敏感肌は治し方がある!間違ったスキンケアしてませんか?

       
     
       

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敏感肌の内部では何が起きている?

「いつもの化粧水を使っているのにお肌のカサカサが治らない……」

もし、そんなお悩みを抱えているならば、そろそろスキンケアを見直す時がきているのかもしれません。

アラサー世代は敏感肌世代。20代前半と同じようなスキンケアを続けていては、お肌はどんどん敏感肌に傾いていきます。

「オイリー肌(脂性肌)と思っていたけど、最近、乾燥肌になってきた」というお悩みもよく聞きますが、それは敏感肌の一歩手前と言ってよいでしょう。

そして、敏感肌は強い乾燥を感じた初期段階で、正しい治し方で対応することがとても大切!

これまでよりカサつきを感じることが少しでも増えたら、できるだけ早く正しい敏感肌の治し方を毎日の習慣にしてください。

そのためにはまず、肌が乾燥するメカニズムを理解しましょう。

肌は外側から表皮(ひょうひ)、真皮(しんぴ)、皮下組織(ひかそしき)という3層、さらに表皮は4つの層で構成されており、ミルフィーユのような多層構造になっています。

そして、ミルフィーユの一番上にある角質層(かくしつそう)こそが、肌の水分の蒸発を防いでいるのです。

角質層を顕微鏡で拡大してみると、角質細胞がブロック状に重なり、その間を細胞間脂質(さいぼうかんししつ)が埋めているのがわかります。

敏感肌はこの角質細胞や細胞間脂質に何らかの問題が起きて、ブロックひとつひとつが小さくなったり、ブロックの間にすきまができているような状態です。

いうなれば敏感肌とは、角質層の細胞がガタガタのレンガの壁のようになっている状態。スカスカのレンガの壁が崩れやすいように、ちょっとした刺激でトラブルを起こしやすい敏感肌になっているのです。

角質層の保湿能力を決める三大要素

肌の乾燥を防いでいる角質層をさらに観察してみると、細胞間脂質の間に天然保湿因子(てんねんほしついんし)が点在し、全体的に皮質膜(ひしまく)で覆われていることがわかります。

この皮質膜・天然保湿因子・細胞間脂質がそれぞれパワーを発揮して肌の水分を保持しているのですが、それぞれどのような働きをしているのか、詳しく見てみましょう。

〇皮脂膜(ひしまく)
皮脂と汗が混ざってできた天然のクリームで、角質がはがれるのを食い止めて乾燥から守り、肌の滑らかさをキープしています。

〇天然保湿因子(てんねんほしついんし)
NMFとも呼ばれ、角質層の下層のタンパク質が押し上げられて生成されます。主成分はアミノ酸・ピロリドンカルボン酸・ミネラル・尿素など。

NMFのバランスが崩れると乾燥を引き起こすだけではなく、肌の生まれ変わり=ターンオーバーに悪影響を及ぼします。

〇細胞間脂質(さいぼうかんししつ)
主にセラミドによってできていますが、肌の保湿の8割はこの細胞間脂質で決まります。

角質細胞(かくしつさいぼう)は角質層上層部まで押し上げられると核を失い死んでしまいます。この時、角質細胞が持っていたセラミドが放出され、生きている角質細胞の間を埋めるように広がっていくのです。

角質細胞の隙間を埋めるだけではなく、肌内部からの水分の蒸発を防ぎ、外部から悪い刺激が侵入するのを食い止めています。

なぜ敏感肌になるのか?

皮脂膜、天然保湿因子、細胞間脂質の働きを低下させ、敏感肌を作り出す要因としては、

・間違った食生活や生活習慣
・間違ったスキンケア

なんといってもこのふたつに要注意です!

たとえば、極端なダイエットをしたり、忙しいからといってファーストフードを頻繁に食べるような、偏った食事をしていませんか?

また、睡眠不足な毎日が続いていたり、知らず知らずのうちにストレスをためこんでいるということはないでしょうか。

オフィスで席替えをしてエアコンの風が直撃するようになったというような、ちょっとした生活習慣の変化でも、一気に乾燥肌が進んでしまうこともあるのです。

逆にいえば、敏感肌の治し方を探している人は、食生活や生活習慣を見直すことで改善を期待できるでしょう。

また、乾燥肌が気になると、ついついいつも以上にスキンケアに手間をかけてしまいがちですが、これがますます乾燥肌を悪化させてしまうこともあります。

実際、皮膚科に乾燥肌の相談に来る人の多くが、病気由来ではなく間違ったスキンケアが原因なのだそうです。

正しいスキンケアの方法を身につけて、敏感肌とサヨナラしましょう。

敏感肌の治し方「食生活・生活習慣を改善する」

敏感肌の治し方としては、角質細胞と細胞間脂質がみっちりと規則正しくならんだレンガの壁のように作り直すことがポイントになります。

そのためには、たとえば細胞間脂質の材料となる必須脂肪酸(ひっすしぼうさん)を摂取することをおすすめします。

必須脂肪酸にはオメガ6系脂肪酸とオメガ3系脂肪酸があり、3:1の割合で食べることがおすすめです。

オメガ6系脂肪酸を含むごま油・大豆油・紅花油・コーン油・オメガ3系脂肪酸が豊富なサバ・いわし・サーモンなどをバランス良く食卓に取り入れるようにしてください。

そして、新しい細胞は寝ている間に作られます。

潤いをキープできる角質層を再生するには十分な睡眠時間をとるように、生活習慣を見直すようにしてください。

さらに、せっかく角質層を元気にしても、極度に乾燥した環境にさらされていてはイタチごっこです。

オフィスでいつもエアコンの風が当たるような席になっていませんか?

敏感肌の治し方としては、このように日常生活の中にひそむちょっとした刺激にも注意する必要があるのです。

敏感肌の治し方「スキンケアを見直す」

洗顔やメイク落としのときに、熱すぎるお湯を使っていませんか?

皮膚のうるおいをキープしているセラミドやNMF(天然保湿因子)は熱に弱いという特徴があり、42℃以上で簡単に流れ落ちてしまうのです!

また、角質層はちょっとした物理的な刺激で簡単にはがれ落ちてしまいます。

洗顔時には必ずぬるま湯または水を使い、たっぷりの泡で優しく包み込むように汚れを落とし、絶対にゴシゴシこするようなことはやめましょう。

化粧水をつける時にもむやみにパッティングするのはNGです。そうせずとも、保湿効果の高い化粧水を使えばそっと肌にのせるだけでグングン吸収されていきます。

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【監修】自然派化粧品の老舗「美健漢方研究所」

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