手ごわい大人ニキビは「場所別ケア」で手早く治す!

       
     
       

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一筋縄ではいかない大人のニキビ、その理由とは?

ニキビを治そうと毎朝念入りに洗顔していた高校生の頃、「いつまで洗面所を占領しているの!?」なんて怒られたこともあったっけ……今となれば甘酸っぱい思い出ですよね。

でもまさか、大人になった今もニキビに悩まされるだなんて……!

大人になってからできるニキビは一般に「大人ニキビ」と呼ばれ、思春期のニキビとは区別されますが、実際にその発生メカニズムは異なります。

思春期には皮脂の分泌が非常に活発となり、そうした皮脂が毛穴に詰まって炎症を起こしてしまいニキビとなります。

ですが、大人と呼ばれる年齢ともなれば皮脂分泌量は落ち着くのが普通で、ニキビも単純に過剰な皮脂が毛穴詰まりを起こしてのものではなくなってきます。

大人ニキビの原因はちょっと複雑だったり、ときにはいくつかの原因が複合的にかかわっていたりと一筋縄ではいきません。

そのため、対処方法についても「これさえすればOK」という単純明快なものではない場合が大半です。

大人ニキビの原因を場所で推測!

原因が特定しづらく、改善のために何をすればよいのかわかりにくい大人ニキビ、いったいどう対処すればよいのでしょうか?

ひとつの大きな手掛かりとなるのが、ニキビのできている場所。

原因を100%確定するものではありませんが、ニキビのできた場所によりその原因をある程度まで推測できるからです。

ニキビのできやすい場所と、一般的にいわれているその原因とを以下に挙げます。

Tゾーン全体

おでこから鼻にかけてのTゾーンはもともと皮脂腺が多い部位。

このTゾーン全体に複数のニキビができている場合、過剰に分泌された皮脂の毛穴詰まりが原因となっている可能性が高いです。

これはつまり、いわゆる大人ニキビとしてはやや例外的で、思春期ニキビと同じ原因によるものであり、体質的に皮脂の分泌が活発な脂性肌の人によく見られます。

おでこ

おでこにニキビができている場合、考えられる原因は2つです。

ひとつは消化機能の低下、もうひとつは前髪が常に触れていることによる刺激です。

髪の生え際

髪の生え際にニキビができている場合、洗顔料やシャンプーなどのすすぎ残しが原因として強く疑われます。

鼻にニキビができている場合、肝臓や大腸、肺といった臓器が不調である可能性があります。

また、もともと皮脂分泌が盛んな部位であるところへ、日頃から癖でつい触ってしまい刺激となったり雑菌が繁殖したりということが原因となっている可能性もあります。

頬にニキビができている場合、ホルモンバランスの乱れが原因として考えられます。

また、もしも片方の頬だけにできる場合は、枕などの寝具が不衛生な状態となってしまっている可能性も疑われます。

口まわり

あごや鼻の下といった口まわりにニキビができている場合、食生活の乱れやホルモンバランスの乱れが原因となっていることが考えられます。

普段は滅多にニキビのできない人の場合、体調不良のシグナルとして口まわりにニキビができるケースが多いようです。

Uゾーン

特に皮脂腺が多いわけでもないUゾーン(フェイスライン)にできるのは、大人ニキビの典型です。

お肌のバリア機能が弱っている可能性が高いでしょう。

原因別ケアで大人ニキビをスピード改善

原因を推測できたら、次はそうした原因別に適切な対処を行い、早期改善を目指しましょう。

皮脂腺の多い箇所の皮脂の過剰分泌が原因である場合

Tゾーン全体にニキビができているケースなどがこれに当たりますが、その理論や対処法は思春期のニキビと似たようなものとなります。

洗い過ぎにならないよう気をつけながら余分な皮脂や汚れを取り除き、清潔を保つことを心がけましょう。

また、ファーストフードや甘いものは皮脂分泌量をさらに増やしてしまいますので、食べ過ぎないように気をつけましょう。

外的要因(すすぎ残し、頻繁に触る、前髪、寝具など)が原因である場合

外的要因を取り除くことに尽きます。

  • 洗顔料やシャンプーなどのすすぎ残しがないよう十分に洗い流す
  • 無意識のうちに手で触らないよう気をつける
  • 前髪がおでこにかからないようにする
  • 寝具、特に枕カバーを清潔に保つ

食生活の乱れが原因である場合

バランスのよい食事を心がけましょう。

動物性脂肪や糖分といった皮脂分泌量を増加させる食べ物を極力避けるだけでなく、各種ビタミンの摂取についても意識するとよいでしょう。(特にビタミンB群やビタミンA、C、E)

また、アルコールやカフェインの摂取はビタミンB群の大量消費や吸収量低下につながりますので、ほどほどに。

ホルモンバランスの乱れが原因である場合

睡眠不足や不規則なライフスタイルなど、ホルモンバランスの乱れを招くような生活習慣を改善しましょう。

ホルモンバランスの乱れは自律神経の乱れと密接に関連していますから、自律神経を整えるとされる習慣(ストレスの発散、朝日を浴びる、深呼吸、適度な運動など)を取り入れることでニキビはかなりの程度まで解消されるはずです。

また、生理前には皮脂分泌量を増加させる黄体ホルモンの分泌が多くなるためニキビができやすくなる傾向がありますが、この場合は時期が過ぎれば改善されます。

消化機能の低下や内臓の不調が原因である場合

暴飲暴食で胃腸が疲れていませんか?姿勢の悪さにより常日頃から内臓が圧迫されていませんか?

お肌は内臓の鏡、思い当たる節があれば改善を心がけましょう。

ただし、不調の度合いによっては病院できちんと検査を受けることが必要です。

お肌のバリア機能の低下が原因である場合

乾燥することでお肌のバリア機能は低下します。

保湿をしっかりと行ってお肌を潤せば、バリア機能の回復につながるだけでなく、固くこわばった角質が毛穴をふさぎニキビができやすい状態となることも防ぎます。

大人ニキビにこそ和漢の力を

上記のほかに、実は身体を温めることも大人ニキビには効果的と考えられます。

東洋医学の考え方では「冷え」はさまざまな不調の原因となりますが、ニキビや吹き出物の原因のひとつも「冷え」であるとされているのです。

身体を温めることによる多くの効果のうちでも、血行がよくなっていわゆる「巡りのよい状態」となるという効果はとりわけ重視されます。

巡りがよければ、お肌にも潤いが行き届きターンオーバーも順調、自律神経を整えることにもつながりますので大人ニキビの解消にとどまらない数々の美容効果が見込めるでしょう。

この「巡り」は、化粧品でもサポートすることが可能です。

冷えに悩む人が漢方薬に助けを求める例が多いことからもわかるように、「巡り」は和漢生薬が得意とするはたらきの代表格。

身体を温めたり生活習慣を見直したりといった内側からのケアに加え、和漢生薬を配合した化粧品を使い外側からのケアも同時に行うことは大変効果的といえます。

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