薬剤だけの施術となるため縮毛矯正ほど強力ではなく、クセが比較的に弱い人やウエーブなどのパーマを落としたい人に向いています。
同じ店に「縮毛矯正」と「ストレートパーマ」両メニューあるとしたら、比較的ストレートパーマのほうが安い傾向にあります。
仕上がりは縮毛矯正よりはふんわりとしたストレートで、“生まれついてのストレートヘア”に見せたいならこちらのほうが向いているかもしれません。
前髪のクセだけなんとかしたい場合は、「ポイント縮毛矯正」といったメニューも多くの美容院が用意していて、髪全体よりもずっと価格も安くなります。
自分の髪質にはどのメニューが合っているか、美容師さんに相談して決めていくといいでしょう。
くせ毛・髪質の特徴別 上手な直し方

自分のクセに合った方法をプロに相談すると良いでしょう
縮毛矯正やストレートパーマをかけるお金も時間ももったいない!
そんな方はうまくくせ毛とつきあっていくしかありません。
該当するくせ毛・髪質に合ったやり方をトライしてみてくださいね。
- 波状毛(はじょうもう)タイプ
日本人に最も多いと言われているタイプのクセで、波打ったうねりがある髪の毛です。
特徴としては髪全体というよりは髪の一部だったり、左右対称ではなかったり、湿気に弱く雨の日に膨張してしまい、髪のあちこちからぴんぴんと1本ずつ飛び出た髪の毛が出たりします。
毎日のケアとしては、根元からしっかり乾かすこと。髪をかき上げてしっかりドライヤーの風邪を送り、湿気を完全に飛ばすまで乾かしましょう。その際、ブラシで伸ばしながら形状記憶できるとベストです。
逆に人それぞれの“うねり”の位置に合わせたゆるいパーマをかけたり、カットをしたりしてくせ毛のうねりを生かしやすいのも、このタイプのくせ毛です。
- 捻転毛(ねんてんもう)タイプ
手触りがざらついて、ツヤが不足しやすいのがこのタイプのクセです。
遺伝も多いのですが、食生活の乱れなどで栄養不足になることも捻転毛になる原因となるので、不規則な生活を送っている場合はまずそこから改善することが大切かもしれません。
ぱさつきが目立ちやすい髪質なので、スタイリングは髪を保護するトリートメントなどを使いつつ、このタイプは頭皮が詰まっているなどスカルプケアが有効の場合が多いので、頭皮を詰まらせないヘアケアをオススメします。
前髪全体をゆるくカールさせる髪型にすると、それぞれのクセが目立ちにくくなり、セルフブローも楽になるので、美容師さんと相談してみるといいでしょう。
※髪一本一本が縮んでチリチリになっているくせ毛の場合は、上記のような全体をまっすぐにするテクニックだけでは難しいので、縮毛矯正を検討してみるといいかもしれません。
雨の日・暑い日のくせ毛前髪“うねり”“べたつき”対策法

ベビーパウダーは髪にも使えるんです!
髪にクセがあると、雨の日などの湿度が高い日は髪の毛がうねったり、暑い日は顔や首にべたついたりと、うっとうしい状態に。
髪をドライヤーでしっかり乾かしても、頭皮から出てくる汗の湿気ですぐに髪のくせ毛が復活してしまうことがあります。
こんなときに驚きのテクニックがあるのでご紹介します!
よく体の汗は制汗スプレーやベビーパウダーで汗を抑えますよね。
それと同じで、髪にもベビーパウダーを使って湿気を抑えることができるんです。
実はこれ、毎日シャンプーすることが少ないといわれる欧米人の間ではよく知られた方法らしく、“ドライシャンプー”とも呼ばれているそう。
髪をかきあげて、地肌に少しずつ塗布します。そうすることで地肌からの汗を抑え、髪の毛のうねりにつながることを予防できるようになります。
前髪も同様で、おでこにベビーパウダーをつけておくことで髪がおでこにぴったりくっつくことを防ぐことができ、同時にメイク崩れも防げますのでメイクをしている人は一石二鳥です。
また前髪に直接ベビーパウダーをつけることもできますが、粉の白さが目立たないようにほんの少量を前髪の裏側にほんのり乗せる程度にとどめてください。
ドライヤーでセットした髪型をキープできますので、ぜひお試しください。
前髪のくせ毛を素直にするヘアケア化粧品の選び方

シャンプーだけではクセはとれません
「くせ毛をストレートヘアに」という効果のあるシャンプーを時々見かけます。
厳密には、いくら「くせ毛用」になっているシャンプーでも、洗っていくうちに髪そのもののクセが取れるわけではありません。
くせ毛の人がまとめやすい髪にするためのヘアケア化粧品として大事な働きは、頭皮の汚れや皮脂詰まりをしっかり落とし、潤いを与えてくれること。
乾燥して固くなったくせ毛は、ドライヤーやヘアアイロンをかけても、なかなか形がキマりません。
くせ毛を伸ばす時にいうことを聞いてくれる、元気な髪にするためのヘアケア化粧品を選んでくださいね。

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