体の乾燥肌の原因と対策は?つらいカサカサ&かゆみをストップ!

       
     
       

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乾燥肌の悩みは顔だけじゃない!体の乾燥にも要注意

乾燥肌に悩む人は大変多く、それだけにさまざまな乾燥肌対策が紹介されています。

そうした対策は顔の乾燥肌に関するものがほとんどですが、乾燥するのは体だって同じこと。

顔も体も覆っているのは同じ肌ですので、乾燥の根本的な原因がお肌のバリア機能の低下であるといえる点は共通ですし、望まれるケアの基本も変わらないはずです。

それにもかかわらず、体の乾燥トラブルに対してはなにかと手薄になってしまいがちなのが実情ではないでしょうか。

ひどい場合はかゆみが出ることさえある体の乾燥肌、今回はそんな体の乾燥肌ならではの特徴と対策に焦点をあてて考えてみましょう。

乾燥肌、体の場合の特徴とは?

全身のうち顔のお肌の構造だけが異なるわけではありません。

ですが、お肌を取り巻く環境に目を向けてみると、顔の場合とはちょっと違った「体ならではの事情」も見えてきます。

血行が悪くなりがち

全身を巡る血液ですが、ポンプである心臓から遠くなるほどその勢いは弱まります。

心臓から遠い末端部に当たるうえ最下部にある(=血液がなかなか心臓まで戻らない)足などは、血行が滞ってむくんだり冷えたりすることの多いパーツの代表格。

血行が悪いと、皮膚組織に必要とされる栄養分も十分に供給されないため、皮膚細胞を更新する仕組みであるターンオーバーもスムーズに行われなくなり、結果としてお肌の保湿力が低下します。

部位ごとの皮脂腺の多少の差が大きい

皮脂を分泌する皮脂腺は体の中心線に沿った部位に集中していますが、その一方でたとえば脛(すね)には皮脂腺が非常に少なく、「背筋にはニキビができているのに、脛は粉が吹いたようになっている」ということも。

顔でも部位ごとに皮脂分泌量が違いますが、体の場合はその差がいっそう大きくなります。

さらにいえば、全体として見たときに体は顔に比べ皮脂腺の数が少ないといえます。

皮脂腺が少なければ皮脂分泌量も少なくなり、お肌の一番外側に当たる角質層のバリア機能も低下し乾燥しやすくなります。

背筋のような皮脂腺の集中する部位が粉を吹くということはまずありませんが、それ以外の部位については全般的に顔よりも乾燥しやすい状態にあると考えられるのです。

パーツによっては物理的刺激にさらされやすい

体の各パーツの役割やはたらきは多種多様で、そのためパーツごとの負荷にはかなりのバラつきがあります。

たとえば手の役割や置かれた環境は、腹部のそれとはまったくといってよいほど異なりますよね。

手がモノとの接触により受ける物理的刺激の量や回数は、腹部に比べ圧倒的に多いといえ、そのことが乾燥しやすさにつながってもいます。

衣類による影響がある

顔は露出しているのが通常ですが、体は衣類によりカバーされているのが基本。

衣類により覆われることのメリット(紫外線から守るなど)は確かにありますが、逆に衣類との摩擦がお肌にとって刺激となり得るという側面もあります。

前項でもお伝えしたとおり、物理的な刺激はお肌にダメージを与え、乾燥しやすさにつながります。

体のための乾燥肌対策は?気をつけたいポイント4つ

基本的には顔であっても体であってもスキンケアの要点は同じですが、特に体の保湿ケアにおけるポイントとしては、以下のようなものが挙げられるでしょう。

ゴシゴシ洗いはストップ

洗顔ではやさしいタッチを心がけているという人でも、体を洗う段となるとダイナミックな洗い方になるということも多いのでは?

体を洗う際にも、ゴシゴシ洗いで強く摩擦するのは厳禁。

角質層にダメージを与えてお肌の保水機能を低下させないよう、やさしく洗いましょう。

長風呂を避ける

熱いお湯で洗顔するのはNG!といわれますが、その理由は皮脂が過剰に奪われてしまうから。

体であってもその理屈は同じです。

皮脂(厳密にはお肌表面の酸化した皮脂)は水溶性ですので、長時間湯船に浸かっていればそれだけ皮脂は流れ落ちていきます。

長風呂はほどほどに……。

入浴剤を保湿成分配合のものに

お湯の温度や入浴時間の長さにより違いはあるものの、いずれにしても入浴により皮脂は流れ落ちます。

無防備となったお肌に再び皮脂膜が形成されるまでの間ガードすることが肝要なため、入浴後すぐのスキンケアが推奨されるわけです。

そんな入浴後のお肌の無防備さを緩和するという観点から、保湿成分をたっぷりと配合した入浴剤を利用することは一定の効果を期待できると考えられます。

とはいえ入浴剤の成分による保湿作用はあくまで補助的なもの、入浴後に適切に保湿することが最優先です。

なにはともあれ睡眠・食事

日中は基本的に衣類に隠れている体のお肌ですので、スキンケアのタイミングとしてはお風呂上がりのみとなる場合が多いはず。

「こまめに保湿する」という顔の王道スキンケア方法は現実的ではないというその点こそが、体の乾燥肌対策が手薄になりがちなことの最大の原因であると考えられます。

乾燥肌の根本的な解決のために良質な睡眠や栄養バランスの取れた食生活といった体の内側からのケアが欠かせないことは顔でも体でも同じですが、スキンケアの頻度がどうしても低くなってしまう体だからこそそうしたインナーケアの重要性はなお一層高いといえるでしょう。

古い細胞から新しい細胞に入れ替わり、ダメージを受けたお肌が回復するのは主に睡眠中。

お肌のバリア機能を回復するために良質な睡眠を、できればたっぷりと取ることを心がけたいですね。

また、「食べたものからつくられている」のは、他のすべての器官と同じようにお肌にもいえることです。

お肌の細胞の生成活動を支える栄養分をたっぷりと摂取しましょう。

具体的には、皮膚細胞を生成するための材料であるともいえるたんぱく質を豊富に含む食べ物(肉・魚類、大豆製品、乳製品など)、お肌を健康に保つ働きがあるとされるビタミンAや免疫力を高めるとされるβカロチンを豊富に含む食べ物(レバー、ウナギ、ニンジン、緑黄色野菜など)、血行を促進してお肌のバリア機能を高めるとされるビタミンEを多く含む食べ物(ナッツ類、ごまなど)がおすすめです。

顔だけ?体だってやさしく保湿してほしい……!

顔と体の乾燥肌対策の根本はほぼ共通ですが、実際のスキンケア内容としては必ずしも同じとはならないかもしれません。

面積も小さく常に露出している顔とは異なり、思いついたタイミングでの保湿が難しいのが体です。

ほぼ唯一のお手入れのタイミングとなるお風呂上がりに使いやすいのは、ベタつきの少ない(=サッと塗れてすぐに服を着ることができる)スキンケアアイテム。

顔に比べはるかに使用量が多いので、価格がお手頃だと嬉しいですね。

また、乾燥肌はバリア機能が低下し外部刺激に敏感となっていますので、刺激性が低いことも求められます。

ただし、1日にたった1回(多い人でも 2回程度でしょう)のスキンケアだけでは十分な乾燥肌対策とはならないということを忘れないでください。

全身くまなく保湿してくれる最上の対策はなんといってもインナーケアです。

体を整え、お肌状態を整える――お肌が体内を映す鏡であるという事実は、顔以上に体のお肌によく現れるといえます。

スキンケアとインナーケアとを組み合わせ、潤うお肌を目指しましょう。

【監修】自然派化粧品の老舗「美健漢方研究所」

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