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パーフェクトなイメージの紫根(しこん)にリスクや副作用はないの?
テレビ番組「魔女たちの22時」で放映されて以来、美容効果が高いと認知度が上がった“紫根(しこん)”。
アンチエイジングに期待ができると知名度が上がった紫根エキスですが、美白・シミ・しわ・乾燥・ニキビなどの改善につながるなど、良い評判しか聞こえてきません。
果たして本当に良い効果しかないのでしょうか?
使う上でのリスクや副作用などはないのでしょうか?
安全に使っていただくため、紫根を使う上での注意点をご紹介します。
豊富な紫根エキスの美容効果とは
まず紫根(しこん)エキスがなぜ美容によいと言われるのか、理由をお話しします。
紫根の主成分「シコニン」にその理由が隠されています。
シコニンには抗炎症作用、殺菌作用、解毒作用、細胞賦活作用などがあり、これらが美肌へと導くサポートをしてくれます。
1. ニキビ・吹き出物を改善する

ニキビに悩む女性
ニキビや吹き出物の敵である雑菌をやっつけてくれるため、悪化を防ぐことができます。また抗炎症作用があるため、炎症が加速している状態を止める働きもあります。さらに皮膚の再生を促進するため、ニキビ痕が残りにくくなりますので、現役の大人ニキビから炎症が治まった後のケアまでトータルケアができます。
“紫雲膏”という名前の塗り薬はニキビや火傷にも昔から使われています。
2. 肌荒れを改善する

肌荒れ改善!
ニキビ・吹き出物と同様に、抗炎症作用と保湿力により、荒れた肌のダメージを和らげてくれる働きがあります。免疫力も上げてくれるため、アトピーやアレルギーなどの体質的に外部の刺激にも負けない肌に変化した人も多くいます。
肌の土台が元気をキープし続けていることで肌トラブルをはね飛ばしていけますので、トラブルがない日常使いにも適しています。
3. シミ・くすみを薄くする美白効果

シミ・そばかす
細胞賦活作用が、皮膚の新陳代謝を高め肌のターンオーバーを促します。加齢により新陳代謝が落ちてきた肌を活性化し、肌細胞を新しいものに入れ替えていきます。シミとなって残りやすくなった老廃物を排除しやすくするため、肌トーンが明るくなることもあります。
このようにダメージを受けた肌を回復させ、美肌力をアップさせてくれるため、肌悩み全般に効果が期待できる優れた美容成分なのです。
紫根エキスの副作用ついて
紫根に関しては副作用というよりも、素材の状態に注意を払うことのほうが大切です。
なぜかといえば、紫根を採取したばかりの状態には「ピロリジジンアルカロイド」が含まれていて、肝中心静脈血栓や肝癌を引き起こす可能性がある成分ということがわかっています。
基本的には内服薬として体内に入れた場合のほうが危険なのですが、肌につける化粧品としてお使いの場合にも、少しでも人体に危険性のあるものは排除しておくに越したことはありません。
そのためには、“アク抜き”済みの紫根を使うようにしてください。
漢方薬局などのプロがいる専門機関で、品質が保証されている場所で購入できるのであれば良いのですが、オークションや販売元が品質がはっきりしない場所で購入することはおすすめできません。
<紫根化粧品を使いたい時の注意点>
・安全な紫根を買うこと(漢方薬局などの正規ルートを選ぶこと)
・既製品の市販化粧品を買うこと
せっかく素晴らしい紫根の恵みで美肌に変えていきたいのですから、「ピロリジジンアルカロイド」を濾過して排除した紫根を使っているものを選ぶことをオススメします。
紫根は内服薬にも使われる効果が幅広い植物エキス
紫根エキスは軟膏などの塗り薬だけではなく、漢方薬の材料ともなり内服薬としても信頼のおける植物エキスです。
有名な痔の内服薬にもシコン水製エキスが配合されています。これは炎症を抑える効能を利用して改善させるためです。

痔にも使われる紫根
ただし適量が大事です。お薬には必ず「使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しくお使い下さい」といった文言が入っていますが、良い成分だからたっぷり使えば使うほどいいだろう、ということではありません。
肌が弱い方などは、腕などでパッチテストをしてから顔に使うようにしてくださいね。
アトピーやアレルギーなどの肌が弱い人が紫根を使った場合の副作用は?
アトピーやアレルギーを持っている人は、日々の生活にとても注意を払っています。

大人も子供も辛いアトピー
肌に浸透させる化粧水やボディローションなどに刺激のある材料が使われていると、肌が腫れてしまったり、痒みが出てきたり、時には炎症を起こしたりすることがあります。
このようにデリケートな肌質の人が紫根を使った場合ですが、結論からいうと問題ありません。
むしろアトピーやアレルギー症状が出て傷ついているお肌に使うと、紫根に含まれている”シニコン”の抗炎症作用で辛い症状が落ち着くことがあります。さらに炎症や痒みで触ったり掻いてしまったりした肌の修復をする作用もあるため、肌を回復へと導きます。
ただし副作用ではないのですが、アトピーやアレルギー症状が酷く悪化している状態の時に使うと、紫根エキスの血行不良改善の作用が災いして、血行が良くなりすぎることによる痒みが増してしまうことがあります。
本来であれば体質改善につながる作用でも、耐えられない痛みや痒みにつながっては意味がありません。
症状が酷いと思われる場合は、自己判断の民間療法ではなく、医療機関で医師の正しい診断を仰ぎましょう。
市販の紫根化粧品に副作用がおきた事例はあるか
市販されている化粧品でトラブルや副作用があったという事例はまだ聞いたことがありません。
個人の自己責任で紫根を使って紫根化粧水を作る人が増えており、濃度などの濃さが合わなかったりといったトラブルはあるようですが、市販の化粧品の場合はテストを重ねて、使用する成分もチェックされていますので、基本的には安全です。
お肌の悩みで頭がいっぱいになっているときには、オーバーな効能が魅力的に見えることもあります。
ですがそんな時こそ、本当に紫根の効果が発揮できる量を使っているのか、安全性の高い材料を使っているのかなど、しっかり説明を読み、過剰広告には注意をして、納得してから購入することをオススメします。

紫根エキス和漢自然派基礎化粧品
デリケートな肌にも
安心の紫根化粧品
日本の伝承品「紫草の根 紫根(シコン)」の歴史は古く、万葉集に見ることができます。美健漢方研究所では、1978年、創業当初より歳月をかけて“紫根の力”を最大限に引き出す「紫根基礎化粧品」を開発、改良を重ねてきました。使い続けることでお肌自体をリフレッシュして“肌の自活力”を高めてくれます。