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長引く肌荒れ、原因は意外なところに……?
肌荒れの原因にはどういったものが考えられるでしょう?
睡眠が不足している、疲れが蓄積している、内臓が弱っている、栄養バランスが偏っている、ストレスが溜まっている……いろいろありますよね。
そして、確かにどれも「肌荒れを引き起こす」とされている要因ですから、思い当たる節があるのであれば、その点についてなんらかの手を打つことにより肌荒れは改善されるはず。
しかし、あれこれ手を尽くしているつもりなのにこれといった改善が見られない、という悩みを抱えている人も少なくないのが現実です。
一般に考えられているような要因を一つ一つつぶしていっているのに、手応えを感じられませんか?
もしかすると、そんななかなかよくならない肌荒れの原因は、思っているのとは別のところにあるのかもしれません。
毎日の中に潜む、気づきにくい肌荒れ原因とは?
肌荒れの根本的な原因であるとされる睡眠不足や偏った栄養バランスといったことは、要するにからだ全体の調子の問題であり、少し漠然としているといえます。
それだけに、的確に対策することは簡単ではありませんが、それでもなんらかの形で一定の改善を試みれば、思ったようにとはいかなくともそれなりの成果は上がるというのが自然でしょう。
それにもかかわらず改善効果をほとんど感じられないという場合には、やはり盲点となっている他の要因が存在する可能性を考えるべきかもしれません。
では、そういった「盲点要因」にはどういったものがあるでしょうか?
メイクツール、洗ってますか?
毎日のように使うメイクブラシやスポンジ類には、ファンデーションなどの化粧品がたっぷりとつき、皮脂も付着します。
放っておけばそうした付着した油脂分はどんどん劣化し、雑菌も繁殖していきます。
前回洗ったのがいつだったか覚えていないようなスポンジを使ってメイクをするということは、顔に汚染物質を塗りつけているようなもの。
劣化した油脂分の刺激や繁殖した雑菌がお肌にダメージを与えることとなりますので、メイクツールはこまめに洗って清潔を保つようにしましょう。
付着した粉類を軽く払うようにすると洗う頻度を下げられますので、メイクツールを使った後には毎回必ずティッシュペーパーの上でサッと払うようにするのもおすすめです。
清潔なメイクツールならファンデーションやパウダーのつきもグンとよくなりますよ!
エアコンの設定温度は低すぎませんか?
空調の効いた空間に長時間いるとなんとなくだるさを感じるという経験は誰しも持っていることでしょう。
とはいえ、熱中症で緊急搬送される人が続出するほどの猛暑が続く近年の状況では、冷房なしで過ごすというのは現実的ではありません。
朝早い時間から気温が上昇し夕方になっても下がらないというような日には、結局ほぼ終日エアコンを稼働させているということになりがちです。
冷房が効き過ぎているとからだが冷えて、血行不良を招いたり、ひどい場合には自律神経の乱れにつながったりしますので、お肌にも悪影響が及びます。
冷房時の室温設定については一般に28℃前後が推奨されていますが、設定温度が低過ぎないか、風が強過ぎないか確認してみましょう。
ある程度まで室温が下がり安定したら、エコ運転などに切り替えるのもよいでしょう。
就寝前のひとときをどう過ごしていますか?
睡眠時間はお肌を含むからだ全体のメンテナンスタイム。
可能な限り早めの時間にベッドに入るのは、十分な睡眠時間を確保するための方法としておすすめです。
ですが、就寝前のひとときの過ごし方によっては睡眠の質が大きく下がってしまうということに注意が必要です。
熱めのお風呂に入ることで交感神経が優位となり、活発に行動するモードに切り替わります。
食事をすれば、胃腸は食べたものを消化するためにせっせと働きます。
つまり、寝る直前に熱いお風呂に入ったり食事をしたりすれば、深く眠る準備が整っていないうちに入眠することになるわけです。
睡眠が全体として良質であるかどうか、身体を十分に回復させられるかどうかの決め手は、入眠直後の睡眠の質です。
交感神経が優位となった状態で入眠したり、胃腸がフル活動している間に入眠したりすれば、その大切な入眠直後の睡眠の質が低下します。
また、昨今話題にのぼることの多いブルーライトも、脳を覚醒させてしまいますので要注意。
目から入るブルーライトの刺激が脳を活性化させるため、ベッドの中でのスマートフォンは入眠直後の睡眠の質を下げてしまうのです。
もうあとは寝るだけというリラックスタイムのスマホいじりは快適でなかなかやめられないかもしれませんが、良質な睡眠を犠牲にすればお肌はもちろんのこと、体内時計を乱すなどからだ全体に影響しかねません。
身体だけでなく脳もリラックスしてこその睡眠、眠る1~2時間前にはスマホを置いて、ゆったりとした時間を過ごすように心がけましょう。
闘うお肌をいたわる、応援する
お肌は日々闘っています。
なぜなら、からだにとってお肌は外界と接触する最前線に位置するバリアだからです。
物理的な刺激をはじめ、紫外線、乾燥、大気中の微粒子などをはね返し、からだを守るべく闘っているのです。
バリアとしての役割を与えられているお肌は、当然それなりの強度と回復力とを備えていますので、多少こすっても、少しくらい暑かったり寒かったりしても、多くの場合耐えることができます。
問題となるのは、毎日の負荷の積み重ねや、限度を超えたレベルのダメージ源。
無理を重ねれば身体を壊すように、お肌のキャパシティを超えるダメージはお肌を壊す(=肌荒れになる)のです。
肌荒れは「お肌の体調不良」、予防するのが最善ですが、万一荒れてしまったときにはすみやかに回復させることに注力しましょう。
肌荒れはバリア機能が衰えた状態ですので、長引かせれば無防備な状態でさらなる刺激を受けることとなり、肌荒れ悪化につながります。
肌荒れには、早期サポートが肝要です。
まずは内側から、そして外側からのスキンケア
お肌は体内環境を映し出しています。
東洋医学における、お肌の状態を含む外観から健康状態を判断する診察法「望診」は、お肌が体内環境の鏡であるからこその診察法であるといえるでしょう。
つまり、肌荒れの改善には体内環境を整えることが必須といえるのです。
そのうえでスキンケアにより外側からケアする際に気をつけたいのは、刺激性の有無。
炎症を起こした状態にあるお肌にさらなる刺激は禁物! 肌荒れ改善のために使っているスキンケアアイテムがお肌に刺激を与えるとすればナンセンスですよね。
お肌に刺激を与えることのないマイルドな成分から構成されているものを使うようにしましょう。
そして可能であれば、お肌の修復をサポートする作用を持つ成分が配合されているものを選ぶのがおすすめです。

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日本の伝承品「紫草の根 紫根(シコン)」の歴史は古く、万葉集に見ることができます。美健漢方研究所では、1978年、創業当初より歳月をかけて“紫根の力”を最大限に引き出す「紫根基礎化粧品」を開発、改良を重ねてきました。使い続けることでお肌自体をリフレッシュして“肌の自活力”を高めてくれます。