アトピー咳嗽(がいそう)ってなに?症状や診断方法、正しい治療方法は?

アレルギーが原因で引き起こされる「アトピー性咳嗽(がいそう)」

アトピー咳嗽(がいそう)とは?

アトピー性咳嗽(がいそう)とは、「アトピーが関係していると考えられる咳の症状」のことです。

特徴は以下のような要素です。

  • ゼイゼイという喘鳴(ぜんめい)がなく痰が絡まない乾いた咳が続く(数週間)
  • 呼吸困難を伴わない
  • 就寝時、深夜から早朝、起床時に咳が出やすい
  • 痰に好酸球(アレルギー細胞)の増加がある
  • 気管支拡張薬が効かない
  • アトピー性疾患(アトピー性皮膚炎を含む)にかかっている、もしくはかかったことがあり、アトピー素因(血液中の好酸球が多い、Ige値が高い)がある
  • 家族にアレルギー疾患の人がいる
  • 呼吸機能に異常がない

これらの要因があると「アトピー性咳嗽(がいそう)」と判断されます。

乾いた咳を伴う他の疾患と区別がつきづらく、痰の採取や薬の処方後、症状の継続・改善具合によってはじめて診断されます。

もちろん、個人でアトピー性咳嗽(がいそう)であると判断することはできません。

今までアトピー性の疾患にかかったことがある人、呼吸器に不安を抱える人は誰でも罹患(りかん)する可能性がある身近な疾患です。

咳喘息(せきぜんそく)との違い

喘鳴(ぜんめい)や呼吸困難がなく、乾いた咳が続くのが「アトピー性咳嗽(がいそう)」の特徴ですが、同じような特徴がある疾患に「咳喘息(せきぜんそく)」があります。

咳が出やすい時間も夜中から早朝、寝る前や起床時とアトピー性咳嗽(がいそう)と似ていますし、痰が絡まない乾いた咳が出るという点も同じです。

症状だけでは二つの疾患の違いが分かりづらく、個人で区別することはできないと言ってよいでしょう。

この2つの疾患の最大の違いは、アトピー性咳嗽(がいそう)の場合は気管支拡張薬が効かないこと。

気管支拡張薬を処方されたのち、咳が改善しなかった場合にアトピー性咳嗽(がいそう)を疑われます。

すべての医師が同じ診断を下すわけではありませんが、咳喘息(せきぜんそく)と区別する際はこの「気管支拡張薬」が最大の目安と言ってよいでしょう。

他にもヒスタミンH1-拮抗薬(きっこうやく)やステロイド剤が有効であること、気管や気管支の「好酸球(こうさんきゅう)」というアレルギー細胞による炎症があり、末梢気道まで炎症が生じていないことなどを合わせて「アトピー性咳嗽(がいそう)」と判断されます。

つまり、咳喘息(せきぜんそく)とアトピー性咳嗽(がいそう)は、診断と治療を進めて初めて区別できるということです。

判断が難しいという医師もいるぐらいですので個人で勝手に判断してしまうのは危険ですし、完治を遅くしてしまいますので、咳が続く場合は早めに病院に行き、医師の診断を受けましょう。

アトピー性咳嗽(がいそう)ってどんな病気?

どんな人がアトピー性咳嗽(がいそう)になりやすいの?

アトピー性咳嗽(がいそう)になりやすいと言われているのは、女性と子供、特にアトピー素因のある人や中年の女性です。

アトピー性の疾患は小さいときから罹患(りかん)しているイメージがあるかもしれませんが、決してそれだけではないということですね。

体調が変化しやすい閉経後の女性や、アトピー素因のある人、呼吸器に不安がある子供などは注意が必要と言えます。

アトピー素因として挙げられるのは以下のような項目です。

  • アレルゲン(アレルギー物質)の皮内テストが陽性
  • アレルギー疾患の既往歴がある
  • 血液中の好酸球(こうさんきゅう)、Ige値が高い

これらに当てはまる人は「アトピー素因がある」と言えます。

アレルギー疾患にはアトピー性皮膚炎も含まれており、必ずしも呼吸器疾患とは限りません。

血液中の好酸球(こうさんきゅう)やIge値は調べてみないとわかりませんので、アレルギー素因が気になる人は病院で調べてもらいましょう。

体調がすぐれない時や体質が変わったと感じた時にアトピー素因を調べておくのがおすすめです。

アトピー咳嗽(がいそう)の診断基準は?

アトピー性咳嗽(がいそう)は、前述したように喘鳴(ぜんめい)のない咳が続く期間、アトピー性疾患の既往歴などを総合的に診て判断されます。

しかし「長く続く咳=アトピー性咳嗽or咳喘息」というわけではありません。

肺疾患や百日咳(ひゃくにちぜき)、場合によっては腫瘍(しゅよう)などを疑わなければいけませんから、勝手に判断してはいけません。

気管支拡張薬が無効であることがアトピー性咳嗽(がいそう)の最大の特徴ですので、必ず医師に症状を説明し、治療を開始してから判断してもらいましょう。

最初の診療では判断できない場合も多いので、そこは辛抱強く通院することが大切です。

アトピー咳嗽(がいそう)を治すためには

基本は病院でもらう薬による治療

アトピー性咳嗽(がいそう)は、病院で処方された薬やステロイド吸入剤を治療として使用します。

入院や手術といった処置は必要なく、自宅から通院しながら治療を受けられますが最初から「アトピー性咳嗽(がいそう)」と診断されることは少なく、長く続く咳の治療に使う複数の薬を使いながら診断していきます。

咳喘息(せきぜんそく)にそなえた「気管支拡張薬」、アトピー性咳嗽(がいそう)にそなえた他の薬やステロイド吸入剤など複数の薬を最初に処方される場合もあります。

アトピー咳嗽(がいそう)が完治するまでの期間は?

アトピー性咳嗽(がいそう)が完治するまでの期間は数週間から数か月といったところですが、長引く場合もあり、中には完治までに数か月から数年を要する場合があります。

アレルギー反応の強さや生活環境によって完治までの期間が左右されるため、罹患後の生活環境改善も完治のための大切な要素です。

私の知人はアトピー性咳嗽(がいそう)で長く苦しんでいましたが、長く使用していたカーペットや布団をすべて買い替え、掃除を徹底すると咳がぴたりと収まっていました。

やはり呼吸器の疾患ですので、アレルギーの元にもなる「ダニ・ほこり」はよくないものなのですね。

薬を処方されても治りが遅いと感じる場合、まずは環境を改善しましょう。

アトピー咳嗽(がいそう)を予防するには

日頃の生活環境を見直す

アトピー性咳嗽(がいそう)は正しく治療することで改善する病気です。

ただし、生活習慣を見直さず今のままの生活を続けていると再発の可能性が高くなってしまいますから、必ず生活を見直しましょう。

アレルギー体質の人は、部屋をきれいに掃除し、ダニやほこりが常駐するような環境をなくすこと。

そして規則正しい生活を送ることが予防につながります。

また、自分のアレルギー反応を調べておき、どのアレルゲンに弱い体質なのかを把握しておくことも大切です。

再発した場合はどうする?

アトピー性咳嗽(がいそう)は再発する場合があります。

咳が止まらない症状が再び出てきた場合は、同じように病院で診断してもらいましょう。

再発した場合も正しく治療すれば完治に向かいますので、嘆く必要はありません。

注意したいのは、治療を自己判断で勝手にやめないこと。

症状が改善したからと言って通院や投薬をやめてしまうと、ぶり返す場合もあります。

再発した場合は症状が理解しやすいと思いますが、必ず医師から治療完了と言われるまで通院してください。

一度アトピー性咳嗽(がいそう)に罹患(りかん)すると再発しやすいという医師もいますので、ちょっとした咳でも必ず病院で診断してもらいましょう。

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