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どうすればいい?迷えるくすみ肌対策
疲れて見える、老けて見える――多くの場合、お肌のくすみがその原因となっています。
残念ながら、お肌がくすんでいると他でどう頑張ってみたとしても、全体として「なんだかパッとしない」ということになってしまうケースが大半といってよいでしょう。
そしてそんなお肌のくすみが、悩ましいだけでなく厄介でもあるのは、原因がいくつも考えられるためです。
乾燥によりキメが乱れていることが原因かもしれませんし、血行不良によりお肌が活力を失っていることが原因かもしれません。
あるいは、お肌のたんぱく質が糖分や酸化した脂質と結びついてしまう糖化・カルボニル化(いわゆる黄ぐすみ)が原因かもしれません。
何が真の原因であるのかを見極めるのは必ずしも簡単ではありませんし、複数の原因が複合的に影響してくすみを招いていることも考えられます。
原因がはっきりしないからどう対処すればよいのか判断できない、判断できないからとりあえずコントロールカラーに頼っている……という人も少なくないのではないでしょうか?
その場しのぎではない根本的なくすみ対策に取り組みたい!そのためには方向性を定めることがまずは必要です。
くすみ解消に決め手はあるの?
原因が異なれば対策も異なってくるわけですが、原因をひとつにしぼりこめない場合にも有効であると考えられる「くすみの原因を問わず一定の効果を期待できる対策」はあるのでしょうか?
結論から言えば、ターンオーバー(肌の新陳代謝)を正常化することが、オールマイティに近い対策となり得ます。
蓄積してしまったメラニン色素がくすみの原因であれば、メラニン色素のすみやかな排出が肝要ですが、そのために必要なのはターンオーバーの正常化です。
お肌の乾燥が原因であれば、潤い不足で乱れている新陳代謝を整えて荒れた表皮をすこやかに再生させることが大切ですが、そのために必要なのもやはりターンオーバーの正常化。
血行不良がくすみの原因となっているのであれば、お肌への栄養素の供給が滞ることによりターンオーバーに支障をきたしているということですから、ここでもやはりからだ全体の巡りをよくしてターンオーバーを正常化しなくてはなりません。
糖分や脂質の過剰摂取という食生活における要因を除けば、加齢が主な原因であると考えられている糖化・カルボニル化。
この糖化・カルボニル化がくすみの原因である場合でさえ、たんぱく質の変性により遅くなってしまっているターンオーバーのサイクルを正常化すれば改善が見込めるはずです。
どういった原因によるくすみであれ、ターンオーバーの正常化がお肌に明るさを取り戻し、くすみ肌に一定の改善をもたらすことにつながるといえるのです。
従って、くすみの原因が明確でなかったりひとつに限定できなかったりする場合には、ターンオーバーを正常化することに照準を定めてケアをするというのが現実的であり、効果も見込める対処法であると考えられます。
ターンオーバーは日常レベルでの「お肌の若返り」
エステや美容外科の宣伝や広告で、ケミカルピーリングや光治療(フォト〇〇といったように頭にフォトがつく名称が多い)といった言葉を目にしたり耳にしたりすることは多いのではないでしょうか。
こうした各種施術ではシミやシワの解消のほかにくすんだお肌の改善も謳われていますが、そうした成果を導くための手法は「代謝を促進してお肌のターンオーバーを促す」というものです。
つまり、化学的な成分やレーザー照射といった手段を用いるこれらの施術の直接的な目的はターンオーバーの促進。
お肌の生まれ変わりを活発化させることでお肌の状態を改善し、ひいてはくすみを解消するというのがこれらの施術なのです。
こうしたことからも、ターンオーバーがお肌を美しく保つために欠かせない要素であると考えられていることがよくわかりますが、それほどまでにターンオーバーが重要視されるのはいったいなぜでしょうか?
ターンオーバーとは、いうなれば皮膚の細胞の新旧入れ替え作業であり、ターンオーバーが順調であるならば状態の悪いお肌も健康的なお肌に無理なくすみやかに差し替えられます。
新しくて健全な細胞はみずみずしく透明感にあふれていて、そんな透明感にあふれたひとつひとつ細胞から構築されたお肌はもちろんくすんでなどいません。
お肌のターンオーバーは、いわば日常レベル・細胞レベルでのお肌の若返りであるともいってもよいでしょう。
内からも外からもターンオーバーを促進するために
ターンオーバーは生命維持のために備わった身体機能のひとつです。
ですから、お肌の生まれ変わりを遅滞なく正常に進めさせるためには、食生活や生活習慣を見直して身体機能のひとつであるターンオーバーのシステムを円滑に稼働させることが基本であるといえます。
しかし、そうした内側からの対策に加えて、別のターンオーバー正常化のためのケアを重ねて行うことを考えたとき、有力な選択肢となり得るのが外側からの対策としてのスキンケアです。
ターンオーバーがスムーズに行われるお肌の最重要条件は潤いですので保湿は必須ですが、ターンオーバー促進作用を持つ成分を活用することによりさらなる効果を期待できるでしょう。
そんなターンオーバー促進作用を持つ成分はいくつかありますが、代表的なものとして挙げられるのが紫根(しこん)です。
皮膚を修復・再生するはたらきにすぐれていることから古くより火傷や湿疹の薬に配合されてきた紫根は、漢方薬に用いられる和漢生薬としてだけではなく、くすみ対策向けの美容成分としても注目されます。
また、和漢生薬としてのその歴史の長さは安全性の高さを証明しているともいえますので、お肌への刺激やダメージを心配することなく使えるという点でもおすすめです。
食生活や生活習慣といった内側からの根本的ケア。
紫根に代表されるようなターンオーバー促進作用を持つ成分を配合したスキンケアアイテムでのお手入れという外側からのケア。
これらを並行して行うことが、ターンオーバーを正常化しくすみのないお肌を一日も早く手に入れるための近道といえそうですね。

紫根エキス和漢自然派基礎化粧品
ターンオーバーを整え
くすみを払う紫根の力
日本の伝承品「紫草の根 紫根(シコン)」の歴史は古く、万葉集に見ることができます。美健漢方研究所では、1978年、創業当初より歳月をかけて“紫根の力”を最大限に引き出す「紫根基礎化粧品」を開発、改良を重ねてきました。使い続けることでお肌自体をリフレッシュして“肌の自活力”を高めてくれます。