実は難しい?顔のたるみを解消する正しいマッサージ方法

       
     
       

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この顔のたるみ、諦めるしかないの?

最近フェイスラインがゆるんできた、以前はもっとハリがあったように思う、頬が下がってきている気がする、輪郭がもたついてきたような……。

昔の自分の写真を見ると、現在よりもはるかにシャープなフェイスラインだったことに気づかされて愕然としたこと、ありませんか?

顔のたるみは突然起こるわけではなく徐々に進行するものです。

それだけに気づくのに時間がかかりがちで、かなりたるんでしまってからようやく気づくということも珍しくありません。

顔がたるむ原因としては、表皮の下にある真皮の内に存在するコラーゲンやエラスチンの減少や表情筋の衰えが指摘されています。

皮膚の弾力のもとでもあるといえるコラーゲンやエラスチンは、紫外線や栄養不足などにより減少してしまうこともありますが、最大の原因はなんといっても加齢。

顔面の皮膚や脂肪を支える筋肉である表情筋が衰えるのも、同じく加齢が最大の理由です。

そう、誰もが経験的に知っているように、年を重ねるほどに顔はたるんでいってしまうのです。

加齢が主要な原因であるとなれば、たるみは抗えない身体的変化なのだからと諦めるほかないのでしょうか?

いいえ、実はもうひとつ、見逃されがちなたるみの原因があります。

それはむくみです。

むくむことで顔の輪郭がもったりとしてぼやけてしまいますが、それだけではありません。

むくみというのは水分や老廃物が皮膚の下に溜まった状態ですから、その重みで顔面の皮下脂肪は下垂しやすくなります。

そして、そうした下垂が慢性的なものとなると、むくみはやがてたるみへとつながるのです。

リンパ液がスムーズに流れないことによってむくみは引き起こされますので、その改善のため、ひいてはたるみの解消のためにマッサージが有効であると考えられています。

「たるみ解消マッサージ」は実はとても難しい!?

メジャーなたるみ対策であるといえるマッサージですが、適切なマッサージ、効果的なマッサージとはどういったものなのでしょうか?

残念ながら、顔面のマッサージが適切に行なわれていることは案外少ないのが実情です。

そして、適切に行なうのでなければかえって逆効果となってしまうのがマッサージの怖いところ。

手指を使ったマッサージは、当然のことながら肌への物理的刺激を与える行為であるともいえるからです。

「頑張れば頑張るほど効果が上がる」とばかりにしっかりめの力で念入りにマッサージをしていませんか?

その物理的刺激がごく弱ければ問題となることは通常ありませんが、強ければお肌にダメージを与えてしまうことになります。

マッサージの際にお肌にダメージを与えることのない適切な力加減は、ほとんどの人が思うよりもずっとソフト。

つまり、多くの人が強過ぎるマッサージを行なっていて、結果的にお肌にダメージを与えてしまっているというのが現実なのです。

リンパ液の循環を促しはしても、皮膚組織にダメージは与えないというようなちょうどいい力加減でのマッサージは、きちんと意識して初めて可能なものであり、実はそう簡単ではありません。

たるみを解消するための“正しい”マッサージとは?

ダメージを受けたお肌は弾力を失います。

伸び縮みするゴムも常日頃からグイグイと引っ張っていればそのうちに伸びきってしまうように、お肌も強い力で引っ張られれば伸びてたるむのです。

表皮の角質細胞は物理的ダメージにより薄くもろくなり伸びてしまうので、内側からの重みを支えきれなくなりそのまま垂れてしまいます。

その下にある真皮も、皮膚の下に溜まった水分や老廃物の重みで引っ張られ続けるうえに手指による圧力も加えられることで復元力を失い、たるみます。

お肌が弾力を持ちピンっとしたハリを保っているならば、多少の水分や老廃物の重みは受け止めることができますので、深刻なたるみにまではつながらないはず。

ですから、これは表情筋の衰え以前の問題で、皮膚が伸びきってしまえば「たるみの素地」が整うということに他なりません。

リフトアップのために良かれと思って始めたマッサージがかえってお肌にダメージを与えてたるませているとしたら……ショックですよね。

マッサージの際に加えるべき力はごく弱く、「ゆっくりと丁寧に撫でている」という程度の力のかけ方が適正であることを意識する必要があります。

正しいマッサージとは、きわめて柔らかなタッチで行なわれるもの。

ゴシゴシとこすったり、ギュウギュウと圧したりといった強過ぎるマッサージは厳禁ですのでくれぐれも注意しましょう。

順調なターンオーバーでハリのあるお肌に

お肌の細胞は常に新しいものに入れ替わっていて、その入れ替わり(ターンオーバー)が順調であるということはすなわち、良好な状態にある細胞によってお肌が構成されているということであり、お肌の弾力は保たれます。

逆にターンオーバーが不順な場合、お肌は古い細胞や未熟な細胞によって構成されることとなり、たとえ強過ぎるマッサージによるダメージがなくてもたるみが生じやすくなります。

リンパ液の循環をよくしてむくみを解消するマッサージだけでなく、ターンオーバーを促進する作用を持つ成分もたるみ解消のためにおおいに活用しましょう。

そういった成分が配合されている化粧品を用いたスキンケアを並行して行なえば、相乗効果が期待できるはずです。

たとえば、古くから皮膚治療薬に利用されてきた和漢植物である紫根(シコン)は、すぐれたターンオーバー促進作用を持つことで知られます。

しかもそうしたすぐれた作用を持ちながら、自然由来の成分ならではのやさしさという特長も併せ持つため、お肌に負担や刺激を与えないという点からも紫根はおすすめの成分です。

むくみやそれに起因するたるみは、からだの中の巡りの不調が影響するということを考えれば非常に流動的であり、改善を期待しやすい性質のトラブルであるともいえます。

皮膚の下に溜まってしまった水分や老廃物がスムーズに流れるようにするための適切な力加減でのマッサージ、そして皮膚の再生を促す成分の力を借りたスキンケアの合わせ技で、たるみ解消へつなげましょう。

【監修】自然派化粧品の老舗「美健漢方研究所」

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日本の伝承品「紫草の根 紫根(シコン)」の歴史は古く、万葉集に見ることができます。美健漢方研究所では、1978年、創業当初より歳月をかけて“紫根の力”を最大限に引き出す「紫根基礎化粧品」を開発、改良を重ねてきました。使い続けることでお肌自体をリフレッシュして“肌の自活力”を高めてくれます。

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