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どうしても止まらない、拭いても出てくるギトギト脂の第一印象

オイリー肌は嫌
海でサンオイルを塗った時のように、常に顔に皮脂がべったりしていると目立ちますよね。
きちんと毎日洗顔をしていても、清潔感がないように思われてしまうことも。
このような肌状態は「脂性肌」や「オイリースキン」と呼ばれていますが、やはりベストな肌状態は「普通肌」です。
<脂性肌で困ること>
・少し触れただけでも脂がべっとり
・メイクがすぐに崩れる
・見た目に清潔感がないように思われる
・ニキビができやすくなる
など、ニキビなどの炎症につながることも問題ですが、まずは見た目が気になる、という悩みが多いでしょう。
本来、なぜ人間の肌に皮脂があるのかといえば、皮脂と汗などがまざって乳化し、皮脂膜となって、肌を外部の刺激から守る“バリア機能”になるためなので、なくなってはいけないのです。
では“多すぎる”皮脂になる原因は何なのでしょうか。
皮脂分泌を活発にさせているライフスタイル

タバコはオイリースキンに偏る原因のひとつです
なぜこんなに皮脂が常にたくさん分泌されてしまうのか。
実は、毎日普通に過ごしている日々にその原因が隠れています。
下記に該当するものが多ければ多い人ほど、皮脂の過剰化が高まっている可能性がありますので、自分の生活習慣を照らし合わせてみてください。
・お酒をたくさん飲む
・睡眠不足
・タバコを吸っている
・常に乾燥している場所にいる
・基礎化粧品でしっかり保湿をしていない
・動物性脂肪が多い食べ物を多く摂取している
・ストレスがたまっている
・皮脂を年中あぶらとり紙などで取り去っている
いかがですか?
当てはまるものがゼロ、という方は意外に少ないのではないでしょうか。
ちなみに、これらをぱっと見ただけで、これは皮脂の問題だけに限らず、一般的に「不健康」や「不摂生」といわれる生活習慣だと思いませんか?
健康的な皮脂量にすることで起きる、お肌の変化

鼻の皮脂はティッシュでそっとおさえる程度の力でとります
皮脂量は多すぎても少なすぎてもよくありません。
水分は肌が含むことができる最大限の量をキープしておきたいものですが、皮脂量は多すぎると見た目に見苦しかったり、皮脂がアクネ菌のエサになるなどニキビができやすい環境になりますし、皮脂量が足りなければ水分がどんどん蒸発してしまい乾燥肌に偏ってしまいます。
水分と皮脂バランスがちょうどよい場合、見た目にも肌にツヤとハリが出て、健康的できれいに見えます。
また化粧崩れもしにくくなり、メイクのノリも良くなるため、メイクアイテムを最大限に美しく使えます。
うっすらと顔全体を守るようにのった皮脂は、水分を逃がさないようにするため、その状態がキープできていると肌のキメもきれいに整います。
毎日基礎化粧品で最後に乳液かクリームで油膜を張り、水分を逃がさないようにお手入れをする際には、基礎化粧品によっても油分の濃度やテクスチャーが異なりますので、初めて使う時には自分の肌にはどれくらいがちょうどいいかを意識して覚えておきましょう。
自分の肌が自然と出す皮脂分と、サポートとして使うクリームの油分で“ツヤ”のある肌に見えるバランスは体感で取得するしかありません。
また、肌がテカって気になる時には、あぶらとり紙で根こそぎ吸い取るような取り方ではなく、ティッシュでそっと押さえて取れる程度にしておきましょう。
ティッシュで押さえる程度であれば、ほどほどに肌に皮脂が残り、肌を守る皮脂膜としての役割がキープできます。
「化粧品を使う時」、「朝目覚めて活動を始めてからある程度時間が過ぎた時」など、皮脂の量は変化しますが、その時できる手段の中で、ちょうどよい皮脂量を保てるようにケアしてあげるようにしましょう。
脂性肌&隠れ乾燥肌を普通肌にするためのスキンケア

水分と油分のバランスを基礎化粧品で整えます
水分量をはるかに超えて皮脂が出てきてしまう脂性肌、乾燥しているがために皮脂が過剰に出てしまう隠れ乾燥肌。
実はどちらも同じ方法でお手入れできるんです。
<肌の奥に届けることが大事>
ただ皮脂の量が多いという肌質の人も、肌がとても乾燥していることによって、その乾燥状態を防ごうと皮脂が過剰に出てしまっている肌質の人も、どちらも水分を肌の奥までしっかり届け、逃げないようにすることが肝心です。
●ポイント1
肌に汚れや古い角質を残さないように取り除くクレンジング・洗顔をすることで、そのあとの化粧水の浸透力がぐんと上がります。
●ポイント2
すーっと肌になじむ浸透力を感じるテクスチャーと、肌になじませた後、水分が留まっているのがわかる化粧水を選びましょう。
水分が肌の奥まで届いた状態がキープできれば、隠れ乾燥肌による過剰な皮脂は発生しません。
特に年齢を重ねた肌は乾燥が進んでいきます。乾燥がすすみがちな肌に紫外線などの刺激が加わると、乾燥がより進行してしまいます。
<過剰に出てしまう皮脂を防ぐには、人口的に擬似皮脂膜>
「自分はオイリースキンだからクリームをつけたらもっとべたついてしまう」と思っていたら大間違い!
もし乳液やクリームをつけて皮脂肌が悪化していると感じるなら、それは化粧水などで水分がしっかり肌に浸透しないままクリームをつけている可能性があります。
不要な汚れや角質が取り除かれた肌に、水分をたっぷりと補給し、油膜でしっかり水分に蓋をする。
この流れをひとつひとつ丁寧に、毎日継続することで、徐々に本来の皮脂バランスを保った美肌を取り戻せるのです。
美しいツヤ肌になる皮脂量になる化粧品ってあるの?

健康的なお肌が美肌です
皮脂は全く出なくなることは正解ではありません。
肌を守るために水分の周りを囲うようにうっすらと皮脂膜が張っているのがベストです。
過剰な皮脂肌の人は、全く皮脂がない肌に憧れるかもしれませんが、健康的で見た目も美しいお肌は水分と油分がバランスよく肌に留まっていること。
そして乾燥する時間をあたえないことが不可欠!
そのため、基礎化粧品は「早く浸透」「奥まで届く」「肌に水分・油分が留まる」働きが優れているものを選びましょう。
中でもオススメしたいのは“紫根”を中心とした、和漢植物の基礎化粧品です。
まず紫根単体だけでも、高い保湿力、炎症を抑える働き、肌のターンオーバーを促進させるという働きがあるため、スキンケアで必要な不要な角質を排除し、水分を肌に留めることができる美肌のためのハーブともいえる働きをしてくれます。
それも一方的な働きではなく、皮脂が多い人はちょうどいい量に減らし、皮脂が少ない人はちょうどいい量に増やす、という「肌バランスを健康的な状態にする」という、その人にもっとも合った働きをしてくれるので、肌のタイプを気にしなくても良いのです。
それは同じ人が、季節や体調によって肌状態が変わってしまうときにも、その時々に必要な働きをするので、普段は多めの皮脂を減らそうとする働きをしていることが多い肌が季節の変わり目で乾燥しがちになっていたら、皮脂を少し増やしてちょうどよくする、という働きになるのです。
紫根の優れた働きが、漢方として使われる大きな理由のひとつです。

紫根エキス和漢自然派基礎化粧品
皮脂を抑えるスキンケアなら
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日本の伝承品「紫草の根 紫根(シコン)」の歴史は古く、万葉集に見ることができます。美健漢方研究所では、1978年、創業当初より歳月をかけて“紫根の力”を最大限に引き出す「紫根基礎化粧品」を開発、改良を重ねてきました。使い続けることでお肌自体をリフレッシュして“肌の自活力”を高めてくれます。