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紫根が荒れた唇を綺麗にするって本当?
紫根(しこん)は「魔女たちの22時」という番組で、アンチエイジングを始めとした、美肌効果が高い植物エキスとして一躍有名になりました。
化粧水やクリーム、今では美容液やジェルなどにも配合され、数々のメーカーが紫根化粧品を発売しています。
そんな美肌効果が高い紫根エキスですが、なんと唇を美しくする効果もあるのです。
もちろん皮膚の一部ですから当然といえば当然なのですが、なんとなく唇は肌とは別のケアというイメージがあります。

くちびるの荒れは目立ちます
もちろん使うアイテムは肌の部分とは異なるテクスチャーで、脂性成分を使ったもの肌に使う化粧水などと比較すると密着度が高いものにしたほうがよいのですが、美容成分としては肌も唇も同じように紫根を使うことができるのです。
まずは“くちびる美容”のメカニズムについて考えてみましょう。
唇はなぜ荒れるのか?
唇って突然荒れる気がしませんか?
寒い季節に少しカサカサしてきたな、という程度であれば、リップクリームをマメに塗るだけで改善してくることもありますが、理由によっては逆効果のことも。

リップクリームで乾燥予防
唇は皮脂腺がないため、自力で油分をキープする力が足りず、空気が乾燥する時期などは、お肌よりも荒れるのが早くなります。
「でも、一年中、唇の皮が剥けてるの」
という人は、唇が荒れる原因について、しっかり見直す必要があります。
唇が荒れる主な理由は下記の通りです。
1. 乾燥
誰しもが荒れやすい環境が「乾燥」です。
ちょこちょこと剥けてしまった皮は悪化すると割れて血が出てしまったり、見た目にも目立ってしまうため、口紅が綺麗にぬれなくなってしまうなどメイクへの悪影響も。
乾いた空気になる季節の影響もありますが、紫外線をよくあびる、唇をなめるクセがある、口で呼吸をする人なども唇の皮が剥けやすくなる傾向があります。
2. 外部刺激を受けている
唇が乾燥しないように使っているリップクリームが実は合っていないということも。
その他、メイクで使っている口紅やグロスなどが体質に合わなかったり、毎日きちんとクレンジングで落とせていないことで、ダメージが蓄積されてしまっていることもあります。
意外なところでは歯磨き粉が合わなかったという人もいるそうなので、原因がわからずに悩んでいる人は一度ナチュラルなものに変える、または、歯磨き粉を使わずに磨くのを試してみるのもいいかもしれません。
3. 胃腸が疲れている
ストレスや不規則な生活などで胃腸が荒れているときは、唇にも影響が出ることがあります。
荒れているだけではなく、唇が少し腫れていたり熱を持った状態になり、リップクリームが全然役立たないと感じる症状になることもあります。

胃腸が荒れていると肌にダイレクトに出てきます
4. ビタミン不足
唇はビタミン不足の影響がすぐに出やすいパーツです。
特にビタミンB群、ビタミンCが不足していると、お肌と同様に血色が悪くなったり、乾燥したりと美容面でも目立つダメージとなることがあります。
5. 水分不足
最近では美容や胃腸のためにも、毎日しっかり水分を摂りましょう、というのが定説になってきました。
それはお肌だけでなく唇にもとても効果があります。
体内の水分が不足していると、唇にも水分が行き渡らず乾燥してしまいます。
唇ケアに絶対に必要な方法とは
「唇が荒れる原因」が上記に該当する場合には、それぞれの原因に応じた対策をしていくしかありません。

唇の荒れは悩みのタネ
◎「乾燥」が原因の場合
いたってシンプルな考え方ですが、乾燥させないようにすること。
リップクリームをマメに塗る、唇をなめないようにする、鼻呼吸をする、紫外線をよくあびる人は紫外線カットの効果があるリップクリームを選ぶ、など。
◎「刺激」が原因の場合
リップクリームや口紅の見直しをしてみましょう。
今使っているものを使っていなかった期間がどうだったか?など、思い出して比較できると尚いいですね。
またエスニック料理などの辛い食べ物が好きな方も要注意。
唇に辛いものや酸っぱいものが残ってしまうと、刺激物となって唇に影響を及ぼすことがあります。
食事が終わったら汚れが唇に残らないように綺麗に拭き取ることを忘れないこと。
◎「胃腸の荒れ」が原因の場合
この場合は、リップクリームなどの外側のケアではなく、食生活で胃腸に優しい食事にするとか、刺激物を摂らないようにするなど、別の対策が必要です。
東洋医学では上唇が荒れているのは胃が荒れているとき、下唇が荒れているのは腸が荒れているとき、と原因が分かれているそうです。心にとめておくといいかもしれません。
◎「ビタミン不足」が原因の場合
これは一番単純ですね。ビタミンを意識して毎日摂ってください。
ビタミンは多く摂りすぎても体に蓄積できません。適量を毎日摂ること、が大切です。
できるだけ野菜などの自然な食事からが理想ですが、難しいようならサプリメントなどで補給してもいいでしょう。

ビタミン摂取を心がけましょう
◎「水分不足」が原因の場合
ビタミン不足同様、水分も意識して摂りましょう。
水に限らず、お茶などの嗜好品であっても、「水分をたくさん摂ることが苦手」という人もいますが、水分は健康にも必要なことですので、1日に必要な水分補給量は1.5リットルと言われていますので、これくらいの量は目安として意識して摂っていただきたいと思います。
ただし、一日に汗や尿などで排出される水分量は2~2.5リットルと言われていて、軽く1.5リットルを超えています。そのため、残りは食べ物で補うということになります。
食べ物の水分はどれくらいの量が摂れたか意識しにくいため、ドリンク類で最低限目安はクリアできるようにしておきたいですね。
紫根の唇ケアとは
紫根は美肌への効果が優れていることが知られていますが、唇ケアの美容成分としても見直されています。
紫根は荒れた肌を回復させ、炎症を和らげ、潤いを与えて免疫力を高めます。
さらには肌へのダメージが大きい紫外線からも保護する働きがあります。
そのため、皮膚が薄く、外界にさらされやすい唇を守るには実はうってつけの植物成分と言えるのです。

まめなケアが大切
ただ不足している油分を乗せるだけの一時的なケアではなく、つければつけるほど、カサカサやひび割れも解消していけるケアができる紫根は、唇ケアにとてもオススメです。

紫根エキス和漢自然派基礎化粧品
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荒れた唇にうるおいを
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