オーガニック化粧品の安全性・美肌効果と市販の紫根について

       
     
       

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安全性が高いオーガニックと紫根の関係

今では誰もが知っている言葉「オーガニック」。

食品も化粧品も体や肌に悪い添加物などが使われていない安全性が高いものというイメージですが、「オーガニック」について正しく説明できますか?

また、本当にオーガニックであれば、全て安心して使えるものなのでしょうか?
逆にオーガニックではないものを使って大丈夫なのでしょうか?

オーガニック製品について、またオーガニックと紫根の関係をご紹介したいと思います。

オーガニックって何?

“オーガニック”の意味は“有機”という意味です。

では「有機って何?」と聞かれた時に「無農薬」までは答えられても、それ以上何のことか知らない人は多いのではないでしょうか。

農薬や化学肥料を使わず、自然の力を利用して農産物を生産していくことや、その加工物のことをさします。

オーガニック〜化学肥料などを使わず太陽・水・土地・生物の自然の恵みで行う農林水産業や加工方法

でも実は大きな目的が別にあります。

現代は化学肥料や農薬などを使うことが増え、微生物が生きていられない土壌が増え、人間も食べ物に残留した農薬を口にする危険があります。

本来の人間や生物の住む世界は、食物連鎖で巡っていました。
微生物が土の中の有機物を分解し、植物の根がその栄養を吸収し、太陽の光で光合成をして栄養を作り、人間や動物がそれを食べる。

そのような本当の意味での自然な環境を取り戻していくための手段でもあるのです。

オーガニックのコスメや食品は何が違うの?

今ではオーガニック食材ばかりを扱うスーパーマーケットなどもあるほど、ヘルシー志向の人たちからの人気が高まっています。野菜やコーヒーなどの食材をオーガニックであるかどうかを基準にして選ぶ人も増えています。

オーガニック専門マーケット

ですが、このような食品などの「有機農産物」「有機加工食品」、その他「有機畜産物」「有機飼料」しか有機JAS規格は制定されていないのです。

つまり、水産物やコットンなどの繊維、化粧品はまだ基準が確率されていないというのが実情で、中でもオーガニックコスメと言われている製品は「オーガニックの認定を受けている植物エキスを使用している」ほか、無添加などの安全性を高めている条件で生産され、肌への刺激が少ない特徴を持った化粧品ということになります。

オーガニックコスメは化学物質を使わない自然素材を利用しているため、肌への負担を減らして美肌ケアができると、肌が弱い人や肌荒れの悩みを持つ人から人気が高まっています。

※厳密には「オーガニック」と「無添加」「天然由来」といわれる化粧品とは意味合いが異なります。「無添加」は人工添加物を使っていない商品、「天然由来」は天然の素材を加工して使用している天然成分が配合されている商品ということになります。

オーガニックの危険とは?安全の基準は?

「有機○○」「オーガニック○○」など、商品名に有機生産物を思わせる名前をつけている場合がありますが、名前だけで判断するのは危険です。

安全か危険か 注意する

かつてオーガニックという言葉が海外からやってきて、日本でも “オーガニックブーム”が起こりました。

その頃は植物エキスさえ使っていればオーガニックと名乗ってしまうようなレベルのものが後を絶たず、安全性が高いとは言えない代物も多かったため、とうとう2000年、日本のJAS法で有機農産物と有機農産物加工食品を「オーガニック製品」として販売する場合、登録認定機関の検査・認証が必要となり、有機JASマークを付けることが義務付けられました

これにより日本よりも厳格にオーガニックの基準が設けられている海外にも輸出することができ、世界共通の安全基準を満たした製品と言えるようになりました。

ただし注意したいのは、オーガニック=農薬ゼロ、化学物質不検出とは言えません

年に一回、専門の検査員が現地の環境を確認し審査をしますが、農薬の残留検査までしているわけではありません。汚染がないように対策がなされているか、という視点でチェックされるので、農薬の分析は別途検査を依頼する必要があります。

ですが、有機JASマークがついた製品は、きわめて化学的なものを排除した安全性の高いものであることに間違いはありません

日本はオーガニックの最先端!?

先にお話した通り、日本にはオーガニック専門ショップがあるなど、オーガニック製品の良さについて認知度が上がっています。

しかし日本のオーガニック事情は世界基準と比べると遅れをとっています

危険性の項目でもお話した通り、生産者が勝手に基準を判断し、オーガニックと名付けることもできた時代もあったのです。

世界一を誇る技術力が豊富な日本。
オーガニックの分野でも世界一を目指してもらいたいですね。

オーガニックは高価?

オーガニック製品を生産する場合、日本は特に流通や人件費などが元々高い上に、オーガニック認証を受けるための費用なども加算されるため、高価になりがちなのはある程度仕方がないことでしょう。

オーガニック認定を受けている材料を使っていても、その他が添加物や化学物質などを多く使っている製品は安価に抑えることができますが、肌への刺激で肌が弱い人は悪化してしまうことがあります

オーガニックコスメ

価格が安すぎるオーガニック製品はすぐに購入せず、調べて安全を確認してからにしてくださいね。

紫根もオーガニック製がいい?

オーガニックの定義がわかると、オーガニックと認定されている材料を使うことは安全性が高いことだということがわかります

とはいえ、日本でも紫根の栽培を復活させようと尽力している機関が増えていますが、まだまだたくさんの商品に使う材料として生産できる量は確保できていません。

現在紫根は日本ではほとんど採れないため、中国製の紫根を輸入して使うことが多くなっていますが、商品そのものを見ただけでは素人には農薬を使っているかどうかなどはわかりません。

染料としての紫根を誤って化粧品用と使ってしまった場合など、農薬が残っているなど、品質に不安があるものに出くわしてしまうこともあります。

ただ不安になりすぎる必要はありません

オーガニック認定がされていなくても、安全性が高い紫根を使用することは可能です。

安心な場所で買いましょう

無香料・無着色・旧指定成分無添加を目安にしていただくと安心です。

信頼できる紫根の材料を使用している化粧品を選ぶことをオススメします。

【監修】自然派化粧品の老舗「美健漢方研究所」

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日本の伝承品「紫草の根 紫根(シコン)」の歴史は古く、万葉集に見ることができます。美健漢方研究所では、1978年、創業当初より歳月をかけて“紫根の力”を最大限に引き出す「紫根基礎化粧品」を開発、改良を重ねてきました。使い続けることでお肌自体をリフレッシュして“肌の自活力”を高めてくれます。

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