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赤みの原因は「菲薄化(ひはくか)」と「炎症」
肌に赤みがでる原因は大きく分けて2つ、「菲薄化」と「炎症」があります。
この2つの状態が作用しあって、肌の赤みを定着させてしまう悪循環になっていると言えます。
ではこの2つを詳しく見ていきましょう。
皮膚の「菲薄化(ひはくか)」
「菲薄化(ひはくか)」とは、皮膚が薄くなっている状態のことです。
「菲薄化」の大きな原因のひとつは”加齢”です。
年齢とともに肌の弾力を保つタンパク質であるコラーゲンや、コラーゲン同士を結び付ける繊維状のタンパク質であるエラスチンといった、弾力の元の量が減少することによって、肌を構成する細胞を作り出す力が衰えていきます。
また、年齢とともに肌細胞の新陳代謝も衰えてきます。
このような状態が重なると皮膚は乾燥し、表皮が薄く弱くなっていくのです。
そしてもうひとつ、「菲薄化」の原因となるのが間違ったスキンケアです。
ピーリングや過度な洗顔を繰り返すことで表皮が薄くなり、乾燥肌の原因になります。
この「菲薄化」によって毛細血管があらわになり、赤みを伴う乾燥肌を作り出しているのです。
皮膚の「炎症」
表皮が薄くなると、水分が失われて乾燥肌になります。乾燥肌になると肌表面のバリア機能が低下し、外からの刺激を受けやすくなります。
紫外線の影響を直に受けたり、細菌が侵入したりすることで、体は免疫反応として「炎症」を起こすのです。
この状態が長引いたり悪化すると、乾燥性皮膚炎を引き起こす可能性が高くなります。乾燥性皮膚炎になってしまったら、皮膚科で治療が必要です。
この赤み、乾燥性皮膚炎かも?赤みの症状セルフチェック
赤みを伴う乾燥肌は、悪化すると乾燥性皮膚炎を引き起こし、医療機関での治療が必要になります。
まずは肌の状態をチェックして、セルフケアで改善できるか、治療が必要か確かめてみましょう。
乾燥性皮膚炎の主な症状
乾燥肌が悪化して乾燥性皮膚炎になると、以下のような症状がでることがあります。
- 皮が剥けて白く粉がふいている
- かゆみがある
- 赤く腫れ上がっている
- 痛みがある
- ニキビや吹き出物ができてなかなか治らない
- 湿疹が出ている
- じんましんなどのアレルギー症状が出ている
- ひび割れが起きている
いかがでしょうか。ただの肌荒れという次元ではない状態ばかりですよね。
この中で1つでも該当するようなら、乾燥性皮膚炎かもしれません。悪化させないためにもしっかりと治療しましょう。
乾燥性皮膚炎の治療
もしも乾燥性皮膚炎になってしまったら、皮膚科を受診して治療をしましょう。
治療には主に外用薬が処方されます。ワセリン、尿素、ヘパリン類似物質等の外用薬を塗布することで治していきます。
ニキビや吹き出物がひどい時には、ビタミン剤等の内服薬も処方されることがあります。
皮膚科を受診することで、治療ももちろんですが、専門医から乾燥肌改善や乾燥肌対策についてのアドバイスももらえます。悪化する前に早めに受診しましょう。
乾燥性皮膚炎にならないために
赤みを伴う乾燥肌は、悪化してしまって乾燥性皮膚炎にならないためにも、いち早く改善したいですよね。
普段の生活の中で、お肌の状態を健康に戻すために出来ることがありますので、この章で詳しく紹介します。
生活習慣を見直してみましょう
バランスの良い食事
バランスの良い食事を心がけることで体の内側から肌に働きかけていきましょう。
1日3食しっかりと食事を摂ることで、お通じがよくなります。
お通じは体内の毒素を排出する重要な役割があります。この働きで、新陳代謝が活発になり、肌のターンオーバーの周期も安定します。
また、ビタミンやコラーゲン、乳酸菌や良質なたんぱく質を摂るように心がけると、新しい元気な肌を作り出すのにさらに効果的です。
健康な肌状態に戻れば、赤みを伴う乾燥肌も軽減が期待できます。
十分な睡眠
睡眠は、肌のターンオーバーを促進する上でとても重要です。
細胞の修復やたんぱく質の合成、新陳代謝の促進など、肌の再生に欠かせないホルモンが分泌されるのが、睡眠中。
そしてそれらのホルモンの分泌のピークが、深夜0時~3時と言われています。
無駄に夜更かしをせずリラックスしてよい眠りを得ることで、角質層を元気に育てましょう。
スキンケアを見直してみましょう
クレンジング
赤みを目立たなくするためのコントロールカラーやコンシーラーを落とすには、洗浄力がさほど強いクレンジング剤でなくても十分落ちます。
洗顔
洗顔料は無香料・無添加で低刺激のものを選びましょう。
肌に必要な脂分まで落としてしまわないように優しく洗うのがポイントです。
しっかりと泡立てて肌表面に泡のボールを転がすだけのような感じで洗い上げます。絶対にこすったりしないようにしましょう。
化粧水
化粧水も無香料・無添加のものがよいでしょう。
赤みを帯びた肌は少しの刺激で過剰に反応してしまいます。水分をしっかり与えることを最優先で選びましょう。
充分な量を顔全体になじませたら、両手のひらで優しくハンドプレスして、肌の奥まで水分を浸透させます。
叩いて浸透させようとしたりすると、その刺激で炎症を起こしてしまうことがありますので、注意しましょう。
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