ほうれい線とは結局何者!? その正体と原因・対策まとめ

       
     
       

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誰にでもほうれい線はある!という事実

小鼻の脇から伸びたほうれい線が目立っていると、どうしても老けて見えがちに。

もっと若い頃にはこんなに目立っていなかったはず……気になりますよね。

でも、実はこのほうれい線、年齢に関係なく誰にでもあるものです。

「ほうれい線」というのはあくまで人相学における呼称であり、医学的には鼻唇溝(びしんこう)と呼ばれます。

名称中に「溝」の字があるとおり、小鼻の横付近から口角に向けて伸びる溝がほうれい線。

つまり、ほうれい線はシワではなく、頬と上唇との境い目の溝、顔面にもともとある一種の境界線なのです。

気になるほうれい線は、なかったところから生じてきたのではなく、もとからあったものが目立ってきたということに過ぎません。

ほうれい線が目立ってくるのはなぜ?

ほうれい線が目立ってきてしまう原因は何でしょう?

ほとんどの場合、「むくみ」と「筋肉」とが複合要因となっていると考えられています。

むくむから、目立つ

むくみとは、老廃物や水分が円滑に排泄されていない状態から生じる結果です。

本来排泄されるべき老廃物や水分が停滞することにより、頬はブヨブヨとたるみ、全体としての重量も増えます。

たるんで重くなれば、重力によって下方へ引っ張られる力が強くはたらくことになります。

ほうれい線を境として頬が垂れ下がってしまう下地が整うというわけです。

表情筋が衰えるから、目立つ

顔面に配された筋肉をまとめて表情筋と呼びますが、なかでもほうれい線に密接にかかわってくるのが口の周りにある口輪筋(こうりんきん)であるとされています。

頬が多少むくんで重くなったとしても、この口輪筋の力が十分に強ければ、その重みをしっかりと支えてくれます。

しかし、口輪筋がひとたび衰えてくると、頬が上から覆いかぶさってくるような格好となり、ほうれい線を目立たせることとなるのです。

口が半開きとなっていることが増えてきたと感じたら要注意!口輪筋が弱り始めているサインかもしれません。

また、頬の位置にある大頬骨筋(だいきょうこつきん)や小頬骨筋(しょうきょうこつきん)もほうれい線を目立たせる一因となるといわれています。

大頬骨筋は口角からこめかみの手前付近まで伸びる筋肉、小頬骨筋は上唇から頬骨のあたりまで伸びる筋肉で、どちらも口角を引っ張り上げる役割を果たしており、笑顔をつくる際にはこの2つの筋肉が大活躍します。

大頬骨筋も小頬骨筋も頬に位置する筋肉ですから、衰えてくれば頬を支える力が弱り、頬の垂れ下がりにつながります。

口がへの字になっていることが多くなってきていませんか?大頬骨筋・小頬骨筋の衰えのサインかもしれませんので注意しましょう。

むくみを撃退! 表情筋を強化! その方法は?

むくみと表情筋とがほうれい線を目立たせる要因となっているのであれば、むくみを解消し衰えた表情筋を鍛えることがほうれい線を目立たなくさせるための対策として重要であると考えられます。

具体的な改善策にはどういったものがあるでしょうか?

巡りをよくしてむくみを一掃!

老廃物や水分の排泄システムの停滞がむくみを引き起こします。

したがって、巡りをよくして排泄システムを順調に稼働させることがむくみ対策の鍵となります。

排泄システムの要であるリンパ液の流れをよくするリンパマッサージも効果的であると考えられていますが、その力加減は意外と難しく、強過ぎるマッサージによりかえって悪影響を及ぼしてしまうことも。

逆効果となってしまうリスクなしに行なえるむくみ対策としては、顔だけに着目するのではなく、全身の血流をよくするようなストレッチや有酸素運動などが挙げられるでしょう。

全身の巡りが改善されれば、その一部である顔の巡りにもよい影響が期待できます。

使って鍛える表情筋

表情筋も筋肉のひとつですから、鍛えることで増強されます。

ですが、その鍛え方は胸筋や背筋といった大型の筋肉の鍛え方とは別物。

口輪筋についていえば、口をすぼめるだけでも十分に効果を見込めます。

日頃から意識的に口を大きく動かすようにしてみましょう。

また、大頬骨筋・小頬骨筋は口角を上げて笑顔をつくる筋肉であるとお伝えしましたが、そのことはつまり「ニッと笑う」「アハハハと大笑いする」などの笑顔がこれらの筋肉のエクササイズとなり得るということを意味します。

なんとも楽しげなエクササイズ!数あるエクササイズのうちでも苦にならない度の高さが群を抜いているといえそうですね。

ハリのあるお肌もほうれい線対策のうち

ほうれい線をより目立たせてしまうもうひとつの要因がお肌の状態です。

頬の皮膚は、いうなれば頬の脂肪を包みこむ外袋。

皮膚組織が衰えて弾力性を失っていれば、頬の脂肪の重みはダイレクトにたるみにつながります。

逆に、弾力性を持ちハリのあるお肌であれば、頬を外側からある程度まで支えてくれますので、たるみの軽減につながるでしょう。

お肌のハリを高めるために不可欠とされるのが、お肌のターンオーバー(新陳代謝)のシステムです。

皮膚細胞は一定のサイクルで新旧入れ替えが行なわれ、お肌全体を生まれ変わらせています。

ハリを失ったお肌がハリを取り戻すためには、このターンオーバーにより皮膚細胞が刷新されることが必要なのです。

ターンオーバーをサポートするという点でスキンケアは有効であると考えられ、ターンオーバー改善を見据えたスキンケアにぜひ取り入れたい成分として注目したいのが紫根(シコン)です。

紫根は古くよりやけど治療薬に処方されてきましたが、その理由はなんといっても紫根の持つすぐれたターンオーバー促進作用。

紫根には、さらに、血行を促進させるはたらきもあるとされ、ほうれい線の原因のひとつであるたるみの防止・改善のための頼もしい味方となってくれることでしょう。

ほうれい線が目立つ目立たないというただそれだけのことで、見た目印象がグッと変わってくるのですから、諦めて放っておくのはなんとも口惜しいですよね。

ほうれい線の目立ちが気になっているなら今日からすぐに、スキンケアも含めた改善策を講じましょう。

そして、今はまだ大丈夫と思っている方も、予防方法は改善方法とほぼ同じです、ぜひ予防策を!

何事も転ばぬ先の杖、予防こそがもっとも効率のよい対策であるということはよく知られるところ。

早いうちからほうれい線の目立ち予防を意識することは、大きなアドバンテージとなるはずです。

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