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はじめに
近頃、紫根が大人気ということもあって、手作りコスメをする人も増えています。
しかし、紫根には「ピロリジジンアルカロイド」という肝臓に対する毒性があり、肝中心静脈血栓症や肝臓がんを引き起こすリスクがあるとも言われています。
手作りコスメでは、難しい紫根に含まれる毒性の除去
自分で「ムラサキ」を栽培して、その根っこを使用すると一般人には知識がないために、この毒性がある紫根をそのまま使用して、逆に肌トラブルや思わぬ健康リスクをおこすこともあるようです。
市販されている紫根化粧品では、紫根からあく抜きをして、毒性を除去したものをコスメに使用しているので過剰な心配はいりませんが、お手製紫根化粧品は場合によっては肌にとって美肌どころか、トラブルの原因になることも。
また、あく抜きについても、どのようにしたらコスメ用に適した状態なのかも分からないまま使ってしまったりしがちです。
自分で作った方が紫根もたっぷり使えてという安易な考えがトラブルのもと
化粧品は薬ではないので、即効性はありません。
たとえ薬の成分を使用していても、化粧品は肌を健やかに保つためのものなので、1日、2日使用しただけでは、本当の良さは実感できないかもしれません。
紫根化粧品を自分で手作りする人に一番多いのが市販の紫根化粧品だと、イマイチ使用感が分からない…。
しかし、彼女たちの話しをよくよく聞いてみると、自分で作った方が紫根をたっぷりと使えるから。これが肌トラブルにもつながる一番大きな間違いです。
食べ物でも、何でもそうですが、「身体に良い」と言われるものでも、量が多いからと言って即効性があるワケではありません。
何にでも、適量があり、その適量こそがその成分が持っている特性を最大限に使うことが出来るのです。
市販品の紫根化粧品は美肌になるための適正濃度
一般の人は知識があまりないので、紫根原液の濃度を高くしてコスメを作ったりしてしまうので、肌荒れ、吹き出物、乾燥などのトラブルが起こってしまいます。
薬を例にとって考えてみましょう。
漢方薬や生薬を使った薬は、効能。効果があるからといって、原液や植物をそのまま飲んだり、塗ったりしているのではありませんね。
薬でさえ適正な量があり、その量であるからこそ効果が得られるのです。
そのため、紫根の原液を大量に使用して手作りコスメを作ったからといって、美肌効果がすぐに現れることはありません。
化粧品は適正量のものを継続的に使用することで肌コンディションを整え、美肌へとつなげることができるのです。
市販の紫根化粧品は、肌コンディションを良い状態に保つための適量で製造されています。そのため、肌に合わない場合を除いては肌トラブルを起こすことがないのです。
化粧品には保存方法も大切です
さらに、化粧品は保存状態も大切であることをご存じですか?
手作りコスメは長期保存が出来ないために1週間で使いきる必要があります。
手作りコスメは精製水を使用しますが、腐りやすく、雑菌が繁殖しやすいのことが長期保存が出来ない理由です。
それを知らずに手作りコスメを使い続けると雑菌が繁殖した化粧品を肌につけていることになります。
そのため、美肌づくりではなく、肌トラブルを起こしてしまう原因になるのです。
市販の紫根化粧品は、最初から保存状態のことも考えられて製造されていますので、1週間で使う必要はありません。
意外と知られていないかもしれませんが、雑菌が繁殖しないように保存状態や、腐らないように製造されているのです。
美肌のためには市販の紫根化粧品を使用しましょう
このように手作り紫根化粧品は様々な問題があることがご理解いただけたのではないかと思います。
せっかく、紫根を使って肌にいいことをしているつもりでも、実際には美肌のためにならないのでは逆効果ですね。
紫根は市販の化粧品を正しく使用して味方につければ美肌の頼もしいサポーターになってくれます。
美肌のためには、長く愛用されている紫根化粧品で望み通りの肌に近づけていきましょう。
また、紫根化粧品は薬ではないことは前述をしていますが、副作用はありません。
化粧品にも肌に合う、合わないものがありますが、特に肌トラブルが起こらない場合には、問題はありません。
また、市販の紫根化粧品は副作用はありませんので、心配する必要はありません。
市販の化粧品は使用感も重視
化粧品は安全性が一番大切ですが、毎日使い続けることにストレスを感じていたら続きません。
長続きさせるためには、快適な使用感(テクスチャー)も大切です。
市販の化粧品は肌別でシリーズ化する場合がありますが、単純に思い浮かべるのは「しっとりタイプ」/「さっぱりタイプ」や、「香料入り」/「無香料」などがありますね。
「紫根エキス漢方自然派基礎化粧品」の場合はわざわざ香料を入れてはいませんが、https://biken-k.com/products/detail.php?product_id=31518006
本来紫根そのものだと割と強い香りがします。ですが化粧品では快適に使えるテクスチャーになっています。
紫根化粧水の場合、紫根クリームの場合などでもにおいの感じが異なりますが、どちらもさわやかに使える使用感になっているため、リラックス効果も感じられます。
手作り化粧品を作ろうとすると、この使用感がとても難しいということがわかります。
顔に伸びやすい紫根クリームの配合、リラックスできる香り・・・多くの人が満足する使用感は、開発を重ねて誕生する技術力です。また一度は理想の使用感で作れたとしても、確実に同じに再現することが意外に難しいのです。
実は割安の市販品
本当にシンプルな手作りコスメ(精製水+ヒアルロン酸だけ、など)は確かに手間もかからずお手頃です。
でも、紫根のように、どこにでも安全なクオリティのものを販売しているわけではない材料を使いたい場合、本当に良いものを探して買うだけで高額になります。
さらに使用感にとろみをつけたい・・・伸びよくしたい・・・といったテクスチャーを望めば、もっと材料が必要になり、それぞれ現品で大量に所有することになり、使い切るまでには消費期限を過ぎてしまうということも。
既製品を使うことで、材料にかかるコストと手間を大幅にカットできるため、価格の面でもとてもお得。安全を買うことにもなっているんですよ!

紫根エキス和漢自然派基礎化粧品
長年愛されてきた伝統の紫根化粧品
日本の伝承品「紫草の根 紫根(シコン)」の歴史は古く、万葉集に見ることができます。美健漢方研究所では、1978年、創業当初より歳月をかけて“紫根の力”を最大限に引き出す「紫根基礎化粧品」を開発、改良を重ねてきました。使い続けることでお肌自体をリフレッシュして“肌の自活力”を高めてくれます。