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混合肌にもいろいろあるって本当?
混合肌とはその名の表すとおり、顔の部分ごとにタイプが異なる肌質のことです。
部分ごとに「皮脂分泌量」が異なる肌質と言い換えてもよいでしょう。
もともとTゾーン(おでこから鼻にかけて)には皮脂腺が多く、他の部分よりも活発に皮脂が分泌されるのは当然のこと。
誰しも部分ごとに皮脂量の差があるので、「Tゾーンだけはベタつきがち」「Uゾーンだけは乾燥気味」といった程度のことはよく見受けられ、そういった意味では多くの人が「ちょっとした混合肌」であると言えるでしょう。
ただし、「Tゾーンはオイリー肌なのにUゾーンは乾燥肌」という両極端なパターンは問題です。
混合肌にもいろいろありますが、苦労の多い「悩める混合肌」はこの両極端なタイプの混在するお肌です。
そもそもなぜ混合肌になってしまうの?
こういった部分ごとの極端な皮脂量の差はなぜ生じるのでしょう。
考えられる要因としては、ストレスや偏った食生活、生活習慣、ホルモンバランスの乱れなどが挙げられます。
年齢も大きな要因のひとつで、加齢に伴い変化していく肌の水分と油分のバランスの関係上、どうしても混合肌に傾きがちな時期(30代前後と言われています)があります。
どの要因もごくありふれた、誰でも経験し得る内容のものばかりですね。
混合肌というと特殊な肌質のように感じられるかもしれませんが、実際には混合肌に苦しむ人は決して少なくないのです。
混合肌の悩みといえば……
混合肌の何が問題でどういったところに苦労するのかといえば、突き詰めれば「Tゾーンのお手入れとUゾーンのお手入れの両立が難しい」ということに尽きるでしょう。
オイリーなTゾーンに求められるスキンケアと、カサつくUゾーンに求められるスキンケアにはやはり違いがあるため、両立はとても難しくなります。
喩えるならば、夏場のスキンケアと冬場のスキンケアにそれぞれ必要な要素を全てカバーしようとするようなものです。
混合肌のスキンケアによくあるトラブルとは?
混合肌の人によく見られるスキンケアが「皮脂対策最優先ケア」です。
メイクが真っ先に崩れてテカってくるのは、なんといってもTゾーン。
メイク崩れというわかりやすい形で表れるだけに、オイリーなTゾーンをまず改善したいと思うのはごく自然なことです。
ですが、混合肌のオイリーな部分にフォーカスしてひたすら皮脂対策を優先することは、残念ながら必ずしも事態を好転させるとは言えません。
成長著しい時期にあるごく若い人のオイリーな肌であれば活発過ぎる皮脂分泌による場合も確かに多いですが、混合肌に悩む人のTゾーンのベタつきの原因は往々にして乾燥だからです。
乾燥した肌は内部から水分がさらに蒸散するのを防ごうとして、油脂分で蓋をするべく皮脂の分泌を増やします。
その皮脂を行き過ぎた洗顔でどんどん奪い去れば、足りない分を補おうと皮脂は一層分泌され、結果として過剰分泌を招くこととなります。
また、毛穴の掃除目的で頻繁にクレイパックなどを行うと角質層への物理的な刺激となり、バリア機能がさらに低下します。
そのため、皮脂膜を生成することでバリア機能を補強しようと皮脂分泌が促され、これも過剰分泌につながります。
つまり、肌表面は皮脂でテカっていても内部は乾燥しているというインナードライの状態になっているケースです。
それに気づかず余分な皮脂を落とそうと念入りに洗顔し、ベタつきが抑えられるようにと乳液やクリームを使わないお手入れを続けていくと、ベタつく部分はよりベタつく、カサつく部分はよりカサつくようになるということになってしまいます。
そうはいっても化粧崩れはみっともないし、Tゾーンのテカりを放置してはおけないというのが心情ですよね。
理想を言えば部分別に最適なスキンケアをそれぞれ行うのがベストですが、単純に考えてスキンケアの手間と時間が2倍になるということですから、面倒と感じる方も多いはずです。
ベタつくTゾーンもカサつくUゾーンもまとめてケアする方法はないのでしょうか。
混合肌の味方「紫根」ならTゾーンもUゾーンも!
ここで注目したいのが「紫根(しこん)」です。
ムラサキという植物の根から作られる生薬として、日本でも万葉の時代より珍重されてきました。
この紫根には混合肌に特に嬉しい作用が複数あります。
お肌のバリア機能を高めてくれる!
皮脂が過剰に分泌される大きな要因のひとつである乾燥は、皮膚表面の角質層のバリア機能の低下が原因です。
紫根には、この角質層のバリア機能を回復させる作用があります。
カサつく部分も同様にバリア機能が低下した状態ですから、カサつきの改善にもつながります。
抗菌・抗炎症作用でニキビや吹き出物にも!
紫根には抗菌・抗炎症作用もあります。
菌の増殖を防ぐとともに炎症も防ぎ、過剰分泌された皮脂が毛穴につまってできるTゾーンのニキビだけでなく、皮脂膜の生成がうまくいかず乾燥が進んで毛穴が縮んだことによるUゾーンの大人ニキビや、ホルモンバランスの乱れなどからできる吹き出物も鎮静します。
肌質全体の底上げも!
紫根を調合した漢方薬としてよく知られているのが、江戸時代に処方された「紫雲膏(しうんこう)」です。
漢方の内用薬の代表格が葛根湯なら外用薬の代表格が紫雲膏で、火傷や切り傷の治癒を助ける外用薬として今なお市販されています。
紫根の成分が損傷した皮膚の修復し再生を促進する作用にすぐれていることの証です。
ターンオーバーの正常化を促すので、治りの遅いUゾーンのニキビの早期治癒や、ニキビ痕を目立たなくする効果も期待できるなど、さまざまな肌トラブルの解消に役立ちます。
漢方処方視点のロングセラー紫根エキス化粧品
混合肌の悩みのそれぞれに応えてくれる紫根は、混合肌向けのお手入れの切り札成分とも言えます。
この紫根のエキスを配合した化粧品なら、Tゾーンのお手入れとUゾーンのお手入れを両立させるための大きな助けとなってくれるでしょう。
しかし、漢方は複数種類の生薬の絶妙な調合バランスが実現したときにはじめて劇的な効果を発揮する性質のものであり、ただ混ぜ合わせただけでは十分な効果は期待できません。
そんな漢方処方の視点で紫根エキスの持つ力を最大限に引き出せる配合を目指した「紫根エキス和漢自然派基礎化粧品」は、混合肌のスキンケアアイテムとしておすすめです。
「紫根」を味方につけて、気難しい混合肌に悩まされる日々とさよならしませんか?

紫根エキス和漢自然派基礎化粧品
混合肌の強い味方!
漢方処方視点の化粧品
日本の伝承品「紫草の根 紫根(シコン)」の歴史は古く、万葉集に見ることができます。美健漢方研究所では、1978年、創業当初より歳月をかけて“紫根の力”を最大限に引き出す「紫根基礎化粧品」を開発、改良を重ねてきました。使い続けることでお肌自体をリフレッシュして“肌の自活力”を高めてくれます。