
目次
まずはくすみを徹底的に知ろう!
くすみとは肌が以下のように見える状態です。
- 肌に透明感がない
- 色ムラがある
- 顔全体が汚れたようにみえる
- 黒ずみや黄ばみなど、明らかに色がついてしまっている
メラニンの増加・角質層の硬化・肌表面の皮脂の酸化などが原因で、角質層の透明感が低下し、肌がくすんで見えるのです。
怖いのはくすみの要因が複合して影響すること
肌のくすみが気になると、気分まで滅入ってしまいますよね。
くすみを改善するには、要因を明確にしてそれぞれに合ったケアをするのが有効といえます。
しかし要因がひとつだけならいいのですが、実際はかなり複雑な場合が多いものなのです。
くすみの要因はさまざま
何気ない普段の生活の中に、くすみにつながる環境は多いものです。肌がくすむ要因の代表的なものを確認していきましょう。
・血行不良
肌の細胞などに必要な酸素や栄養は血液が運んでいます。血の巡りが悪いと肌環境が悪くなりくすみにつながります。青みがかったくすみが特徴です。
また、血行不良による肩こり・首こりも肌に影響します。
・色素沈着
紫外線や摩擦による肌への刺激が原因で、過剰に生成されたメラニンが肌表面に残ってしまったくすみです。
使用期限が切れて成分が酸化した化粧品を使い続けることでの油焼けや、アトピー性皮膚炎による炎症なども色素沈着を引き起こします。茶色くくすむのが特徴です。
・老化
年齢とともにターンオーバーの周期が遅くなり、肌表面に老廃物がとどまってくすみになります。ヒアルロン酸やエラスチンといった水分を蓄えて肌を支える物質が減少するため、たるみやシワを伴います。
影ができたように黒っぽくくすみます。
・糖化・カルボニル化
糖化は糖の過剰摂取、カルボニル化は脂質の過剰摂取によって起こります。どちらもたんぱく質と結びついて変形させ、肌をくすませます。黄ばんだくすみが特徴です。
くすみの要因が複数重なっていることが多い
くすみの厄介なところは、いくつかの要因が複合的に絡み合って悪化につながっていることが多いという点です。
例えば、くすみが気になるこんな方の場合。
座りっぱなしの仕事で残業が多く寝不足気味、普段は紫外線対策をしておらず、揚げ物や甘いものをつい食べ過ぎてしまう40代後半の女性。
血行不良気味でストレスもありそうですし、外的刺激も受けています。食生活も肌に影響しているでしょうし、年齢的にもちょうど曲がり角世代です。
おそらくさまざまな要因が、複数絡み合って影響していると考えられます。
これでは、どんなケアをすればいいのかわからなくなってしまいます。
すべての要因に共通の肌への影響は”ターンオーバーの乱れ”
ターンオーバーとは、肌の生まれ変わりのことです。
基底層(きていそう)で細胞分裂した角化細胞<ケラチノサイト>は、徐々に扁平化しながら肌表面へ移動していきます。
そして肌の一番外側の角質層(かくしつそう)に一定期間留まると、垢となって剥がれ落ちます。この繰り返しがターンオーバーです。
若く健康な肌のターンオーバーは28日周期ですが、加齢や外的刺激などによるダメージで、周期は簡単に乱れてしまいます。
基底層には、色素細胞<メラノサイト>という細胞があり、刺激に反応してメラニン色素を出し、肌を守っています。
健康な肌は、メラニン色素が増えてもターンオーバーによって垢となり剥がれ落ちますが、周期が乱れていると肌がうまく生まれ変わることができず、古い細胞が肌表面にとどまってくすみを引き起こすことになります。
このように、くすみとターンオーバーは密接な関係があるのです。
ターンオーバーを正常化させるカギは”保湿”
ターンオーバーが乱れている肌は、肌内部が水分不足の乾燥状態であることがほとんどです。すべての要因に関係するターンオーバーを正常化させるには、しっかり保湿することがとても大切といえます。
そのための化粧水選びは特に重要です。
くすみ対策というと、美白効果の高いものを求めがちですが、まずは美白よりも高保湿を優先して選びましょう。
くすみはターンオーバーの乱れによる肌トラブルですから、刺激は禁物です。低刺激で優しい化粧水を選ぶというところにもこだわるようにしましよう。
化粧水でたっぷり水分を与えたら、やはり保湿効果の高い乳液やクリームで潤いをしっかりキープするようにします。
すべての要因に効果のある基本のケアをすることがくすみ改善につながります。
くすみ改善におすすめの基礎化粧品
くすみ改善への近道は、ターンオーバーを正常化させること。それには、肌本来の力をよみがえらせてくれる良い基礎化粧品でケアするのが有効です。
人工的な香料や着色料が入っているものは避けるようにして、自然界で天然に存在する素材から作られた基礎化粧品を選ぶようにしましょう。
そこでおすすめなのが植物由来の成分でできた基礎化粧品です。
肌に良い薬用植物はたくさんあります。いくつかご紹介しておきますので、ぜひ基礎化粧品を選ぶ際の参考にしてみてください。
- 高麗人参(こうらいにんじん)……アンチエイジング効果
- 芍薬(しゃくやく)……肌環境を整える
- アロエ……保湿効果・ダメージ修復
- 紫根(しこん)……保湿効果・殺菌作用・ターンオーバー正常化・色素トラブル改善
- カミツレ……保湿効果・収れん作用
自然派由来の高品質なスキンケアでターンオーバーを正常化して、くすみのないきれいな肌を育てましょう。

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