シミ消しクリーム使うなら知っておこう!シミ消し根本メカニズム

       
     
       

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消したいシミは本当に消せる?

吹き出物は、気になるけれどいつかは治ります。

でも、シミはいつまでも居座ったまま……。

今すぐにでも消してしまいたいシミは、しかし、本当に消し去ることが可能なのでしょうか?

結論としては、シミを薄くしていき、極限まで薄くするという形で最終的に「消す」ことが理論的には可能です。

そもそもシミは、本来であれば皮膚の生まれ変わり(ターンオーバー)に伴って古い細胞とともにはがれ落ちるべきメラニンが、はがれ落ちずに残ってしまった結果生じるものです。

ですから、居残っているメラニンをなんらかの形で散らしたり少なくさせたりできれば、シミは目立たなくなるという理屈です。

では、シミを消すためには、具体的にどうすればよいのでしょう?

怖い?安全?シミ消しクリームの成分

シミ消しといえば、まずレーザーが思い浮かびますが、物理的に焼くというその方法に若干の恐怖心を抱く人は少なくないようです。

レーザーはちょっと躊躇してしまう、でもシミは消したい――そんな願いに応えるとされる存在がシミ消しクリームです。

クリームという形状は、いかにも美白成分がギュッと濃縮されて配合されていそうなイメージですよね。

そのうえ、化粧品ならレーザーよりも安心という印象もあります。

でも、シミ消しクリームは本当に安心できるものなのでしょうか?

シミに効果があると謳われるメジャーな美白成分としては、ビタミンC誘導体、ハイドロキノン、アルブチン、コウジ酸、トラネキサム酸などがあります。

中でも強力な作用で知られる成分がハイドロキノンで、その強力さは漂白剤にたとえられることさえあります。

さらに、そんなハイドロキノンをも上回る強力な作用を持つのがトレチノイン。

このトレチノインは、角質をはがすことによりシミを消すというかなり強引ともいえるアプローチのため、日本国内において現時点では化粧品に配合できる成分としては認可されておらず、医療機関での処方に限られています。

これらの強力な成分に共通する注意点は、万全なUV対策が前提となっているということです。

つまり、力技でシミにはたらきかけている部分があるため、肌ダメージと背中合わせであり、紫外線のような日常的な刺激が大きな負担となってしまいかねないお肌の状態が一時的に作り出されているのです。

いずれの成分もその効果を期待して利用されているものですが、強力な作用を持つ成分にはそれなりのリスクが伴う場合が少なくないという認識はやはり持っておくことをおすすめします。

しかし、だからといって過剰な心配は無用。

市販の化粧品に含まれている成分に限れば、そもそもハイリスクな成分配合は許されておらず、基本的には安全と考えてよいでしょう。

ただ、元来それ自体は悪者ではないメラニンを除去したり、人体におけるシステムのひとつであるメラニン生成を阻害したりといった作用を持つ以上は、いかなる成分もまったくのノーリスクというわけにはいかないという意識は必要かもしれません。

シミ対策が根気勝負な理由とは?

シミがかさぶたのようにペロンッとはがれてなくなったらどれほどいいか……と想像されたことはありますか?

でも、残念ながら、どのような成分が配合されたクリームを使うにせよ、その成分のはたらきによりシミがポロっととれるということはまずありません。

なぜなら、シミというものがポロっととれるという性質のものではないからです。

お肌の深部から上部へと徐々に押し上げられていくべきところが、スムーズにいかずに内部にとどまってしまっているのがシミですので、シミを薄くするには結局のところお肌自身のターンオーバーを待つ必要があるのです。

これが、シミ対策や美白対策が根気勝負であるといわれる所以(ゆえん)。

成果を急いで求める類のものではないというのはお肌トラブル全般についていえることですが、シミについてもそれは例外ではありません。

だから、「急がば回れ」なシミ対策

シミ消しクリームは、いうなればピンポイントではたらかせる美白アイテムです。

ですが、それはシミだけにピンポイントにはたらきかけるということではなく、シミの箇所にピンポイントに塗布するというだけのこと。

メラニン生成を妨げるようなはたらきは、あくまで塗布された箇所を中心にはたらくのであって、シミだけに作用するというわけではありません。

メラニンが生成されるのは、紫外線がお肌の奥深くへと侵入することを防ごうとする防御反応です。(摩擦などの刺激によるメラニンの過剰生成はまた別ですが、それもまた人体のメカニズムの一種であるという点は同じです。)

メラニンにはちゃんとした役割があり、決して不要なものではないのです。

その点を考慮すると、シミを消したいという一心で使うクリームがシミ以外の部分にも作用することは好ましいこととはいえないという考え方もあります。

日焼け後にメラニンが活発に生成されるのは自然な反応であり、それがシミとして残ってしまうのはメラニンが順調にはがれ落ちていかないためなのですから、ターンオーバーとシミは切り離して考えることができません。

そうしたターンオーバーとシミとの相関性を考えると、シミに直接はたらきかけて薄くするよりも、お肌全体のターンオーバーを促すことでシミの箇所も含め新しい細胞に入れ替えるという手法のほうが安心安全といえそうです。

効率の面からいっても、シミ消しクリームを使う場合にもターンオーバー改善を並行して進めるほうがより早い段階での効果を期待できるでしょう。

乱れたターンオーバーのサイクルを正常化させるためには、化粧品による外からのケアもさることながら、食生活や睡眠といった生活習慣面での改善が不可欠です。

そのうえで、ターンオーバー促進作用を持つ成分の配合されたスキンケアアイテムを利用するのがシミ改善への近道といえるでしょう。

また、お肌への刺激がシミの原因となるケースもありますので、お肌にやさしい成分であるかどうかも重要なチェックポイントです。

すぐれたターンオーバー促進作用を持ちながら、同時にお肌にやさしい成分の代表格が、古くよりやけど治療薬にも処方されている和漢植物である紫根(シコン)。

紫根のような理想的な成分を上手に利用して、一日も早く、安全に、シミ改善の手ごたえを得たいですね。

【監修】自然派化粧品の老舗「美健漢方研究所」

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シミのない肌への確かな一歩

日本の伝承品「紫草の根 紫根(シコン)」の歴史は古く、万葉集に見ることができます。美健漢方研究所では、1978年、創業当初より歳月をかけて“紫根の力”を最大限に引き出す「紫根基礎化粧品」を開発、改良を重ねてきました。使い続けることでお肌自体をリフレッシュして“肌の自活力”を高めてくれます。

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