
目次
はじめに
毎日何度も入念に洗顔しているのに、いつも顔が脂っぽい…
残念ながら、オイリー肌のお悩みは『洗顔法』だけで解決するほど甘くはないのです。
しかしご安心ください。その原因を知って、対策することにより、オイリー肌は改善することが可能なのです。
しかもその方法は、むしろシンプルといっていいほど実践しやすいノウハウなのです。
このページを読み進んでいくうちに、あなたにも「なーんだ、そうだったのか!」と、きっとうなずいていただけるはず。
というのも、結論を申し上げれば、「当たり前のことを、ただ当たり前に実践すればよい」ということに気づいていただけるからです。
そして、今後遭遇するさまざまな肌トラブルにも対処していけるようになるでしょう。
それではさっそく、オイリー肌の解消法をステップバイステップで解説していきましょう。
注目!顔が脂っぽいオイリー肌の原因別・傾向と対策
- 鼻のアタマがベタベタしてファンデがよれる!
- 暑くもないのにTゾーンがテカり、メイク直しが面倒!
- 何となくいつも顔が脂っぽい!
こんな肌トラブルにお悩みではありませんか?
オイリー肌とひと口に言っても、その症状は人それぞれ。つまりその原因もいろいろです。
だから、その原因に合わせて対策していくことがサラ肌への近道なのです。
オイリー肌の原因、それは必ずしも肌そのものだけではありません。ストレスや冷え、メイク道具なども、脂性の原因となります。
原因別に正しい対処法を知って、肌本来の美しさを取り戻していきましょう。
顔が脂っぽいあなた!ストレス対策してますか?
ストレスで男性ホルモン値が高くなると顔が脂っぽくなる、という話を聞いたことはありますか?
「男性ホルモンの分泌は皮脂分泌量に大きな影響をもたらします」と書くと、なぜ???と思われる方も少なくないでしょう。
中年以降になるとアタマが禿げてテカテカ輝いている男性を見かけますが、女性はそうなりませんね。これは男性ホルモンのせいなんです。
男性ホルモンは皮脂分泌を促進する働きがあり、頭皮の毛穴が皮脂によって塞がれると毛髪が生えてこなくなり、しかも分泌された皮脂でテカテカになります。
でもそれは男性の話では?
いいえ、女性も男性ホルモンを分泌します。女性の場合、16歳から20歳ぐらいが第1のピークとなっています。
2番目のピークは30代後半から40代にかけてで、女性ホルモンのエストロゲンが徐々に減少することにより男性ホルモン値が高くなります。
成熟期後半の老化に向かう入口の頃、やはり皮脂分泌が多くなります。加齢臭を気にしだすころです。
では20~30代のころの顔はサラっとしているのか。これがそうではありません。
原因はストレスにあります。そのメカニズムは下記の通りです。
ストレスが皮脂過剰分泌につながるメカニズム
ストレスで自律神経のバランスを崩す
↓
交感神経が優位になり身体も精神状態も攻撃的になる
↓
血糖値が上がる
↓
血液は肌から退き、脳と筋肉に向かう
↓
脳下垂体から副腎皮質ホルモンが分泌される
↓
副腎皮質ホルモンから分泌される男性ホルモン値が高まる
↓
皮脂過剰になる
これがストレスで自律神経のバランスが崩れ、男性ホルモンの分泌を促し、その結果、皮脂分泌が高まり、脂性になる一連の流れです。
そして現代に働く女性はまさにストレス漬けの毎日を送っています。
大切なのはこうしたストレスをいち早く解消し溜めないことです。睡眠負債という言葉が流行語となりましたが、オイリー肌の敵は「ストレス負債」です。
1日の終わりにその日のストレスを解消するために深くリラックスする時間を作りましょう。
好きな音楽に包まれるひと時や、ゆったりアロマバスを楽しむなど、意識して積極的にリラックスする時間を確保して、ストレス負債をなくしましょう。
顔が脂っぽいあなた!実は冷え性では?
血行や代謝の悪い冷え性の女性はオイリー肌になりがちです。
寒さを感じると身体は、皮膚を被って体温を逃がさないようにするため、皮脂をたくさん分泌させます。さらに慢性的な冷えに対し、分泌された皮脂を蓄えようとします。
これが冷え性の人がオイリー肌になる要因です。
このような冷え性が原因のオイリー肌を解消するには、ズバリ冷え性を改善すること以外にありません。
身体の中に熱を運搬しているのは小腸ですから、冷え性改善には小腸を元気にすることが近道です。
それではここで小腸と熱のメカニズムを考えてみましょう。
小腸と熱のメカニズム
食事を胃が消化する
↓
食物は小腸の蠕動運動により大腸に運ぶ
↓
その蠕動運動が熱を作り出す
↓
熱は血液を温める
↓
血液が熱を全身に行きわたらせる
これが小腸と熱の関係です。「冷え性対策」イコール「小腸対策」ということを納得いただけたのではないでしょうか。
そこで小腸対策ですが、心臓が昼に働くのに対し、小腸の活動時間は夜、睡眠中です。この為、睡眠中の小腸の働きを活発にするためにぜひ気を付けたいことがあります。
胃に食物が入っていて小腸に届いていない場合、小腸は蠕動運動ができないので、就寝3時間前からは食事をとらないことが大切です。これを習慣にしていきましょう。
- 胃を空にして眠りにつく
- 寝る3時間前からものを食べない
- 加えて、腹巻きをする
以上が、冷え性の小腸対策にはおすすめです。
顔が脂っぽいあなた!メイク道具の汚れは大丈夫?
何日も洗ってないファンデ用スポンジには、ニキビの原因となるアクネ菌がいっぱい。
ファンデーション用のスポンジやパウダーをはたくパフ、アイシャドー用のブラシ、毎日色々な化粧道具をお使いだと思いますが、それらの衛生管理は意識してますか?
意外かもしれませんが、実はここに落とし穴があります。
化粧道具は毎日使う割に汚れが見えにくく気にならないせいか、全然洗わず何年も使用している人が多いのだとか。
でも、たとえ泥やホコリ等の汚れは付いていなくても、油汚れはメイクの度につきますから相当汚れているはずです。
ニキビの原因となるアクネ菌は常在菌ですから誰の肌にもいますが、皮脂分泌が増えるとアクネ菌も増加してしまいます。そうするとニキビがポツポツと現れ続けることにつながりかねません。
これではどんなにニキビケアをしても治らないどころか、ニキビとニキビケアの悪循環に陥ってしまいます。
自分のメイク道具も3日に1回は洗うようにしましょう。また、人のメイク道具は極力使わないよう心がけましょう。
では、顔が脂っぽいオイリー肌のためのスキンケアとは?
オイリー肌は乾燥肌の逆ではありません。乾燥肌は水分が足りない肌。オイリー肌で乾燥肌の人もいるのです。いわばデリケート肌なのです。
ですからオイリー肌に求められるスキンケアは、単純に皮脂を落とす力が強いとか、脂分を抑えるというような機能性を追求するものではなく、肌そのものを健康にし、肌本来の力を引き出すスキンケアがポイントとなります。
こうした複雑なトラブル肌のスキンケアに大切なのは、天然由来の肌に優しいアプローチです。
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