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乾燥肌は体の内側からケア!栄養素と乾燥肌の関係
乾燥肌に悩んでいて、スキンケアや環境などに気を使っていてもなかなか改善できない人も多いのではないでしょうか。
肌も食べ物から作られているので、肌にいい食べ物を積極的に摂るようにすれば、保湿力を高めてターンオーバーを正常にし、乾燥肌を改善することも可能になります。
まずは、食べ物から摂取する栄養素がどのように肌に影響するかをご説明いたします。
タンパク質やビタミン類が肌のターンオーバーを促す
乾燥肌になる原因はいろいろありますが、肌のターンオーバー(新陳代謝)の周期が乱れて、角質層の水分や保湿因子が少なくなることが大きく関係しています。
そのため、乾燥肌を改善するには、肌のターンオーバーを正常に戻すことが不可欠です。
ターンオーバーを正常化するには、規則正しい生活を送ったりしっかり睡眠を取ったりということも必要ですが、水分を保持するための天然保湿因子の原料となるアミノ酸を摂取するとその助けになります。
アミノ酸は、肉や魚で摂取できるタンパク質からできているので、積極的に摂取するようにしましょう。
また、ビタミン類も肌のターンオーバーを正常に導き、皮膚や粘膜を強くしてくれるので、美肌には欠かせない栄養素です。
鉄分やビタミンEが血行を良くして栄養素を運ぶ
美肌をつくるには、肌の表面にまでしっかり栄養を届けることが必要です。
体の各所に栄養素を運んでくれるのは、血管を通っている血液ですが、血行が悪くなると栄養が行き届かなくなって新陳代謝の乱れや肌荒れを引き起こしてしまいます。
特に、女性は体の冷えや血行の悪さから体調や肌質の悪化につながりやすいので、ビタミンEや鉄分などを摂取して、血行を促進するといいでしょう。
食物繊維や乳酸菌が腸内環境を改善して美肌に導く
どんなに体や肌にいい食べ物を食べても、その栄養素を摂取する腸内環境が悪いと、なかなか反映されません。
また、便秘になると腸内に溜まった便が腐敗して有害物質を発生し、それが血液で運ばれて皮膚から排出しようとするため、ターンオーバーが乱れて肌の乾燥や肌荒れを引き起こしてしまいます。
肌にいい食べ物を摂取する前に、食物繊維や乳酸菌が豊富なものを食べて、腸内環境を整えるようにしましょう。
すぐに実践できる!乾燥肌の改善に効果的な食べ物と食べ方
それでは、具体的にどんな食べ物を食べれば乾燥肌を改善できるのかご紹介していきます。
効果的な食べ方も載せていますので、材料が手に入ったら早速乾燥肌にいい食べ物を摂取していきましょう!
肉類
ダイエットには敬遠されがちな肉類ですが、肌や血管の細胞をつくるための大切なタンパク質を多く含んでいます。
カロリーが気になる人は、鶏むね肉やささみなどを選ぶといいでしょう。
また、手羽先や鳥の皮、豚肉などにはコラーゲンも豊富に含まれているので、摂取すれば肌の保水力を高めて乾燥肌の改善に役立ちます。
特に、鶏レバーはビタミンAや鉄分が豊富なので、血液を増やして皮膚や粘膜を強くしたり、天然保湿因子を増やしてみずみずしい肌に導きます。
魚介類
魚にも良質なたんぱく質が豊富に含まれているので、摂取すれば肌細胞を活性化させてくれます。
また、青魚には必須脂肪酸であるオメガ3が含まれていて、血液をサラサラにして肌細胞を強くし、肌の保水力を高めてくれます。
良質な油をたくさん摂取するためには、焼き魚よりも刺身や煮魚など、油を逃がさない調理法がおすすめです。
ほかにも、新陳代謝を活性化させる亜鉛を多く含む牡蠣や、ビタミンAを含むうなぎなど、魚介類には肌にいい栄養素がたくさん詰まっています。
卵
アミノ酸のもととなるタンパク質や、ビタミンA、ビタミンB、亜鉛などの肌にいい栄養素が豊富な卵は、乾燥肌の改善に大いに活躍してくれるでしょう。
特に、卵黄には栄養素がぎゅっと詰まっていますので、生卵や半熟卵などで栄養素を余すことなく摂取するのがおすすめです。
緑黄色野菜
にんじんやホウレン草、かぼちゃなどの色の濃い野菜はビタミンAやカロテン、食物繊維などが豊富に含まれていて、傷んだ皮膚を回復して正常な肌にしてくれます。
カロテンは水に溶けやすいのであまり水にさらさないようにし、油と一緒に取ることで吸収率を高めることができます。
果物や淡色野菜
色の薄い野菜や果物には、抗酸化作用の強いビタミンCが含まれていて、ダメージから肌を守ってコラーゲンの合成を助けてくれます。
ビタミンCは熱に弱いので、野菜や果物はなるべく生のまま食べると効率的に栄養素を摂取できます。
大豆製品
大豆にもたんぱく質が豊富に含まれているほか、女性ホルモンに似た成分のイソフラボンが、コラーゲンの生成を助けて潤いのある肌を維持してくれます。
大豆製品の中でも、納豆は胃腸を強くして栄養素を吸収しやすくしたり、美肌を促進する成分が含まれているので、乾燥肌には特に効果的です。
乳製品
牛乳やチーズなどの乳製品もタンパク質が豊富で、皮膚を強くするビタミンAなどもあわせて摂取できます。
また、ヨーグルトなどで乳酸菌を摂取すれば、腸内環境を改善して便秘を解消したり、栄養素を吸収しやすくしたりといった効果も得られます。
こんなメニューは避けて!乾燥肌によくない食べ物
乾燥肌を改善するためには、肌にいい食べ物を積極的に食べるだけでなく、肌に悪い影響を与える食べ物を控えることでその効果を高めることにつながります。
乾燥肌によくない食べ物とは、具体的には、ファストフードや脂分の多い食べ物、甘いもの、カフェイン、お酒、香辛料などです。
大量の炭水化物や酸化した油などを摂取すると、それらを消化するために必要な栄養素が消費されるので、肌の新陳代謝に使われる分が足りなくなって肌が荒れてしまいます。
また、糖分をたくさん摂ると体が酸化しやすくなり、コラーゲンの生成に影響を与えてしまいます。
どれも手軽に食べられて常習性があるので、ついつい手を出してしまいがちですが、長い目で見て体や肌に良くありませんので、できるだけ控えるようにしましょう。
美肌は一日にしてならず!日々のケアが未来をつくる
ご紹介してきたように、乾燥肌にいい食べ物はたくさんあり、毎日摂取していけば乾燥肌の改善が見込めることは確実です。
ただ、肌にいいものを食べてもすぐに効果が出るわけではなく、いろいろな栄養素をバランスよく食べることで少しずつ効果が出ていきますので、長期的に計画して食生活を変えていくことが必要です。
また、食事とあわせて、睡眠や運動などの生活習慣も改善することや、毎日のスキンケアで肌をいたわってあげることも重要です。
食生活を改善して体の中から栄養を摂取できたら、肌の表面からもいい栄養を与えてあげましょう。
乾燥肌や敏感肌の人でも使える、自然の保湿成分が豊富な紫蘇エキス化粧品で、やさしく肌を整えてあげるのがおすすめです。
食べ物と同じように、スキンケアに用いる化粧品もいいものを厳選してくださいね。

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