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男性だけの悩みじゃない!女性には女性の薄毛
ヘアスタイルが思うように決まらないことが多くなってきた、この頃なんとなく寝癖がつきやすい……それはもしかすると薄毛の兆候かもしれません。
髪が薄くなるのは男の人だけの話?――いいえ、薄毛は男女共通のトラブルです。
誰しも髪のボリュームは年齢に応じ落ち着いてくるものですが、地肌の透けが目立つレベルになっているようであれば「薄毛」と呼ばれる域。
上記のほかにたとえば次のような傾向が見られれば薄毛が疑われます。
- どうやっても頭頂部がぺたんこになる
- 以前よりも明らかに分け目が目立つ
- 洗髪やブラッシングの際の抜け毛がやけに細い
一本一本の髪が細くなったり、髪の生え替わりサイクルが乱れて休止期に入っている髪の割合が高くなったりすることが原因で頭髪がボリュームダウンしてしまっている状態が薄毛です。
男性に限らず女性にも起こり得るのですが、女性の場合ホルモンの関係で男性のように「最終的にまったく生えてこなくなる」ということがないため注目度がそこまで高くないのが実情です。
ひと昔前には中年以降の女性はおしなべてキツめのパーマをかけていたものですが、これもぺたんこの髪や目立つ地肌をカバーするため。
ですから、女性の薄毛問題は顕在化こそしてこなかったものの多くの女性が悩んできたことであるといえます。
女性の薄毛の特徴は?
男女共通の悩みである薄毛ですが、女性の薄毛は男性の薄毛とは異なる特徴を持ちます。
髪の毛1本1本が痩せる
女性の薄毛は、本数の減少に加え髪が痩せてしまう点に特徴があります。
糸を織り上げて作られている布地を想像してみてください、織り糸がより細くなれば布地は薄くなり(=ボリュームが減る)透け感は増します(=地肌が隠れず透けて見える)。
たとえ本数がさほど変わらなくても、1本1本がほんの少しずつ細くなるだけであっても、10万本前後もあるといわれる頭髪全体が痩せていくとなればその影響は小さくないのです。
頭頂部から始まることが一般的
男性の場合は生え際からだったりこめかみからだったりと一定しませんが、女性の薄毛は頭頂部から始まることが多い傾向です。
本人はなかなか気がつきにくい場所ということもあり、かなり進行してから発見してギョッとするということも少なくないようです。
また、他の部位の髪で覆い隠すのが難しい箇所であるということも悩ましいといえます。
女性の薄毛の原因は?
こうした女性特有の薄毛の原因は何でしょう?
極端なダイエットによる栄養不足、シャンプーやヘアスタイリング剤の影響も考えられますが、そういった心当たりがないのであれば原因は大きく分けて次の2つであることが大半です。
ホルモンバランス
女性ホルモンの一種であるエストロゲンは髪の健康や成長に深く関わっています。
髪は成長期→退行期→休止期のサイクルで伸びては生え変わりを繰り返しています。
しかし、髪の成長を持続させるはたらきのあるエストロゲンの分泌が減少すると成長期が短くなり、結果として休止期が長くなるため、頭髪全体で休止期にある毛の割合が高くなってしまいます。
エストロゲンの分泌が激減する更年期に薄毛が深刻化する例が多いのもそのためです。
血行不良
酸素や栄養分は血液によって運ばれます。
なんらかの原因によって血流が悪くなると頭髪への養分供給もスムーズに行われなくなり、栄養不足で髪が痩せ、さらには抜け落ちやすくもなってしまいます。
髪のすこやかな成長には良好な血行が欠かせません。
今すぐ始めたい薄毛対策はこれ!
では、女性の薄毛に効果的であると考えられる対策にはどういったものがあるでしょうか?
イソフラボンの摂取
ホルモンバランスの乱れが原因となっている場合、健康で美しい髪に深く関わるエストロゲンの減少を放置せず、減少傾向にあるのであればそのカーブをゆるやかにすることが重要です。
更年期対策として病院で行われるホルモン補充療法もありますが、自分でできる範囲ということであればエストロゲンと似た作用を持つイソフラボンを積極的に摂取するとよいでしょう。
イソフラボンの含まれる豆腐や豆乳といった大豆製品のほか、サプリメントを利用するのもおすすめです。
有酸素運動
日頃から定期的に運動をしている女性は更年期症状が軽い傾向があるといわれています。
身体に過度の負担を強いないウォーキングやアクアサイズ(水中運動)などの有酸素運動は、ホルモンバランスの乱れによる症状を緩和する効果があると考えられます。
ストレス緩和
過度のストレスは自律神経を乱し、ホルモン分泌を司令塔である視床下部にも悪影響を与えるためエストロゲンの分泌に支障をきたします。
また、いくつもの種類のホルモンが生成・分泌されている中で、強いストレスにさらされているとストレス対抗性を持つ別のホルモンを量産する必要が生じ、その結果エストロゲンの生成まで手が回らなくなり不足することになるという一面もあるとされます。
なにかとストレスフルな現代社会にあってストレスフリーな生き方は困難ですが、少しでもストレスを解消して自分をラクにしてあげるようにしましょう。
禁煙・減煙
たばこのニコチンには血管を収縮させる作用があるため、喫煙は血行不良につながりやすく薄毛の遠因となり得ます。
禁煙が無理ならせめて喫煙回数を減らすようにするとよいでしょう。
ツボ押し
手軽でありながらストレス緩和や血行改善などさまざまな効果を期待できるのがツボ押しですが、薄毛に効果的と考えられるツボもあります。
【百会(ひゃくえ)】
頭頂部にあるツボです。頭皮の血行を改善して代謝をよくするだけでなく、自律神経を整える作用もあります。
【角孫(かくそん)】
耳のすぐ上にあるツボです。イタ気持ちよく感じられるように押すと頭皮の血行がよくなります。また、頭部の緊張もほぐれるのでストレス緩和の効果も見込めます。
【風池(ふうち)】
首の後ろ側の付け根左右にあるツボです。血行促進効果のほか自律神経を整える作用があります。
【腎穴 (じんけつ)】
てのひら側、小指の第一関節の横じわ中央付近にあるツボです。ストレスを軽減しホルモンバランスを整える効果が見込めます。
薄毛に朗報!ヘマチンで髪にハリ・コシを
前項で挙げた内側からの薄毛対策以外に、髪に直接はたらきかける成分「ヘマチン」を配合したシャンプーなどの使用もおすすめです。
カラー剤の発色や色持ちをよくし、カラーリングによる髪のダメージを修復する効果のあるヘマチンは、美容院でのヘアカラーリングの際に使われることも多いのですが、髪にハリとコシを与えるはたらきにもすぐれ、薄毛の悩みにも対応します。
ヘマチンはその分子構造上、髪の主成分であるケラチン(たんぱく質)と容易に結合し、つまりは髪の構成成分の一部となることで細く弱々しくなった髪を太くしっかりと補修してくれます。
その結合は分子レベルであるため非常に強力で洗い流されるようなこともありませんので、日常的なケアで髪の状態の着実な改善につなげられます。
また、ヘマチンには老化を促進する活性酸素を除去する作用もあるので、若々しい髪や頭皮のためにもぜひその力を取り入れたいですね。

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