漢方薬でも人気が高い紫根(しこん)

       
     
       

根にパワーをたずさえる生薬

紫根(しこん)はどうして肌にいいと人気があるのでしょう?

紫根はムラサキ科の多年草で、根の部分が漢方処方により、外用薬、内服液として利用されています。“紫根”は見た目が紫色の根っこで、呼び名にぴったりで一度見たら覚えてしまいます。

漢方薬としてだけではなく、テレビ番組の影響もあって、アンチエイジングの美肌ケアによいとして人気が高まり、化粧品メーカーが紫根を見直し、最近では紫根化粧品が続々と誕生しています

漢方で使用される植物は、紫根のように「根」の部分を使う生薬が多いのをご存じですか?

有名なものでは、皆さんもご存じの「朝鮮人参」(高麗人参)これも根の部分を使います。

不老長寿の薬として古来より中国において、大変大事なものとされてきた食材です。あらゆる不調にいいとされ、現在も最強の漢方薬として使われています。身体を温める食材「ショウガ」も根っこの部分を使います。

その薬効は、免疫力アップや老化防止の食材としても広く浸透し、ポピュラーな存在となっています。

ほかにも、多くの薬やコスメに配合されているカンゾウ(甘草:リコリス)や、トウキ(当帰)、ウスベニタチアオイといった有名で薬効の高い生薬も、すべて根っこの部分を使用しています。

根に大地の恵みをたずさえて、力を宿す植物は、肌を潤す力が強いものも多く、乾燥肌を改善してくれます

そもそも漢方薬って何?

漢方薬は、5世紀頃に日本に伝わった中国の伝統医学「中医学」が、日本の風土や日本人の体質に合わせて徐々に発展し、現在に至ります。

江戸時代には西洋医学も日本に入ってきましたが、西洋医学は「蘭学」と呼ばれていました。それに対して漢の時代に伝わった東洋医学で「漢方」と呼ばれるようになったそうです。

風邪薬の葛根湯(かっこんとう)は引き始めの風邪に良いとされ、市販でも気軽に買うことができますので、ご家庭に常備することも多い有名な漢方薬です。

他にも身近なところでは、お正月に飲むおとそがあります。

「漢方薬なんて飲んだことない。高価なものでしょ?」と思っている人の中でも、おとそは飲んだことある人は多いと思います。あのおとそは実は屠蘇延命散(とそえんめいさん)という薬をミリンや酒で溶かした飲み物だということをご存じの人は案外少ないかも?

新年のご挨拶に長寿を願って正月に呑む縁起物の酒ということではなじみがあっても、5~10種類の生薬が混じった体に良いものとしてはあまり意識したことがないのではないでしょうか。

漢方薬は植物だけと思う人も少なくありませんが、植物の根や茎、葉だけに限らず薬効成分がある動物・鉱物なども含まれます

医薬品扱いとなるため、個人に合わせて処方する行為は医師しかできません。漢方薬局などで薬剤師が販売している場合でも、既にできあがっている薬を、アドバイスや推奨をすることはできても、処方はできないということになります。

現在の漢方薬は科学的な根拠を提示できるものも多々ありますが、元々は先人の知恵が進化した学問だったため、実際に使ってきた人々の実績のたまものです。病気の治療や健康維持、美肌のためと用途は幅広くあります

<漢方薬の特徴>
・複数の生薬を同時に組み合わせて使用する
・体質に合わせて選ぶことができる
・体力を落とすことなく治癒する力をつける
・天然の有効成分のみを利用する
・基本的には継続して効果が出る

<漢方薬の用途>
・病気や症状を軽減させる
・内臓疾患
・精神疾患
・生活習慣病
・泌尿器科
・婦人病
・小児科
・予防
・疼痛性(とうつうせい)疾患
・アレルギー疾患

化学合成が主流の西洋薬のほうが多く利用されているかもしれませんが、漢方薬は効き目が穏やかで体にも優しい薬という位置づけです。

西洋薬と漢方薬の大きな違いは、たとえば風邪の場合をおおざっぱに説明すると、風邪によって出現した症状だけを抑えるのが西洋薬で、風邪で弱った体を体質改善で体力とともに回復させようとするのが漢方薬、でしょうか。

漢方薬には好転反応という一時的に体調が悪化するように見える症状が現れることもありますが、西洋薬(抗生物質など)を飲んで胃が必ず荒れるといったような副作用はなく、逆に胃健作用で胃も元気にしてくれるのが漢方薬のひとつの特徴です

※ただし、病気の方は良くない変化が起こる場合がありますので、医師に相談の上摂取する必要があります。

漢方薬としての「紫根(しこん)」

生薬として使われる「シコン」は軟膏剤に配合されたり、煎剤として用いられています

・紫根牡蠣湯(しこんぼれいとう)
・紫草快斑湯(しそうかいはんとう)
・紫雲膏(しうんこう)
・紫草消毒飲(しそうしょうどくいん) など

紫根の効能が生かされた生薬だけあって、薬の名前にも「紫」が使われています。
これは紫根の素晴らしい働きが昔から認められていることだと言えるでしょう。

「紫雲膏」以外は煎剤で体内に服用する漢方薬です。

紫根は漢方の世界では、体内での熱寒性を現す「五気(ごき)」では「寒(読み:かん 消炎、解熱、沈静作用」の分類となり、生薬の味(薬効のひとつ)「五味(ごみ)」では、「甘(読み:かん 補養、緩和作用」と「鹹(読み:かん 硬いものを軟らかくする作用)」がある生薬とされています。煎剤では解熱などに使われます。

外用薬である「紫雲膏」は昔から家にあったという家庭も多い、古くから利用されている軟膏です。

湿疹や外陰部の炎症を抑えるため、消炎薬、火傷、凍傷などの治療薬として使用されていて、漢方薬局以外でも購入することができますし、通販でも購入できます。
新陳代謝を促進したり、消炎・殺菌効果が高いため肌荒れにも効果があることから、最近はこの紫根のパワーを活かそうと漢方処方に習ってたくさんの化粧品に処方され、ポピュラーな成分として知名度が上がってきました

ニキビや乾燥肌などの肌荒れを改善に期待をして使用を始めた人も、同時にシミ・シワ・美白にもいいため、健康な肌に変化してきてもそのまま継続して使用する人が多い人気の植物です。

漢方薬の材料として重宝されてきていることからもわかる通り、体に穏やかな作用で働きかけつつ、幅広い肌悩みにも対応する貴重でオールマイティな生薬です。

ナチュラル志向の化粧品にも活用される理由がよくわかりますね。

【監修】自然派化粧品の老舗「美健漢方研究所」

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日本の伝承品「紫草の根 紫根(シコン)」の歴史は古く、万葉集に見ることができます。美健漢方研究所では、1978年、創業当初より歳月をかけて“紫根の力”を最大限に引き出す「紫根基礎化粧品」を開発、改良を重ねてきました。使い続けることでお肌自体をリフレッシュして“肌の自活力”を高めてくれます。

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監修 株式会社 美建漢方研究所
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